From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Sat Apr 16 13:50:15 2016 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 5F59DB10592 for ; Sat, 16 Apr 2016 13:50:15 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from dec.sakura.ne.jp (dec.sakura.ne.jp [210.188.226.8]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 2A8B117F7 for ; Sat, 16 Apr 2016 13:50:14 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from fortune.joker.local (123-48-23-227.dz.commufa.jp [123.48.23.227]) (authenticated bits=0) by dec.sakura.ne.jp (8.15.2/8.15.2/[SAKURA-WEB]/20080708) with ESMTPA id u3GDo6DR041346 for ; Sat, 16 Apr 2016 22:50:07 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Sat, 16 Apr 2016 22:50:06 +0900 From: Tomoaki AOKI To: freebsd-users-jp@freebsd.org Message-Id: <20160416225006.55302c6a18b888e8f3502b8b@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: <66900435-0752-0825-7cd4-4177ad3d73aa@nifty.com> References: <20160416105441.5E06728429@kcesx30.koganemaru.co.jp> <66900435-0752-0825-7cd4-4177ad3d73aa@nifty.com> Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.5.0 (GTK+ 2.24.29; amd64-portbld-freebsd10.3) Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit Subject: [FreeBSD-users-jp 95757] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJVEhPCVGJSMlNyVnJXMkLBsoQiAyIBskQiREGyhC?= =?iso-2022-jp?b?GyRCOm4kbCReJDskcxsoQg==?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.21 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sat, 16 Apr 2016 13:50:15 -0000 青木@名古屋です。 ちょっと補足すると、サブコマンドがcreateなので混乱を招いている気もしま すが、このサブコマンドはイメージ的にはその物理ドライブ(HDDなりSSDなり) の【パーティション管理方法】を何にするか」を宣言すると捉えると理解し易い かもしれません。 上記もふまえて考えれば、「物理ドライブが1台なのか2台なのか」によって 答えが変わりますが、  2台の場合: 2台目のドライブ(/dev/ada1となる筈のもの)が認識されて        いません。 ドライブ・ケーブル・インターフェースの        いずれかが壊れているか接続不良です。  1台の場合: GPTの仕様に適合した手段ではada1を作ることは不可能です。        裏技的に作ったとしても、OS起動時やgpartその他のパーティ        ション操作ツールで操作を試みた途端に【論理的に】クラッシュ        する可能性が極めて高く、危険です。 なお、裏技的な対応だと、恐らくまともなOSやファームウェアからはada1相当が 認識できないと思います。(GPTの仕様上、不正もしくは不定ですので...)。  ※【壊れた】ドライブからのサルベージ用等の特殊なシステムなら認識しない   筈はないと思いますが。 MBRだとスライス(BIOSの認識するパーティション)が最大4つで伝統的な Unix系パーティション分割を行うには足りないためスライスの中を分割して 使う(DOSやWindozeの論理パーティションと似たような)仕組みになって おり、複数スライスにFreeBSDをインストールして一方を常用、一方をレス キュー用に使うという構成もあったかと思いますが、GPTではパーティション数 の制約が大幅に緩和されたため直接使うようになっています。 ただ、現状ではgptbootはドライブ内の起動可能なUFSのうち最も先頭側のパー ティション、gptzfsbootでは同じく最も先頭側のZFSプールからしか起動でき ない制約があります。  ※UEFIの場合、基本root on ZFSにしておきつつ起動可能なUFSも用意して   おけば、ZFSの/boot/loader.efiを削除するかリネームすることでUFS側   から起動するようになりますが、戻すにはZFS側の/boot/loader.efiを   リストアする必要があります。 又は、     https://bugs.freebsd.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=207940   の野中さんのパッチを当てたboot1.efiを使うか、という手もあります。 On Sat, 16 Apr 2016 20:07:11 +0900 岡部 勝幸 wrote: > 岡部です。 > > > ada1 が作れないというのは、 > > > > gpart create -s gpt ada1 > > > > でエラーになるので、ada1 が作られていないということです。 > > 当然次のようにエラーとなります。 > > 誤解があるようですが > > gpart create -s gpt ada1 > > で /dev/ada1 が作られたりはしません。 > > gpart create -s gpt ada1 > > で行われるのは(存在する) /dev/ada1 に GPT の管理領域を作ることです。 > /dev/adaN を作りたいのであればSATA接続のストレージデバイスを増設してくだ > さい。 > > /dev/ada1に対応するSTAT接続のストレージデバイスを増設済みなのに > /dev/ada1がないという事であれば gpart でエラーが起きるのとは別の話です。 > > ---- > 岡部 勝幸 > _______________________________________________ > freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list > https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp > To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscribe@freebsd.org" > -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI] junchoon@dec.sakura.ne.jp