Date: Tue, 1 Nov 2022 12:47:12 +0900 From: Satoshi Togawa <freebsdusersjp@t11i.jp> To: freebsd-users-jp@freebsd.org Subject: =?UTF-8?B?UmU6IEZyZWVCU0Qg44GnIGRiNSAtPiBkYjE4IOOBmeOCiw==?= Message-ID: <aa0d9dc2-499d-bde0-99f6-ed7f2fb22bc7@t11i.jp> In-Reply-To: <20221101.115803.1246310639758878059.ish@amail.plala.or.jp> References: <CALDx8qV6%2BBgRRAK0ckHm8k9xT-=LPj9Y0ZJ6aXYAG%2B6qS25Hzw@mail.gmail.com> <15CDD3E9-4FEF-41F1-887A-E4316BA41EFB@gmail.com> <20221101.115803.1246310639758878059.ish@amail.plala.or.jp>
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戸川と申します。 私も長年、option BDB 付きのcyrus-sasl2を使い続けておりまして、 この前いろいろと調べたところ、 「sasldbを Berkeley DB から pkg で標準のndbm (= option BDB1) に 変換する」 という方法で、db5を使わない運用に移行できたので、 参考になるかと思い投稿します。 RedHat系のLinuxには、「cyrusbdb2current」という独自のコマンドが あるようです。 このコマンドは、 「cyrus-saslのbdb形式のsasldbを、現在インストールされている cyrus-saslの形式のsasldbに変換する」 という機能をもつようです。 https://fedoraproject.org/wiki/Change/CyrusSaslBerkeleyDBtoGdbm このコマンドが追加されたときの差分が以下になります。 https://src.fedoraproject.org/rpms/cyrus-sasl/pull-request/3#_1__10 以下の作業を行いました。 1. cyrus-sasl2パッケージをアンインストールする。 2. pkgやportsから、有効にしたいオプションを含んだcyrus-sasl2を インストールする。 (私はpkgのデフォルトのものをインストールしました) 3. この差分中の新規ファイル「bdb2current.c」を取り出す。 4. 3.で取り出したファイルをコンパイル・リンクする。 (sasl等のヘッダ・ライブラリを参照できるようにする必要がある) 5. 4.でできた実行ファイルを実行し、新しい形式のsasldbファイルを作る。 以上で作成したsasldb2ファイルを/usr/local/etc/sasldb2.db として 置いたところ、cyrus-imapdでのユーザー認証が行えました。 参考になれば幸いです。 On 2022/11/01 11:58, Masachika ISHIZUKA wrote: > 竹内様、内藤様 > > 石塚@杉並です。 > 私も[bug 26152]がなかなか進展しないので、気にしながらもdb5を使 > い続けているので貴重な情報をありがとうございます。 > 現時点では、db5に重大な脅威はないだろうと思って、未だにdb5を使 > い続けていますが、有事の際にはこの情報を活用させていただきます。
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