From owner-svn-doc-head@FreeBSD.ORG Wed May 28 10:13:30 2014 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [8.8.178.115]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 48A55C62; Wed, 28 May 2014 10:13:30 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 2A1C324DD; Wed, 28 May 2014 10:13:30 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org ([127.0.1.70]) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8) with ESMTP id s4SADTY0078459; Wed, 28 May 2014 10:13:29 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8/Submit) id s4SADTos078458; Wed, 28 May 2014 10:13:29 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201405281013.s4SADTos078458@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Wed, 28 May 2014 10:13:29 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r44969 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Mailman-Approved-At: Wed, 28 May 2014 11:43:03 +0000 X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.18 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 28 May 2014 10:13:30 -0000 Author: ryusuke Date: Wed May 28 10:13:29 2014 New Revision: 44969 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/44969 Log: - Merge the following from the English version: r44735 -> r44736 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Tue May 27 21:04:53 2014 (r44968) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Wed May 28 10:13:29 2014 (r44969) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r44735 + Original revision: r44736 $FreeBSD$ --> これらを配慮し、アップグレードの推奨手順が作られました。 - make を実行したときの出力は、 - ファイルに保存すると良いでしょう。 - 何か障害が発生した場合には、エラーメッセージのコピーを - &os; メーリングリストに投稿してください。 - - ファイルに保存する最も簡単な方法は、script - コマンドを使い、 - 引数として出力の保存先のファイル名を指定することです。 - /tmp に出力を保存しないようにしてください。 - このディレクトリは、次の再起動で削除されてしまう可能性があります。 - 出力の保存には、/var/tmp が適しています。 - 次のコマンドを world の構築の直前に行ない、再構築が終了したら - exit と入力してください。 + make を実行したときの出力は、 + ファイルに保存すると良いでしょう。 + 何か障害が発生した場合には、エラーメッセージのコピーを + &os; メーリングリストに投稿してください。 + + ファイルに保存する最も簡単な方法は、script + コマンドを使い、 + 引数として出力の保存先のファイル名を指定することです。 + /tmp に出力を保存しないようにしてください。 + このディレクトリは、次の再起動で削除されてしまう可能性があります。 + 出力の保存には、/var/tmp が適しています。 + 次のコマンドを world の構築の直前に行ない、再構築が終了したら + exit と入力してください。 - &prompt.root; script /var/tmp/mw.out + &prompt.root; script /var/tmp/mw.out Script started, output file is /var/tmp/mw.out @@ -1824,7 +1824,7 @@ Script started, output file is /var/tmp/ ファイルの更新時間や所有者などを保存する と共に実行してください。 - &prompt.root; cp -Rp /etc /etc.old + &prompt.root; cp -Rp /etc /etc.old mergemaster を実行すると、 / を起点とした一時的なルート環境を構築し、 @@ -2329,88 +2329,88 @@ Building everything.. NFS の使い方の詳細については、 をご覧下さい。 - まず初めに、同じバイナリで動かそうとするマシンたちを決めます。 - このマシンたちのことをビルドセットと呼びます。 - それぞれのマシンはカスタムカーネルを持っているかもしれませんが、 - 同じユーザランドバイナリを動かそうというのです。 - このビルドセットから、 - ビルドマシンとなるマシンを 1 台選びます。 - ベースシステムとカーネルを構築するのはこのマシンになります。 - 理想的には、このマシンは make buildworld - と make buildkernel - を実行するのに十分な CPU - を持った速いマシンであるべきです。 + まず初めに、同じバイナリで動かそうとするマシンたちを決めます。 + このマシンたちのことをビルドセットと呼びます。 + それぞれのマシンはカスタムカーネルを持っているかもしれませんが、 + 同じユーザランドバイナリを動かそうというのです。 + このビルドセットから、 + ビルドマシンとなるマシンを 1 台選びます。 + ベースシステムとカーネルを構築するのはこのマシンになります。 + 理想的には、このマシンは make buildworld + と make buildkernel + を実行するのに十分な CPU + を持った速いマシンであるべきです。 - テストマシン - となるべきマシンも選んでください。 - 更新されたソフトウェアを使う前にそのマシンでテストするのです。 - テストマシンはかなり長い時間落ちていても - だいじょうぶなマシンであったほうがいいでしょう。 - ビルドマシンでもかまいませんが、 - ビルドマシンである必要はありません。 - - このビルドセットのマシンはすべて - /usr/obj と - /usr/src - をビルドマシンから FTP - 経由でマウントする必要があります。 - ビルドセット自体が複数ある場合は、 - /usr/src - はひとつのビルドマシン上にあるべきです。 - 他のマシンからはそれを NFS - マウントするようにしましょう。 - - ビルドセットのすべてのマシン上の - /etc/make.conf と - /etc/src.conf - がビルドマシンと一致していることを確認してください。つまり、 - ビルドマシンはビルドセットのどのマシンもインストールしようとしている - ベースシステムを全部ビルドしなければならないということです。 - また、各ビルドマシンは /etc/make.conf - にそれぞれのビルドマシンのカーネル名を - KERNCONF で指定し、 - ビルドマシンは自分自身のカーネルから順に全部のカーネル名を - KERNCONF にリストアップしてください。 - ビルドマシンは各マシンのカーネル設定ファイルを /usr/src/sys/arch/conf - に持っていなければなりません。 - - ビルドマシンにて、 - - に書いてあるようにカーネルとベースシステムを構築してください。 - でも、まだビルドマシンにはインストールしないでください。 - そのかわり、 - ビルドしたカーネルをテストマシンにインストールしてください。 - FTP 経由で - /usr/src および /usr/obj - をテストマシンにマウントしてください。 - その後、shutdown now - を実行してシングルユーザモードに移行し、 - 新しいカーネルとベースシステムをインストールし、 - いつもするように - mergemaster を実行してください。 - 終わったら、再起動して通常のマルチユーザ動作に戻します。 - - テストマシンにあるものすべてがちゃんと動いている確信が得られたら、 - 同じ手順でビルドセットの他のマシンにも新しいソフトウェアをインストールします。 - - ports ツリーにも同じ方法が使えます。 - 最初のステップは、 - ビルドセットのすべてのマシンが NFS 経由で - /usr/ports をマウントすることです。 - そして、distfiles を共有するように - /etc/make.conf を設定します。 - NFS マウントによってマップされる - root - ユーザが何であれ、DISTDIR - はそのユーザが書き込める共通の共有ディレクトリに設定する必要があります。 - ports をローカルでビルドする場合には、 - 各マシンは WRKDIRPREFIX - を自分のマシンのビルドディレクトリに設定しなければなりません。 - また、ビルドシステムが packages - をビルドしてビルドセットのコンピュータに配布するのであれば、 - DISTDIR と同じようにビルドシステム上の - PACKAGES - ディレクトリも設定してください。 + テストマシン + となるべきマシンも選んでください。 + 更新されたソフトウェアを使う前にそのマシンでテストするのです。 + テストマシンはかなり長い時間落ちていても + だいじょうぶなマシンであったほうがいいでしょう。 + ビルドマシンでもかまいませんが、 + ビルドマシンである必要はありません。 + + このビルドセットのマシンはすべて + /usr/obj と + /usr/src + をビルドマシンから FTP + 経由でマウントする必要があります。 + ビルドセット自体が複数ある場合は、 + /usr/src + はひとつのビルドマシン上にあるべきです。 + 他のマシンからはそれを NFS + マウントするようにしましょう。 + + ビルドセットのすべてのマシン上の + /etc/make.conf と + /etc/src.conf + がビルドマシンと一致していることを確認してください。つまり、 + ビルドマシンはビルドセットのどのマシンもインストールしようとしている + ベースシステムを全部ビルドしなければならないということです。 + また、各ビルドマシンは /etc/make.conf + にそれぞれのビルドマシンのカーネル名を + KERNCONF で指定し、 + ビルドマシンは自分自身のカーネルから順に全部のカーネル名を + KERNCONF にリストアップしてください。 + ビルドマシンは各マシンのカーネル設定ファイルを /usr/src/sys/arch/conf + に持っていなければなりません。 + + ビルドマシンにて、 + + に書いてあるようにカーネルとベースシステムを構築してください。 + でも、まだビルドマシンにはインストールしないでください。 + そのかわり、 + ビルドしたカーネルをテストマシンにインストールしてください。 + FTP 経由で + /usr/src および /usr/obj + をテストマシンにマウントしてください。 + その後、shutdown now + を実行してシングルユーザモードに移行し、 + 新しいカーネルとベースシステムをインストールし、 + いつもするように + mergemaster を実行してください。 + 終わったら、再起動して通常のマルチユーザ動作に戻します。 + + テストマシンにあるものすべてがちゃんと動いている確信が得られたら、 + 同じ手順でビルドセットの他のマシンにも新しいソフトウェアをインストールします。 + + ports ツリーにも同じ方法が使えます。 + 最初のステップは、 + ビルドセットのすべてのマシンが NFS 経由で + /usr/ports をマウントすることです。 + そして、distfiles を共有するように + /etc/make.conf を設定します。 + NFS マウントによってマップされる + root + ユーザが何であれ、DISTDIR + はそのユーザが書き込める共通の共有ディレクトリに設定する必要があります。 + ports をローカルでビルドする場合には、 + 各マシンは WRKDIRPREFIX + を自分のマシンのビルドディレクトリに設定しなければなりません。 + また、ビルドシステムが packages + をビルドしてビルドセットのコンピュータに配布するのであれば、 + DISTDIR と同じようにビルドシステム上の + PACKAGES + ディレクトリも設定してください。