From owner-svn-doc-all@freebsd.org Thu Dec 24 16:10:25 2015 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 2AEF7A512D1; Thu, 24 Dec 2015 16:10:25 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org (repo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id E55A91393; Thu, 24 Dec 2015 16:10:24 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org ([127.0.1.37]) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2) with ESMTP id tBOGAO30015744; Thu, 24 Dec 2015 16:10:24 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: (from ryusuke@localhost) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2/Submit) id tBOGAOpU015743; Thu, 24 Dec 2015 16:10:24 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Message-Id: <201512241610.tBOGAOpU015743@repo.freebsd.org> X-Authentication-Warning: repo.freebsd.org: ryusuke set sender to ryusuke@FreeBSD.org using -f From: Ryusuke SUZUKI Date: Thu, 24 Dec 2015 16:10:24 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r47904 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.20 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Thu, 24 Dec 2015 16:10:25 -0000 Author: ryusuke Date: Thu Dec 24 16:10:23 2015 New Revision: 47904 URL: https://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/47904 Log: - Merge the following from the English version: r40897 -> r42014 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Wed Dec 23 15:42:13 2015 (r47903) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Thu Dec 24 16:10:23 2015 (r47904) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r40897 + Original revision: r42014 $FreeBSD$ --> @@ -75,27 +75,29 @@ という用語でオペレーティングシステムをロードする機構のことを指していたのですが、 いまはこれを縮めて ブート (起動) と言います。 - BIOS + BIOS 基本入出力システム (Basic Input/Output System) - BIOS + BIOS x86 ハードウェアでは、基本入出力システム - (Basic Input/Output System: BIOS) + (Basic Input/Output System: BIOS) にオペレーティングシステムをロードする責任があります。 オペレーティングシステムをロードするために、 - BIOS がハードディスク上のマスターブートレコード - (Master Boot Record: MBR) を探します。 - MBR はハードディスク上の特定の場所になければなりません。 - BIOS には MBR をロードし起動するのに十分な知識があり、 + BIOS がハードディスク上のマスターブートレコード + (Master Boot Record: MBR) を探します。 + MBR + はハードディスク上の特定の場所になければなりません。 + BIOS には MBR + をロードし起動するのに十分な知識があり、 オペレーティングシステムをロードするために必要な作業の残りは、 - 場合によっては BIOS の助けを得た上で - MBR が実行できることを仮定しています。 + 場合によっては BIOS の助けを得た上で + MBR が実行できることを仮定しています。 - マスターブートレコード - (Master Boot Record: MBR) + マスターブートレコード (Master Boot Record: + MBR) ブートマネージャ (Boot Manager) @@ -103,28 +105,30 @@ ブートローダ (Boot Loader) - MBR 内部のコードは、 + MBR 内部のコードは、 通常ブートマネージャと呼ばれます。 とりわけユーザとの対話がある場合にそう呼ばれます。 その場合は、通常もっと多くのブートマネージャのコードが、 ディスクの最初のトラック - または OS のファイルシステム上におかれます - (ブートマネージャはブートローダ + またはオペレーティングシステムのファイルシステム上におかれます + ブートマネージャはブートローダ と呼ばれることもありますが、 - &os; はこの言葉を起動のもっと後の段階に対して使います)。 - よく使われるブートマネージャには、 - boot0 (Boot Easy - とも呼ばれる &os; 標準のブートマネージャ), + &os; はこの言葉を起動のもっと後の段階に対して使います。 + よく使われるブートマネージャには、Boot Easy + とも呼ばれる &os; 標準のブートマネージャの + boot0, Grub, GAG や - LILO 等があります - (MBR 内に収まるのは boot0 だけです)。 + LILO 等があります。 + MBR 内に収まるのは + boot0 だけです。 ディスク上にインストールされているオペレーティングシステムが - 1 つであれば、標準の PC MBR で十分です。 - この MBR はディスク上の最初の起動可能な (アクティブな) スライスを探し、 + 1 つであれば、標準の PC MBR で十分です。 + この MBR はディスク上の最初の起動可能な + (アクティブな) スライスを探し、 そのスライスにあるコードを起動してオペレーティングシステムの残りをロードします。 - デフォルトで &man.fdisk.8; がインストールする MBR - は、このような MBR です。/boot/mbr + デフォルトで &man.fdisk.8; がインストールする MBR + は、このような MBR で、/boot/mbr を基にしています。 ディスク上に複数のオペレーティングシステムが存在しているのなら、 @@ -134,7 +138,7 @@ 次の節では 2 つのブートマネージャについて説明します。 &os; のブートストラップシステムの残りは 3 段階に分かれます。 - 第 1 ステージは MBR によって起動されるもので、 + 第 1 ステージは MBR によって起動されるもので、 MBR は計算機を特定の状態にするために必要なことだけ知っていて、 第 2 ステージを起動します。 第 2 ステージでは、第 3 ステージを起動する前に、 @@ -147,7 +151,7 @@ &os; はより柔軟なローダ (loader) を提供しているのです。 カーネル (kernel) - init + &man.init.8; その後カーネルが起動し、デバイスの検出と初期化を開始します。 そしてカーネルの起動が終わると、制御はユーザープロセスの @@ -168,9 +172,10 @@ ブートマネージャ マスターブートレコード - (MBR) + (MBR) - MBR やブートマネージャのコードは起動プロセスの第 + MBR + やブートマネージャのコードは起動プロセスの第 0 ステージと呼ばれることがあります。 この節では 2 つのブートマネージャ、 boot0LILO @@ -180,10 +185,11 @@ ブートマネージャ &os; のインストーラや &man.boot0cfg.8; - がインストールする MBR は、 + がインストールする MBR は、 /boot/boot0 を基にしています。 boot0 のサイズと機能は、 - スライステーブルおよび MBR 末尾の識別子 0x55AA + スライステーブルおよび MBR + 末尾の識別子 0x55AA のため、446 バイトの大きさに制限されます。もし、 boot0 と複数のオペレーティングシステムをインストールした場合、 @@ -200,20 +206,25 @@ Default: F2 他のオペレーティングシステム、特に &windows; は、 - &os; の後にインストールを行うと、既存の MBR を上書きしてしまいます。 + &os; の後にインストールを行うと、既存の MBR + を上書きしてしまいます。 もしそうなってしまったら、 - もしくは既存の MBR を &os; の MBR で置き換えたいのなら、 + もしくは既存の MBR を &os; の + MBR で置き換えるには、 次のコマンドを使ってください。 &prompt.root; fdisk -B -b /boot/boot0 device device は起動するデバイス名で、 - たとえば 1 番目の IDE ディスクは ad0、 - 2 番目の IDE コントローラに接続されている 1 番目の IDE ディスクは - ad2、1 番目の SCSI ディスクは - da0 などとなります。 - MBR の設定をカスタマイズしたい場合は、&man.boot0cfg.8; - を参照してください。 + たとえば 1 番目の IDE ディスクは + ad0、2 番目の IDE + コントローラに接続されている 1 番目の IDE + ディスクは ad2、 + 1 番目の SCSI ディスクは + da0 + などとなります。 + MBR の設定をカスタマイズしたい場合は、 + &man.boot0cfg.8; を参照してください。 LILO ブートマネージャ @@ -252,14 +263,13 @@ label=FreeBSD ステージはハードディスクの同じ領域上の同一のプログラムの部分部分です。 スペースの制約のため 2 つに分割されていますが、 いつも一緒にインストールされます。 - インストーラまたは bsdlabel - は、両者を 1 つにまとめた + インストーラまたは &man.bsdlabel.8; は、両者を 1 つにまとめた /boot/boot をコピーします。 第 1 ステージと第 2 ステージは、ファイルシステムの外部、 起動スライスの最初のトラックに置かれ、 先頭が最初のセクタにきます。 - boot0 + boot0 () またはその他のブートマネージャは、 起動プロセスを続けるために必要なプログラムがそこにあると想定しています。 使用されるセクタの数は、/boot/boot @@ -277,8 +287,8 @@ label=FreeBSD これは &os; のファイルシステム上でファイルを見つける機能を持ち、 実行するカーネルやローダを指定するための簡単なインタフェースを提供します。 - boot2 により起動される - ローダ (loader) + しかしながら boot2 により起動される + &man.loader.8; はさらに高機能で、起動設定が行なえる手段を提供します。 @@ -297,7 +307,7 @@ boot: diskslice は起動するディスクとスライスで、 - たとえば最初の IDE ディスクの 1 番目のスライスは + たとえば最初の IDE ディスクの 1 番目のスライスは ad0s1 となります。 @@ -583,9 +593,9 @@ boot: ひとつは、レガシーなバーチャルコンソールコマンドライン環境です。 システムの起動が終わったら、 コンソールにログインプロンプトが表示されます。 - 2 つ目の環境は、Xorg - により提供されるグラフィカル環境です。 - Xorg の章では、 + 2 つ目の環境は、 + で説明されているグラフィカル環境です。 + では、 グラフィカルディスプレイマネージャやグラフィカルログインマネージャのインストールおよび設定方法について説明しています。 @@ -603,8 +613,8 @@ boot: もう少し大きなイメージを使いたい場合には、 システムの起動時に VESA モジュールをロードしてください。 - カスタムカーネル - に対しては、VESA + + で説明されるカスタムカーネルに対しては、VESA カーネルコンフィグレーションオプションを追加してください。 VESA のサポートをロードすることで、 フルスクリーンでスプラッシュスクリーンを表示できるようになります。 @@ -739,11 +749,10 @@ bitmap_name="/boot/splash.b 起動時の応答 - カーネルがデフォルトの - ローダ - もしくはローダを迂回して boot2 - によって読み込まれると、起動フラグが調べられます。 - もし起動フラグがあれば、それに応じて動作が調整されます。 + カーネルがデフォルトのローダ () + もしくはローダを迂回して boot2 () によって読み込まれると、 + 起動フラグが調べられ、それに応じて動作が調整されます。 カーネル起動フラグ @@ -830,9 +839,9 @@ bitmap_name="/boot/splash.b と呼ばれることがあります。device hints はデバイスを設定するためにデバイスドライバが使用します。 - device hints は ステージ 3 - ブートローダ プロンプトでも設定できます。変数は - set を用いて追加したり、 + で説明されているように + device hints はステージ 3 ブートローダプロンプトでも設定できます。 + 変数は set を用いて追加したり、 unset を用いて削除できます。 show を用いて一覧を見ることもできます。 /boot/device.hints に設定されている変数は、 @@ -908,7 +917,7 @@ bitmap_name="/boot/splash.b init: プロセス制御の初期化 - init + &man.init.8; カーネルの起動が完了すると、&man.init.8; @@ -925,9 +934,8 @@ bitmap_name="/boot/splash.b もしそれに問題があって &man.fsck.8; が UFS ファイルシステムの不一致を修復できなければ、 管理者が問題を直接解決できるように、 - &man.init.8; はシステムを - シングルユーザモード - へと移行させます。 + &man.init.8; はシステムをシングルユーザモード + () へと移行させます。 @@ -936,14 +944,13 @@ bitmap_name="/boot/splash.b シングルユーザモード コンソール (console) - このモードには、自動再起動の処理中か、 + このモードには、自動再起動の処理中 () か、 ユーザが起動時に を指定した場合、 - あるいは loader で - boot_single + あるいは &man.loader.8; で boot_single 変数を設定することによって移行します。 - マルチユーザモード + マルチユーザモード () から または なしで &man.shutdown.8; を呼び出すことでもこのモードに移行できます。 @@ -986,14 +993,13 @@ console none マルチユーザモード &man.init.8; がファイルシステムが正常であると判断するか、 - ユーザがシングルユーザモード + ユーザがシングルユーザモード () でのコマンドを終了すると、 システムはマルチユーザモードへ移行し、 リソースの設定を始めます。 - リソース設定 (rc) + リソース設定 rc ファイル群 リソース設定システムはデフォルト設定を @@ -1018,7 +1024,7 @@ console none シャットダウン動作 - shutdown + &man.shutdown.8; &man.shutdown.8; @@ -1037,7 +1043,7 @@ console none &man.shutdown.8; を実行するには、 root であるか、operator - グループのメンバでなければなりません。&man.halt.8; や + のメンバでなければなりません。&man.halt.8; や &man.reboot.8; を利用することもできます。 より多くの情報を知るために、それらのマニュアルページや &man.shutdown.8; を参照してください。