Date: Mon, 13 Aug 2012 09:07:35 +0000 (UTC) From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r39369 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users Message-ID: <201208130907.q7D97ZEl016065@svn.freebsd.org>
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Author: ryusuke Date: Mon Aug 13 09:07:35 2012 New Revision: 39369 URL: http://svn.freebsd.org/changeset/doc/39369 Log: - Merge the following from the English version: r10428 -> r11372 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Submitted by: Hiroo Ono <hiroo _at_ jp dot FreeBSD dot org> Reference: [doc-jp-work 1890] Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Mon Aug 13 08:39:22 2012 (r39368) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Mon Aug 13 09:07:35 2012 (r39369) @@ -2,7 +2,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r10428 + Original revision: r11372 $FreeBSD$ --> @@ -25,7 +25,12 @@ <para>FreeBSD は、複数のユーザが同時にコンピュータを使えるようにします。 もちろん、 - スクリーンとキーボードの前に一度に座れるのはその中の一人だけですが、 + スクリーンとキーボードの前に一度に座れるのはその中の一人だけですが + <footnote> + <para>複数の端末を接続しない限りはですが、 + それは <xref linkend="serialcomms"> + にとっておきましょう。</para> + </footnote>、 ユーザは何人でもネットワークを通してログインして作業できます。 システムを使うためには、 どのユーザもアカウントがなければなりません。</para> @@ -114,7 +119,7 @@ <listitem> <para>UID は、システムがユーザを一意に識別するための 0 から - 65535 の間の数値です。FreeBSD 内部ではユーザの識別に UID + 65535 の間の数値です。内部的には、FreeBSD はユーザの識別に UID を使っています。ユーザ名を指定できる FreeBSD のコマンドは、 どれもユーザ名を UID に変換してから扱っています。 これは、同じ UID @@ -191,6 +196,8 @@ システム中のディレクトリへのフルパスです。 一般的な慣習は、すべてのユーザのホームディレクトリを <filename>/home/<replaceable>username</replaceable></filename> + か + <filename>/usr/home/<replaceable>username</replaceable></filename> の下に置くことです。 ユーザは、個人のファイルをホームディレクトリや、 その下に作成するディレクトリに保存します。</para> @@ -345,19 +352,44 @@ <primary>アカウント</primary> <secondary>変更</secondary> </indexterm> - <para><command>pw</command> - は、強力で柔軟性に富むアカウント情報の変更ツールです。 - しかし、業務の多くでは、 - <command>adduser</command> または - <command>rmuser</command> - を、それぞれ新しいアカウントをつくる場合と、 - アカウントを削除する場合に使うことが推奨されています。</para> - - <para><command>chpass</command> を使うことで、 - システム管理者、通常のユーザはパスワード、シェル、 - その他の個人情報を変更することができます。 - パスワードを変更したいだけなら、 - <command>passwd</command> コマンドの方が早いです。</para> + + <para>Unix 環境では、 + ユーザアカウントを操作するのにさまざまなコマンドが使えます。 + もっとも一般的なコマンドを以下に示し、 + それに続いて詳しい使用例を示します。</para> + + <informaltable> + <tgroup cols="2"> + <thead> + <row> + <entry>コマンド</entry> + <entry>要約</entry> + </row> + </thead> + <tbody> + <row> + <entry><command>adduser</command></entry> + <entry>コマンドラインからユーザを追加するための推奨アプリケーション</entry> + </row> + <row> + <entry><command>rmuser</command></entry> + <entry>コマンドラインからユーザを削除するための推奨アプリケーション</entry> + </row> + <row> + <entry><command>chpass</command></entry> + <entry>ユーザデータベースの情報を変更するための柔軟なツール</entry> + </row> + <row> + <entry><command>passwd</command></entry> + <entry>ユーザのパスワードを変更する簡単なコマンドラインツール</entry> + </row> + <row> + <entry><command>pw</command></entry> + <entry>ユーザアカウントのあらゆる箇所を変更する強力で柔軟なツール</entry> + </row> + </tbody> + </tgroup> + </informaltable> <sect2 id="users-adduser"> <title>adduser</title> @@ -379,7 +411,8 @@ <filename>group</filename> ファイルに新しい項目を作成します。 また、新規ユーザのホームディレクトリを作成し、 <filename>/usr/share/skel</filename> - から、デフォルトで使用される設定ファイル (ドットファイル) + から、デフォルトで使用される設定ファイル + (<quote>ドットファイル</quote>) をコピーします。また、新しく作成されたユーザに対して、 ウェルカムメッセージをメールで送信することも可能です。 </para> @@ -449,14 +482,14 @@ Goodbye! <para>簡単に上の操作を説明します。 まずデフォルトシェルを <application>zsh</application> - (packages にある追加のシェルです) に変更し、 + (Ports Collection にある追加のシェルです) に変更し、 新しいユーザにウェルカムメッセージのメールを送付しないようにしました。 - そしてその設定を保存し、<username>wheel</username> - グループ (後に、 - これが重要な意味を持っていることがわかるでしょう) に所属する - <username>jru</username> - というアカウントを作成しています。 - </para> + そしてその設定を保存し、 + <username>jru</username> 用のアカウントを作成し、 + <username>jru</username> が (彼女が <command>su</command> + コマンドで <username>root</username> の役割を果たせるように) + <username>wheel</username> + グループに所属することを確認しました。</para> <note> <para>入力したパスワードは画面に表示されません。 @@ -568,25 +601,6 @@ Removing files belonging to jru from /va </example> </sect2> - <sect2 id="users-pw"> - <title><application>pw</application></title> - <indexterm><primary><command>pw</command></primary></indexterm> - - <para><command>pw</command> は、 - ユーザやグループの作成、削除、変更および表示を行なうことができ、 - システムユーザファイルやシステムグループファイルの編集機能を持ったコマンドラインのユーティリティです。 - この節では、ユーザに対する使用方法を説明します。 - 後の <link linkend="users-groups">グループ</link> 節では、 - グループに対する使用方法を説明します。</para> - - <para> - これはシェルスクリプトからの利用や、 - 直接コマンドを実行する際に便利に使えるように設計されたものです。 - </para> - - <para>詳細については &man.pw.8; をご覧ください。</para> - </sect2> - <sect2 id="users-chpass"> <title><application>chpass</application></title> @@ -653,7 +667,9 @@ Other information:</screen> NIS のサポートは自動的に行なわれますので、 コマンドの先頭に <literal>yp</literal> をつける必要はありません。 - </para> + もし、混乱しても心配しないでください。 + NIS については、<xref linkend="advanced-networking"> + で説明されています。</para> </note> </sect2> @@ -703,13 +719,27 @@ passwd: done</screen> </example> <note> - <para><command>yppasswd</command> は、 - 単に <command>passwd</command> へのハードリンクになっています。 - NIS のサポートは自動的に行なわれますので、 - コマンドの先頭に <literal>yp</literal> - をつける必要はありません。</para> + <para><command>chpass</command> 同様、 + <command>yppasswd</command> は、単に + <command>passwd</command> + へのハードリンクになっていますので、 + NIS はどちらのコマンドでも動作します。</para> </note> </sect2> + + <sect2 id="users-pw"> + <title><application>pw</application></title> + <indexterm><primary><command>pw</command></primary></indexterm> + + <para>&man.pw.8; は、ユーザやグループの作成、削除、 + 変更および表示を行なうコマンドラインのユーティリティです。 + これは、システムユーザファイルやシステムグループファイルの + フロントエンドとして働きます。<command>pw</command> + はとても強力な一連のコマンドラインオプションを有しており、 + シェルスクリプトで使うのに向いていますが、新しいユーザは、 + ここで紹介されている他のコマンドに比べて難しいと感じるかもしれません。</para> + </sect2> + </sect1> <sect1 id="users-limiting"> @@ -882,9 +912,8 @@ passwd: done</screen> 1 つのプロセスがメインメモリにロックされることを要求できるメモリの最大容量です (&man.mlock.2; をご覧ください)。&man.amd.8; のようなシステムで重要なプログラムは、 - 問題発生時にスワップアウトされてしまって、 - システムのスラッシングを引き起こさないように、 - メインメモリへのロックを要求します。</para> + メインメモリへロックして、スワップアウトイベントにおいて、 + 問題発生時にシステムのスラッシングを引き起こさないようにします。</para> </listitem> </varlistentry>
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