From owner-cvs-doc@FreeBSD.ORG Wed Jun 15 20:34:53 2005 Return-Path: X-Original-To: cvs-doc@FreeBSD.org Delivered-To: cvs-doc@FreeBSD.org Received: from mx1.FreeBSD.org (mx1.freebsd.org [216.136.204.125]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 2A8D416A41C; Wed, 15 Jun 2005 20:34:53 +0000 (GMT) (envelope-from rushani@FreeBSD.org) Received: from repoman.freebsd.org (repoman.freebsd.org [216.136.204.115]) by mx1.FreeBSD.org (Postfix) with ESMTP id 024F743D49; Wed, 15 Jun 2005 20:34:53 +0000 (GMT) (envelope-from rushani@FreeBSD.org) Received: from repoman.freebsd.org (localhost [127.0.0.1]) by repoman.freebsd.org (8.13.1/8.13.1) with ESMTP id j5FKYqD2030875; Wed, 15 Jun 2005 20:34:52 GMT (envelope-from rushani@repoman.freebsd.org) Received: (from rushani@localhost) by repoman.freebsd.org (8.13.1/8.13.1/Submit) id j5FKYqrZ030874; Wed, 15 Jun 2005 20:34:52 GMT (envelope-from rushani) Message-Id: <200506152034.j5FKYqrZ030874@repoman.freebsd.org> From: Hideyuki KURASHINA Date: Wed, 15 Jun 2005 20:34:52 +0000 (UTC) To: doc-committers@FreeBSD.org, cvs-doc@FreeBSD.org, cvs-all@FreeBSD.org X-FreeBSD-CVS-Branch: HEAD Cc: Subject: cvs commit: doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/desktop chapter.sgml X-BeenThere: cvs-doc@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.5 Precedence: list List-Id: CVS commit messages for the doc and www trees List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 15 Jun 2005 20:34:53 -0000 rushani 2005-06-15 20:34:52 UTC FreeBSD doc repository Modified files: ja_JP.eucJP/books/handbook/desktop chapter.sgml Log: Christophe Juniet 寄稿: デスクトップアプリケーション この章では FreeBSD では、Web ブラウザやワードプロセッサといった たくさんの種類のデスクトップアプリケーションを利用できます。 その多くは packages や Ports Collection を用いて導入できます。 新しいユーザの多くは、 デスクトップにこの種のアプリケーションがあることを期待しているでしょう。 この章では、人気の高いデスクトップアプリケーションを packages や Ports Collection から簡単にインストールする方法について説明します。 ports からプログラムをインストールする場合、 そのプログラムはソースからコンパイルされることに注意してください。 コンパイルする対象やマシンの性能にもよりますが、 この作業にはとても時間がかかることがあります。 ソースからコンパイルする時間がない場合には、 Ports Collection に収録されているほとんどのプログラムを、 あらかじめコンパイルされた packages からインストールできます。 FreeBSD における Linux バイナリ互換機能によって、Linux 用に開発された多くのアプリケーションを あなたのデスクトップでも利用できます。 どんな Linux アプリケーションをインストールする場合でも、 事前に を読んでおくことをおすすめします。 Linux バイナリ互換機能を用いた port の多くは linux- からはじまる名前となっています。 &man.whereis.1; などを使って特定の port を探す場合には、このことを思い出してください。 この章では、Linux アプリケーションをインストールする前に Linux バイナリ互換機能を有効にしてあることを前提とします。 この章では、以下の分野について説明します。 Web ブラウザ (Mozilla, &netscape;, Opera, Firefox, Konqueror など) 生産的なアプリケーション (KOffice, AbiWord, GIMP, OpenOffice.org など) ドキュメントビューア (&acrobat.reader;, gv, Xpdf, GQview など) 財務管理ソフトウェア (GnuCash, Gnumeric, Abacus など) この章を読む前に、以下のことを理解しておく必要があります。 サードパーティ製ソフトウェアのインストール方法 () Linux ソフトウェアのインストール方法 () マルチメディア環境を整える方法については を、 電子メールを設定して使いたい場合には を参照してください。 訳注 この文書は英語で書かれている原文をそのまま邦訳したものです。 必ずしも各アプリケーションで日本語が扱えるとは限らないことに注意してください。 日本語に対応したアプリケーションは、Ports Collection の japanese ディレクトリにあるかもしれません。 Web ブラウザ ブラウザ web FreeBSD では Web ブラウザは事前にインストールされていません。 そのかわり、Ports Collection の www ディレクトリには数多くの Web ブラウザ が用意されており、 すぐにインストールできます。ソースからコンパイルする時間がない場合 (ソースからのコンパイルは大変な時間がかかることがあります)、 多くのプログラムを packages からインストールできます。 KDEGNOME では、はじめから HTML ブラウザが用意されています。 これらのデスクトップ環境を設定するための情報については を参照してください。 軽快な Web ブラウザを探している場合には、Ports Collection から www/dillo, www/links, www/w3m を試してみてください。 この節では次のアプリケーションについて説明します。 アプリケーション名 必要なリソース port からのインストール 実行に必要となる主な環境 Mozilla Gtk+ &netscape; Linux バイナリ互換機能 Opera FreeBSD 版と Linux 版を利用することができます。 Linux 版のバイナリを実行するには、 Linux バイナリ互換機能を有効にし、 linux-openmotif をインストールする必要があります。 Firefox Gtk+ Konqueror KDE ライブラリ Mozilla Mozilla Mozilla はおそらく FreeBSD デスクトップに最適なブラウザでしょう。先進的で安定しており、 FreeBSD に完全に対応しています。 標準によく準拠した HTML 表示エンジンを特徴としています。 メーラやニュースリーダを搭載しており、 さらに Web ページを作成するための HTML エディタも提供しています。 &netscape; のユーザは Communicator と よく似ていることに気がつくでしょう。 両ブラウザは同じコードを基盤として共有しているからです。 CPU が 233 MHz 以下であるか、 積んでいるメモリが 64 MB 以下の遅いマシンでは、 Mozilla は実行するために多くのリソースを消費してしまい、 使いものにならないかもしれません。 そのような場合には、後述する Opera を試してみるとよいかもしれません。 どんな理由であれ Mozilla をソースからコンパイルしたくない、もしくはコンパイルできない場合には、 FreeBSD GNOME チームがすでにコンパイルした package を次のようにしてネットワークからインストールできます。 &prompt.root; pkg_add -r mozilla package が手に入らない場合でも、 コンパイルするだけの時間とディスク容量があれば、 次のようにして Mozilla のソースを手に入れ、コンパイルしてインストールできます。 &prompt.root; cd /usr/ports/www/mozilla &prompt.root; make install clean Mozilla port は、 root 権限で chrome レジストリを設定することによって 適切に初期化をおこないます。 Mouse Gestures (マウスジェスチャ) のような拡張機能を利用したい場合には、 適切にインストールするために Mozillaroot 権限で起動する必要があるでしょう。 一度 Mozilla をインストールすると、もう root 権限は必要ありません。 Mozilla を Web ブラウザとして起動するには、 次のように入力するだけです。 &prompt.user; mozilla 次のように入力すると、 メーラやニュースリーダを直接起動できます。 &prompt.user; mozilla -mail Tom Rhodes 寄稿: Mozilla, &java; および ¯omedia; &flash; Mozilla のインストールは簡単ですが、 残念なことに &java; や ¯omedia; &flash; といった拡張機能を Mozilla にインストールするには少々時間とディスクの空きが必要です。 まずはじめに Mozilla とともに使うファイルをダウンロードします。 現在使っている Web ブラウザで を開き、アカウントを作成してください。 ここでのユーザ名とパスワードは後で必要になるかもしれないので、 保存しておいてください。 &java; の port はファイルを自動的にダウンロードしないので、 j2sdk-1_3_1-src.tar.gz を手動でダウンロードして /usr/ports/distfiles/ においてください。 このようにしなければならないのは &java; のライセンス制限のためです。 同時に、 から java environment をダウンロードしてください。 j2sdk-1_3_1_08-linux-i586.bin という名前の大きな (約 25MB もあります!) ファイルです。 先ほどのようにダウンロードしたファイルは /usr/ports/distfiles/ におかなければなりません。 最後に から java patchkit をダウンロードし、 /usr/ports/distfiles/ においてください。 make install clean を実行して java/jdk13 port を インストールし、 それから www/flashpluginwrapper port をインストールしてください。この port は、 emulators/linux_base という大きな port を必要とします。他の &flash; プラグインも 確かにありますが、私の環境では実行できていません。 訳注 この文書を邦訳した時点では、 &java; の FreeBSD ネイティブバイナリを FreeBSD 財団 から入手できます。 上記の java/jdk13 をインストールする手順は、 java/diablo-jdk13 に置き換えられます。この場合、 からライセンスに承諾して diablo-caffe-1.3.1-0.tar.bz2 をダウンロードし、同様に /usr/ports/distfiles/ においてください。 そのあとで、make install clean を実行するとインストールできます。 しかしながら、 このネイティブバイナリは現在 5.1-RELEASE では動作しません。 Mozilla がまだインストールされていないなら、 www/mozilla port をインストールしておいてください。 次に &flash; プラグインをコピーします。 &prompt.root; cp /usr/local/lib/flash/libflashplayer.so \ /usr/X11R6/lib/browser_plugins/libflashplayer_linux.so &prompt.root; cp /usr/local/lib/flash/ShockwaveFlash.class \ /usr/X11R6/lib/browser_plugins/ Mozilla のスタートアップスクリプトである /usr/X11R6/bin/mozilla の先頭に (ただし #!/bin/sh の下に) 次の行を追加します。 LD_PRELOAD=/usr/local/lib/libflashplayer.so.1 export LD_PRELOAD これで &flash; プラグインを利用できるはずです。 さあ Mozilla を起動してみましょう。 &prompt.user; mozilla & そして Help メニューから About Plug-ins を開いてください。現在利用可能なプラグインの一覧が表示されます。 &java;&shockwave; &flash; が表示されているでしょう。 &netscape; Netscape Ports Collection には、いくつかのバージョンの &netscape; ブラウザがあります。 FreeBSD ネイティブ版の &netscape; には、深刻なセキュリティバグがありますので インストールしないことを強くおすすめします。 そのかわり、最近の Linux 版か DIGITAL UNIX 版をインストールしてください。 &netscape; ブラウザの最新の安定版のリリースは &netscape; 7 です。 このブラウザは Ports Collection からインストールできます (訳注: 次の作業では Linux バイナリがインストールされます)。 &prompt.root; cd /usr/ports/www/netscape7 &prompt.root; make install clean &netscape; 4.x バージョンは、 最近の標準規格に対応していないのでおすすめできません。 &netscape; 7.x 以降のバージョンは &i386; プラットホームでのみ入手可能です。 Opera Opera Opera は非常に速く、 機能満載で、標準規格に準拠した Web ブラウザです。 FreeBSD ネイティブ バージョンと、 Linux バイナリ互換機能によって動作するバージョンの二つが 利用できます。 どちらにおいても、広告を表示する無料で使用できるバージョンと、 Opera web サイト で 購入できる広告なしのバージョンがあります。 FreeBSD 版の Opera で Web を見るには、次の package をインストールします。 &prompt.root; pkg_add -r opera すべての packages を持っていない FTP サイトもありますが、 次のように入力すると Ports Collection からでも同じようにインストールできます。 &prompt.root; cd /usr/ports/www/opera &prompt.root; make install clean Linux 版の Opera をインストールするには、上の例で operalinux-opera に置き換えてください。 Adobe &acrobat.reader; のように、Linux 版しか入手できないプラグインを利用したい状況では Linux 版が有用です。 他のすべての点で、FreeBSD 版と Linux 版は同じように機能します。 Firefox Firefox FirefoxMozilla のコードベースから派生した次世代ブラウザです。 Mozilla はブラウザ、メールクライアント、チャットクライアントなどを含む アプリケーションスイートです。 その一方で、Firefox はブラウザ単体であるため、軽量で高速に動作します。 package をインストールするには以下のように入力してください。 &prompt.root; pkg_add -r firefox ソースコードからコンパイルする方が好きなら、Ports Collection を使って以下のようにインストールすることもできます。 &prompt.root; cd /usr/ports/www/firefox &prompt.root; make install clean Konqueror Konqueror KonquerorKDE を構成するソフトウェアです。 ただし、KDE をインストールしなくても、 x11/kdebase3 をインストールすることにより、単体で動作させることができます。 Konqueror はブラウザであると同時に、 ファイルマネージャおよびマルチメディアビューアの役割も果たします。 Konqueror にはプラグイン一式が用意されており、 misc/konq-plugins を利用してインストールすることができます。 Konqueror&flash; にも対応しています。導入手順は をご覧ください。 生産的なアプリケーション 生産的なアプリケーションということになると、 新しいユーザはしばしば魅力的なオフィススイートや 親しみのあるワードプロセッサを求めるでしょう。 デフォルトアプリケーションではありませんが、 KDE のような デスクトップ環境 はオフィススイートを 提供しています。 FreeBSD は、デスクトップ環境にかかわらず 必要なものはすべて提供しています。 この節では次のアプリケーションについて説明します。 アプリケーション名 必要なリソース port からのインストール 実行に必要となる主な環境 KOffice KDE AbiWord Gtk+ または GNOME Gimp Gtk+ OpenOffice.org 莫大 GCC 3.1, &jdk; 1.3, Mozilla KOffice KOffice オフィススイート KOffice KDE コミュニティはデスクトップ環境とともに、 KDE 環境以外でも利用可能な オフィススイートを提供しています。 このオフィススイートには、他のオフィススイートと同様に、 4 つの標準的なアプリケーションが含まれています。 KWord はワードプロセッサ、 KSpread は表計算ソフトウェア、 KPresenter はプレゼンテーションソフトウェア、そして Kontour は図形描画ソフトウェアです。 最新の KOffice をインストールする場合には、事前に KDE を最新のバージョンにしておいてください。 KOffice を package からインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r koffice package を入手できない場合でも Ports Collection を利用できます。 たとえば、KDE3KOffice をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; cd /usr/ports/editors/koffice-kde3 &prompt.root; make install clean AbiWord AbiWord AbiWord は、µsoft; Word のような見た目や操作感を持つフリーのワードプロセッサです。 書類や手紙、報告書、メモなどを書くのに適しています。 非常に速く、多くの特徴があり、非常にユーザフレンドリです。 AbiWord は、 Microsoft .doc のような独自仕様を含む多くの形式のファイルを読み書きできます。 次のようにして AbiWord を package からインストールできます。 &prompt.root; pkg_add -r abiword package を入手できない場合でも Ports Collection を利用できます。 おそらく Ports Collection の方が新しいでしょう。 次のようにしてインストールします。 &prompt.root; cd /usr/ports/editors/abiword &prompt.root; make install clean GIMP GIMP 画像を描画したり写真を修正することに関して、 GIMP はとても洗練された編集プログラムです。 単純にお絵かきソフトウェアとして使うこともできますし、 高品質な写真の加工ツールとしても使えます。 多くのプラグインに対応しており、 スクリプトインタフェースを特徴としています。 GIMP はさまざまな形式のファイルを読み書きでき、 スキャナやタブレットとのインタフェースにも対応しています。 次のコマンドにより package をインストールできます。 &prompt.root; pkg_add -r gimp 利用している FTP サイトにこの package がない場合でも、 Ports Collection からインストールできます。 Ports Collection の graphics ディレクトリには Gimp マニュアルもあります。 インストールする方法は次のとおりです。 &prompt.root; cd /usr/ports/graphics/gimp &prompt.root; make install clean &prompt.root; cd /usr/ports/graphics/gimp-manual-pdf &prompt.root; make install clean Ports Collection の graphics ディレクトリには GIMP の開発版である graphics/gimp-devel があります。 Gimp マニュアル の HTML バージョンは graphics/gimp-manual-html にあります。 OpenOffice.org OpenOffice.org オフィススイート OpenOffice.org OpenOffice.org は、完全なオフィススイートに必須のアプリケーション (ワードプロセッサ、表計算ソフトウェア、 プレゼンテーションソフトウェア、そして図形描画ソフトウェア) をひととおり揃えています。 ユーザインタフェースは他のオフィススイートと似ており、 広く用いられているさまざまな形式のファイルを読み書きできます。 インタフェース、スペルチェッカ、辞書は多くの言語で利用できます。 OpenOffice.org のワードプロセッサは、ネイティブのファイル形式に XML を採用することで ポータビリティや柔軟性を高めています。 表計算ソフトウェアにはマクロ機能があり、 外部データベースと接続することもできます。 OpenOffice.org は、すでに &windows;, &solaris;, Linux, FreeBSD, &macos; X において安定してネイティブに動作しています。 OpenOffice.org についての詳しい情報は、 OpenOffice web サイト をご覧ください。また、 FreeBSD OpenOffice プロジェクトチーム の Web サイトから、FreeBSD 特有の情報や packages を直接取得することもできます。 OpenOffice.org をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r openoffice &os; のリリース版を使用している場合、この操作は動作します。 それ以外の版を使用している場合、&os; OpenOffice Porting Team の web サイトから適切なパッケージをダウンロードして、 &man.pkg.add.1; を使用してインストールしてください。 ここからはリリース版と開発版の両方がダウンロードできます。 package をインストールしたら、セットアッププログラムを実行し、 を選択してください。 このコマンドは、OpenOffice.org を使用するユーザで実行してください。 &prompt.user; openoffice-setup OpenOffice.org の packages が利用できない場合でも、port を利用する方法があります。 しかしながら、コンパイルするには大きなディスクスペースと 本当にかなり長い時間を必要とすることを心に留めておかなければなりません。 &prompt.root; cd /usr/ports/editors/openoffice-1.1 &prompt.root; make install clean インストールが終わったら、 OpenOffice.org を使用するユーザでセットアッププログラムを実行し、 を選択してください。 &prompt.user; cd /usr/ports/editors/openoffice-1.1 &prompt.user; make install-user 地域化されたバージョンを利用したい場合、 利用可能な port は以下の通りです。 言語 port カタロニア語 editors/openoffice-1.1-ca チェコ語 editors/openoffice-1.1-cs デンマーク語 editors/openoffice-1.1-dk ギリシャ語 editors/openoffice-1.1-el スペイン語 editors/openoffice-1.1-es エストニア語 editors/openoffice-1.1-et フィンランド語 editors/openoffice-1.1-fi イタリア語 editors/openoffice-1.1-it オランダ語 editors/openoffice-1.1-nl スウェーデン語 editors/openoffice-1.1-se スロバキア語 editors/openoffice-1.1-sk スロベニア語 editors/openoffice-1.1-sl_SI トルコ語 editors/openoffice-1.1-tr アラビア語 arabic/openoffice-1.1 簡体字中国語 chinese/openoffice-1.1-zh_CN 繁体字中国語 chinese/openoffice-1.1-zh_TW フランス語 french/openoffice-1.1 ドイツ語 german/openoffice-1.1 ハンガリー語 hungarian/openoffice-1.1 日本語 japanese/openoffice-1.1 韓国語 korean/openoffice-1.1 ポーランド語 polish/openoffice-1.1 ブラジル系ポルトガル語 portuguese/openoffice-1.1-pt_BR ポルトガル語 portuguese/openoffice-1.1-pt_PT ロシア語 russian/openoffice-1.1 ドキュメントビューア いくつかの新しい文書形式が最近よく使われるようになってきました。 基本システムには、それらの文書が要求するビューアがないかもしれません。 この節ではそれらのドキュメントビューアのインストール方法について説明します。 この節では次のアプリケーションについて説明します。 アプリケーション名 必要なリソース port からのインストール 実行に必要になる主な環境 &acrobat.reader; Linux バイナリ互換機能 gv Xaw3d Xpdf FreeType GQview Gtk+ または GNOME &acrobat.reader; Acrobat Reader PDF ビューア 今や多くの文書が Portable Document Format を意味する PDF ファイル形式で配布されています。 PDF ファイルを読むのに推奨されるビューアの一つが &acrobat.reader; で、 Adobe から Linux 向けにリリースが提供されています。 FreeBSD は Linux バイナリを実行できるので、 FreeBSD でもこのアプリケーションを利用できます。 package から &acrobat.reader; 5 をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r acroread これまでと同じく package が手に入らない場合や、 最新のバージョンを利用したい場合には Ports Collection を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports/print/acroread &prompt.root; make install clean gv gv PDF ビューア PostScript ビューア gv は &postscript; と PDF のビューアです。これはもともと ghostview をベースとしていますが、 Xaw3d ライブラリによってより良い外観になっています。 動作が速くて、ユーザインタフェースもシンプルです。 gv は用紙の向きやサイズ、 拡大縮小、アンチエイリアスなどたくさんの機能を持っています。 ほとんどすべての操作はキーボードとマウスの両方で行なうことができます。 package から gv をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r gv package が手に入らない場合には Ports Collection を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports/print/gv &prompt.root; make install clean Xpdf Xpdf PDF ビューア FreeBSD 向けの軽い PDF ビューアを使いたいのなら、 Xpdf を試してみてください。 Xpdf は軽くて効率的なビューアです。 とても少ないリソースでも動作し、とても安定しています。 標準の X フォントを利用し、 &motif;, その他の X ツールキットを必要としません。 Xpdf の package をインストールするには次のコマンドを入力します。 &prompt.root; pkg_add -r xpdf package を入手できない場合や、 Ports Collection を利用したい場合には次のようにしてください。 &prompt.root; cd /usr/ports/graphics/xpdf &prompt.root; make install clean インストールが完了したら Xpdf を起動できます。 メニューを表示するにはマウスの右ボタンを押してください。 GQview GQview GQview は画像管理ソフトウェアです。 クリックひとつで画像ファイルを開いたり、外部エディタを起動したり、 サムネイル画像を作成したり、そのほかにもいろいろできます。 また、スライドショーや基本的なファイル操作機能も備えています。 画像のコレクションを管理でき、重複したファイルも簡単に見つけられます。 GQview は全画面表示もでき、 国際化にも対応しています。 GQview の package をインストールするには次のコマンドを入力します。 &prompt.root; pkg_add -r gqview package を入手できない場合や、 Ports Collection を利用したい場合には次のようにしてください。 &prompt.root; cd /usr/ports/graphics/gqview &prompt.root; make install clean 財務管理ソフトウェア FreeBSD デスクトップで個人的な財務管理ができるように、 強力で簡単に使えるアプリケーションが用意されています。 それらのアプリケーションの中には QuickenExcel などの広く行き渡った形式のファイルと互換性があるものもあります。 この節では次のアプリケーションについて説明します。 アプリケーション名 必要なリソース port からのインストール 実行に必要になる主な環境 GnuCash GNOME Gnumeric GNOME Abacus Tcl/Tk GnuCash GnuCash GnuCash は、 GNOME の一部で、 使いやすくかつ強力なアプリケーションとしてエンドユーザに提供されています。 GnuCash を使えば、 収入や支出、銀行口座、あるいは株を管理できます。 直観的なインタフェースを特徴としていますが、 非常に高度な機能も提供しています。 GnuCash は洗練された登録機能、 階層構造の勘定システム、多くのキーボードショートカット、 自動補完機能を提供しています。 単一のトランザクションをより小さな要素に分解できます。 GnuCash は、 Quicken の QIF ファイルの読み込みやマージができます。 また、国際的な日付および通貨形式も扱えます。 GnuCash をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r gnucash package が手に入らないならば、Ports Collection を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports/finance/gnucash &prompt.root; make install clean Gnumeric Gnumeric 表計算ソフトウェア Gnumeric Gnumeric は、 GNOME デスクトップ環境に含まれている表計算ソフトウェアです。 セルの書式に従ってユーザの入力を自動的に 推測 する便利な機能や、 多くのシーケンスに対する自動補完機能があります。 Excel, Lotus 1-2-3, Quattro Pro といった広く行き渡っている多くの形式のファイルを読みこめます。 Gnumeric は、グラフ描画ソフトウェアの math/guppi を介してグラフ機能を提供しています。 多くの関数を内蔵しており、 数値、通貨、日付、時間などのよく使うセルの書式が利用できます。 Gnumeric の package をインストールするには次のように入力します。 &prompt.root; pkg_add -r gnumeric package が手に入らないならば、Ports Collection を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports/math/gnumeric &prompt.root; make install clean Abacus Abacus 表計算ソフトウェア Abacus Abacus は、軽くて使いやすい表計算ソフトウェアです。 統計、財務、数学などの分野で 役にたつ多くの関数を内蔵しています。 AbacusExcel 形式のファイルを読み書きでき、 &postscript; 形式のファイルも作成できます。 package から Abacus をインストールするには次のようにします。 &prompt.root; pkg_add -r abacus package が手に入らないならば、Ports Collection を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports/deskutils/abacus &prompt.root; make install clean まとめ FreeBSD はその性能や安定性によって インターネットサービスプロバイダに人気がある一方で、 日常のデスクトップでの用途にも完全に対応しています。 数千のアプリケーションが packagesports から利用できます。 これらによりあなたのニーズを完全に満たすデスクトップを構築できます。 デスクトップ環境のインストールを終えたら、次は misc/instant-workstation を試してみるとよいかもしれません。 この メタ port を使うと、 ワークステーション向けの典型的な port を構築できます。 カスタマイズする場合には、 /usr/ports/misc/instant-workstation/Makefile を編集してください。 インストールする port を追加、削除する場合には、 デフォルトの設定書式にしたがってください。 そして、通常の手続きで構築してください。 最終的には、まさにあなたのデスクトップに対応する大きな package を作成できるでしょう。 そして、他のワークステーションにもインストールしてみてください! 以下は、この章で説明した デスクトップアプリケーションの一覧です。 アプリケーション名 package 名 port 名 Mozilla mozilla www/mozilla &netscape; linux-netscape7 www/netscape7 Opera opera www/opera Firefox firefox www/firefox KOffice koffice-kde3 editors/koffice-kde3 AbiWord abiword editors/abiword GIMP gimp graphics/gimp OpenOffice.org openoffice editors/openoffice-1.1 &acrobat.reader; acroread print/acroread gv gv print/gv Xpdf xpdf graphics/xpdf GQview gqview graphics/gqview GnuCash gnucash finance/gnucash Gnumeric gnumeric math/gnumeric Abacus abacus deskutils/abacus Revision Changes Path 1.5 +28 -28 doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/desktop/chapter.sgml