From owner-svn-doc-head@FreeBSD.ORG Tue May 29 15:07:17 2012 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [69.147.83.52]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id D46C71065673; Tue, 29 May 2012 15:07:17 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:4f8:fff6::2c]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id BE9578FC12; Tue, 29 May 2012 15:07:17 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (localhost [127.0.0.1]) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4) with ESMTP id q4TF7HSv085736; Tue, 29 May 2012 15:07:17 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4/Submit) id q4TF7Hd0085734; Tue, 29 May 2012 15:07:17 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201205291507.q4TF7Hd0085734@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Tue, 29 May 2012 15:07:17 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit Cc: Subject: svn commit: r38930 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.5 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Tue, 29 May 2012 15:07:17 -0000 Author: ryusuke Date: Tue May 29 15:07:17 2012 New Revision: 38930 URL: http://svn.freebsd.org/changeset/doc/38930 Log: - Merge the following from the English version: r33789 -> r34606 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml References: [doc-jp-work 2256, 2259] Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml Tue May 29 12:54:49 2012 (r38929) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.sgml Tue May 29 15:07:17 2012 (r38930) @@ -2,7 +2,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: 1.240 + Original revision: r34606 $FreeBSD$ --> @@ -78,9 +78,10 @@ - CVSup を使って、 - ドキュメンテーションを最新のものにアップデートする方法。 + ドキュメントを最新のものにアップデートする方法。 @@ -281,7 +282,7 @@ MergeChanges /etc/ /var/named/etc/@daily root freebsd-update cron このエントリは、毎日一度 - freebsd-update を実行することを意味します。 + freebsd-update ユーティリティを実行することを意味します。 このように に記述すると、 freebsd-update はアップデートが存在するときだけ確認します。 @@ -962,6 +963,249 @@ DOCSUPFILE?= /usr/share/examples/cvsup/d &prompt.root; make FORMATS='html html-split' install clean + + + + + Marc + Fonvieille + ベースとなった作業: + + + + + ドキュメンテーション ports + + Updating and Upgrading + + + documentation package + Updating and Upgrading + + + これまでのセクションでは、ソースコードを用いた &os; + ドキュメントのアップデート方法について説明してきました。 + しかしながら、すべてのシステムにおいて、 + ソースからドキュメントをアップデートすることは難しいかも知れませんし、 + できたとしても現実的ではないこともあります。 + ドキュメントをソースから構築するには、 + かなり大きなツールとユーティリティから構成される + ドキュメンテーションツールチェイン が必要です。 + また、CVS + リポジトリからソースをチェックアウトし、 + チェックアウトしたソースからドキュメントを手動で構築する方法について、 + それなりに熟知している必要もあります。 + この節では、インストールされている + &os; のドキュメントをアップデートするもう一つの方法である、 + Ports Collection を用いた以下の方法について説明します。 + + + + 構築済のドキュメントのスナップショットをダウンロードしてインストールする方法。 + ローカルでの構築作業は必要ありません + (ドキュメンテーションツールチェインをインストールする必要はありません)。 + + + + ドキュメントのソースをダウンロードし、ports + フレームワークを使って構築する方法 + (チェックアウトおよび構築作業が簡単になります)。 + + + + &os; のドキュメントをアップデートするこれらの方法は、 + &a.doceng; が毎月アップデートしている + ドキュメンテーション ports + によりサポートされています。 + これらの ports は、&os; Ports Collection の docs + 仮想カテゴリにまとめられています。 + + + ドキュメンテーション ports の構築とインストール + + ドキュメンテーション ports では、 + ports の構築フレームワークが用いられるので、 + ドキュメントを簡単に構築できます。 + この ports は、ドキュメントのソースを自動的にチェックアウトし、 + 環境変数やコマンドラインオプションを適切に設定して &man.make.1; + を実行します。 + また、他の &os; port, package のインストールと同様に簡単な方法で、 + ドキュメントのインストールやアンインストールを行うことができます。 + + + 追加の機能として、この ports は + ドキュメンテーションツールチェイン ports + への依存を理解しているので、 + 構築時にはドキュメンテーションツールチェインも自動的にインストールされます。 + + + ドキュメンテーション ports の構成は以下の通りです。 + + + + マスタ port, misc/freebsd-doc-en。 + ドキュメンテーション port のファイルはここにあります。 + この port は、すべてのドキュメンテーション ports のベースです。 + デフォルトでは、英語の文書のみを構築します。 + + + + すべてのドキュメントの port, misc/freebsd-doc-all。 + これは、すべての利用可能な言語のすべてのドキュメントを構築します。 + + + + 最後に、各言語のために スレーブ port + が用意されています。たとえば、misc/freebsd-doc-hu + はハンガリー語のドキュメンテーション port です。 + この port は、すべてマスタ port に依存し、 + 各言語の翻訳されたドキュメントをインストールします。 + + + + ソースからドキュメンテーション port をインストールするには、 + 以下のコマンドを (root 権限で) + 実行してください。 + + &prompt.root; cd /usr/ports/misc/freebsd-doc-en +&prompt.root; make install clean + + 英語版の分割された HTML 形式 ( と同じ形式) + のドキュメントが構築され、/usr/local/share/doc/freebsd + ディレクトリにインストールされます。 + + + 共通のオプション + + ドキュメンテーション ports + にはたくさんのオプションが用意されており、 + ports の振る舞いをデフォルトの設定から変更できます。 + 以下はその中からいくつかをリストアップしたものです。 + + + + WITH_HTML + + + HTML 形式を構築します。 + それぞれのドキュメントごとに単一版の HTML ファイルが構築されます。 + 整形されたドキュメントは、 + article.html や + book.html といった名前で、 + 画像とともにインストールされます。 + + + + + WITH_PDF + + + &adobe; Portable Document Format を構築します。 + &adobe; &acrobat.reader;, + Ghostscript、 + または、他の PDF + リーダで読むためのものです。 + 整形されたドキュメントは、 + article.pdf や + book.pdf + といった名前でインストールされます。 + + + + + DOCBASE + + + ドキュメントのインストール先を設定します。 + デフォルトのインストール先は /usr/local/share/doc/freebsd + です。 + + + デフォルトのターゲットディレクトリは、 + CVSup + を用いる方法とは異なります。 + なぜならば、この節で説明をしている方法では + port を用いてインストールしており、 + ports は通常 /usr/local + ディレクトリ以下にインストールされるためです。 + PREFIX 変数を使うことで、 + このディレクトリ以外にもインストールできます。 + + + + + + 以下は、上記の変数を用いてハンガリー語のドキュメントを + PDF 形式でインストールする方法を示す、簡単な例です。 + + &prompt.root; cd /usr/ports/misc/freebsd-doc-hu +&prompt.root; make -DWITH_PDF DOCBASE=share/doc/freebsd/hu install clean + + + + + ドキュメンテーション package の利用 + + 前節で説明した、 + ソースからドキュメンテーション port を構築する方法では、 + ドキュメンテーションツールチェインをローカルにインストールする必要があり、 + また、ports の構築のためにディスク容量を必要とします。 + ドキュメンテーションツールチェインをインストールするリソースがない場合や、 + ソースから構築する場合には多くのディスク容量を必要とするため、 + 構築済みのドキュメンテーション ports + のスナップショットが用意されています。 + + &a.doceng; は、毎月 &os; ドキュメンテーション package + のスナップショットをアップデートしています。 + これらのバイナリ package は、システムに用意されている + &man.pkg.add.1;, &man.pkg.delete.1; などの + package 管理ツールを用いて扱うことができます。 + + + バイナリ package を使うと、 + インストールする言語に用意されている + すべて の形式の + &os; ドキュメントがインストールされます。 + + + たとえば、以下のコマンドを実行すると、 + ハンガリー語のドキュメントの最新 package がインストールされます。 + + &prompt.root; pkg_add -r hu-freebsd-doc + + + ドキュメントの package は、言語ごとに対応する port に + lang-freebsd-doc + の形式で名前がつけられています。 + ここで、lang は言語コードの短縮形です。 + ハンガリー語の場合は hu、簡体字の場合には + zh_cn です。 + + + + + ドキュメンテーション ports のアップデート + + インストール済みのドキュメンテーション port + をアップデートするには、 + ports のアップデートツールが用意されていれば十分です。 + たとえば、以下のコマンドを実行すると、ports-mgmt/portupgrade + ツールで、package + だけを使ってハンガリー語のドキュメントをアップデートします。 + + &prompt.root; portupgrade -PP hu-freebsd-doc + + +