From owner-svn-doc-head@FreeBSD.ORG Mon Aug 13 10:16:10 2012 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [69.147.83.52]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id B5026106566B; Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:4f8:fff6::2c]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 9F0AC8FC14; Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (localhost [127.0.0.1]) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4) with ESMTP id q7DAGA8Q023287; Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4/Submit) id q7DAGAYR023285; Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201208131016.q7DAGAYR023285@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit Cc: Subject: svn commit: r39370 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.5 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Mon, 13 Aug 2012 10:16:10 -0000 Author: ryusuke Date: Mon Aug 13 10:16:10 2012 New Revision: 39370 URL: http://svn.freebsd.org/changeset/doc/39370 Log: - Merge the following from the English version: r11372 -> r17963 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Submitted by: Hiroo Ono References: [doc-jp-work 1892-1894] Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Mon Aug 13 09:07:35 2012 (r39369) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/users/chapter.sgml Mon Aug 13 10:16:10 2012 (r39370) @@ -2,7 +2,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r11372 + Original revision: r17963 $FreeBSD$ --> @@ -68,7 +68,7 @@ - Unix と FreeBSD の基礎知識 () + &unix; と FreeBSD の基礎知識 () を理解しておいてください。 @@ -353,7 +353,7 @@ 変更 - Unix 環境では、 + &unix; 環境では、 ユーザアカウントを操作するのにさまざまなコマンドが使えます。 もっとも一般的なコマンドを以下に示し、 それに続いて詳しい使用例を示します。 @@ -368,23 +368,23 @@ - adduser + &man.adduser.8; コマンドラインからユーザを追加するための推奨アプリケーション - rmuser + &man.rmuser.8; コマンドラインからユーザを削除するための推奨アプリケーション - chpass + &man.chpass.1; ユーザデータベースの情報を変更するための柔軟なツール - passwd + &man.passwd.1; ユーザのパスワードを変更する簡単なコマンドラインツール - pw + &man.pw.8; ユーザアカウントのあらゆる箇所を変更する強力で柔軟なツール @@ -392,7 +392,7 @@ - adduser + <command>adduser</command> アカウント @@ -405,7 +405,7 @@ /usr/share/skel スケルトンディレクトリ - adduser は、 + &man.adduser.8; は、 新しいユーザを登録するためのシンプルなプログラムです。 このプログラムは、システムの passwdgroup ファイルに新しい項目を作成します。 @@ -422,16 +422,16 @@ とします オプション をつけると、 デフォルトで詳細を表示しないように - adduser を設定します。 + &man.adduser.8; を設定します。 この後に詳細を表示させるようにしたい場合は、 オプション を指定してください。 。 - そして次に adduser + そして次に &man.adduser.8; のデフォルト設定を行ない、最初のユーザアカウントを作成します。 システムを日常利用する際に root を用いるのは最悪です。 - adduser の設定 + <command>adduser</command> の設定 &prompt.root; adduser -v Use option ``-silent'' if you don't want to see all warnings and questions. @@ -486,7 +486,7 @@ Goodbye! 新しいユーザにウェルカムメッセージのメールを送付しないようにしました。 そしてその設定を保存し、 jru 用のアカウントを作成し、 - jru が (彼女が su + jru が (彼女が &man.su.1; コマンドで root の役割を果たせるように) wheel グループに所属することを確認しました。 @@ -498,7 +498,7 @@ Goodbye! - これ以降はオプション引数をつけず単に adduser + これ以降はオプション引数をつけず単に &man.adduser.8; を起動します。 デフォルト設定を変更する必要はありません。 もし、adduser がデフォルト設定を変更するかどうか尋ねてきたら、 @@ -508,7 +508,7 @@ Goodbye! - <application>rmuser</application> + <command>rmuser</command> rmuser @@ -516,9 +516,9 @@ Goodbye! 削除 - rmuser を使えば、 + &man.rmuser.8; を使えば、 システムから完全にユーザを削除できます。 - rmuser は、次の手順を実行します。 + &man.rmuser.8; は、次の手順を実行します。 @@ -574,7 +574,7 @@ Goodbye! スーパユーザアカウントの削除に - rmuser を利用することはできません。 + &man.rmuser.8; を利用することはできません。 スーパユーザアカウントの削除はほとんどすべての場合、 大規模なシステムの破壊を意味するからです。 @@ -584,11 +584,11 @@ Goodbye! - rmuser による対話的なアカウントの削除 + <command>rmuser</command> による対話的なアカウントの削除 &prompt.root; rmuser jru Matching password entry: -jru:*:1001:1001::0:0:J. Random User:/home/jru:/usr/local/bin/tcsh +jru:*:1001:1001::0:0:J. Random User:/home/jru:/usr/local/bin/zsh Is this the entry you wish to remove? y Remove user's home directory (/home/jru)? y Updating password file, updating databases, done. @@ -602,37 +602,36 @@ Removing files belonging to jru from /va - <application>chpass</application> + <command>chpass</command> chpass - chpass は、 + &man.chpass.1; は、 パスワード、シェル、その他の個人情報といった、 ユーザデータベース情報を変更します。 システム管理者に限りスーパユーザ権限で - chpass を用い、 + &man.chpass.1; を用い、 他のユーザの情報やパスワードを変更できます。 ユーザ名の他にオプションを指定しないと、 - chpass - はユーザ情報を編集するエディタを表示します。 + &man.chpass.1; はユーザ情報を編集するエディタを表示します。 ユーザがエディタを終了すると、 ユーザデータベースが新しい情報に更新されます。 - スーパユーザによる対話的な chpass + スーパユーザによる対話的な <command>chpass</command> #Changing user database information for jru. Login: jru Password: * -Uid [#]: 1000 -Gid [# or name]: 1000 +Uid [#]: 1001 +Gid [# or name]: 1001 Change [month day year]: Expire [month day year]: Class: Home directory: /home/jru -Shell: /usr/local/bin/tcsh +Shell: /usr/local/bin/zsh Full Name: J. Random User Office Location: Office Phone: @@ -645,10 +644,10 @@ Other information: - 通常のユーザによる対話的な chpass + 通常のユーザによる対話的な <command>chpass</command> #Changing user database information for jru. -Shell: /usr/local/bin/tcsh +Shell: /usr/local/bin/zsh Full Name: J. Random User Office Location: Office Phone: @@ -657,13 +656,9 @@ Other information: - chfn、 - chsh はいずれも、 - 単に chpass + &man.chfn.1;, &man.chsh.1; はいずれも、単に &man.chpass.1; へのハードリンクになっています。 - また、ypchpass、 - ypchfn および - ypchsh も同様です。 + また、&man.ypchpass.1;, &man.ypchfn.1; および &man.ypchsh.1; も同様です。 NIS のサポートは自動的に行なわれますので、 コマンドの先頭に yp をつける必要はありません。 @@ -674,14 +669,14 @@ Other information: - パスワードの変更 + <command>passwd</command> passwd アカウント パスワードの変更 - passwd は、 + &man.passwd.1; は、 ユーザが自分のパスワードを変更する通常の方法です。 スーパユーザ権限では、 他のユーザのパスワードを変更するのに使われます。 @@ -719,22 +714,20 @@ passwd: done - chpass 同様、 - yppasswd は、単に - passwd - へのハードリンクになっていますので、 + &man.chpass.1; 同様、&man.yppasswd.1; は、単に + &man.passwd.1; へのハードリンクになっていますので、 NIS はどちらのコマンドでも動作します。 - <application>pw</application> + <command>pw</command> pw &man.pw.8; は、ユーザやグループの作成、削除、 変更および表示を行なうコマンドラインのユーティリティです。 これは、システムユーザファイルやシステムグループファイルの - フロントエンドとして働きます。pw + フロントエンドとして働きます。&man.pw.8; はとても強力な一連のコマンドラインオプションを有しており、 シェルスクリプトで使うのに向いていますが、新しいユーザは、 ここで紹介されている他のコマンドに比べて難しいと感じるかもしれません。 @@ -750,11 +743,11 @@ passwd: done アカウント 制限 - あなたがマルチユーザシステムを運用しているのなら、 - どのユーザもシステムに損害を与えないという信頼はおいていないのではないでしょうか。 + ユーザがいるなら、 + 彼らに対してシステムの利用を制限できないか考えたことがあるのではないでしょうか。 FreeBSD は、 - 個々のユーザが利用できるシステムのリソースをシステム管理者が制限する方法をいくつも用意しています。 - その種の制限は一般的には、ディスククォータ (quota) + 個々のユーザが利用できるシステム資源の量を管理者が制限できる方法をいくつも用意しています。 + その種の制限は、ディスククォータ (quota) とその他の資源の制限の とその他のリソースの制限の 2 つに分けられます。 クォータ (quotas) @@ -762,10 +755,9 @@ passwd: done ユーザに対する制限 クォータ - disk quotas - ディスククォータは、 - システム管理者がファイルシステムにユーザが使用できるディスク領域の量を指示する手段です。 - さらに、その都度測定しなくてもユーザのディスク使用量を簡単に確認できる手段も提供しています。 + ディスククォータ + ディスククォータは、ユーザのディスクの利用を制限し、 + その都度計算しなくてもユーザのディスク使用量を簡単に確認できる手段も提供しています。 クォータについては、 で解説しています。 その他のリソースの制限とは、ユーザが消費できる @@ -885,7 +877,7 @@ passwd: done ユーザが実行できるプロセス数の上限です。 フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスの両方を平等に扱います。 - 自明な理由から、sysctl 変数 + 自明な理由から、&man.sysctl.8; 変数 kern.maxproc で指定されたシステムの制限を超えることはできません。 また、同時に複数ログインすることや、 @@ -948,7 +940,7 @@ passwd: done IPC チャンネルを表わすのにも使われています。 ですから、あまり低い値に設定しないよう注意してください。 これに対応するシステム全体の制限は - sysctl 変数 + &man.sysctl.8; 変数 kern.maxfiles で定義されています。 @@ -1057,12 +1049,12 @@ passwd: done グループ グループとは、単にユーザを羅列したものです。 - グループは、グループ名と gid (グループ ID) で識別されます。 - FreeBSD (と他の Unix システムのほとんど) では、 + グループは、グループ名と GID (グループ ID) で識別されます。 + FreeBSD (と他の &unix; システムのほとんど) では、 あるプロセスが何かするのを許可するかどうかをカーネルが判断する際に利用する 2 つの因子は、ユーザ ID とそのユーザが所属するグループの一覧です。 ユーザ ID と異なり、プロセスはそのプロセスに関係付けられたグループの一覧を持ちます。 - どこかで "グループ ID" に触れているのを聞くことがあるでしょうが、 + どこかで グループ ID に触れているのを聞くことがあるでしょうが、 ほとんどの場合は、これは単に一覧の最初のグループを指しています。 グループ名からグループ ID への写像は @@ -1085,8 +1077,8 @@ passwd: done &man.pw.8; によるグループの追加 - &prompt.root; pw groupadd teamtwo -&prompt.root; pw groupshow teamtwo + &prompt.root; pw groupadd teamtwo +&prompt.root; pw groupshow teamtwo teamtwo:*:1100: @@ -1100,8 +1092,8 @@ teamtwo:*:1100: &man.pw.8; によるグループへのユーザ追加 - &prompt.root; pw groupmod teamtwo jru -&prompt.root; pw groupshow teamtwo + &prompt.root; pw groupmod teamtwo -M jru +&prompt.root; pw groupshow teamtwo teamtwo:*:1100:jru @@ -1110,7 +1102,7 @@ teamtwo:*:1100:jru 前の節から、 パスワードファイルに各ユーザのグループが記載されていることがわかります。 前者 (ユーザ) は、システムが自動的にグループ一覧に追加します。 - &man.pw.8; の groupshow コマンドを使った時は、 + &man.pw.8; の コマンドを使った時は、 そのユーザはグループの一員として表示されませんが、&man.id.1; などのツールを使って情報を問い合わせれば、 その情報を引き出せます。つまり、&man.pw.8; は @@ -1120,7 +1112,7 @@ teamtwo:*:1100:jru グループに所属しているユーザを調べるための &man.id.1; の使い方 - &prompt.user; id jru + &prompt.user; id jru uid=1001(jru) gid=1001(jru) groups=1001(jru), 1100(teamtwo)