From owner-freebsd-users-jp@FreeBSD.ORG Wed Nov 19 09:01:33 2014 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) (using TLSv1.2 with cipher AECDH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4AE7A806 for ; Wed, 19 Nov 2014 09:01:33 +0000 (UTC) Received: from mail-ob0-x230.google.com (mail-ob0-x230.google.com [IPv6:2607:f8b0:4003:c01::230]) (using TLSv1 with cipher ECDHE-RSA-RC4-SHA (128/128 bits)) (Client CN "smtp.gmail.com", Issuer "Google Internet Authority G2" (verified OK)) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 0884864F for ; Wed, 19 Nov 2014 09:01:33 +0000 (UTC) Received: by mail-ob0-f176.google.com with SMTP id vb8so108044obc.7 for ; Wed, 19 Nov 2014 01:01:32 -0800 (PST) DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=gmail.com; s=20120113; h=mime-version:in-reply-to:references:date:message-id:subject:from:to :content-type:content-transfer-encoding; bh=/6cMto7eHYI7aLMxaK+JLfr/vYDaa5JcAuQ9QvSXit4=; b=R5B0DA8RmqTeyzUbCh717YbYgewswrbeEDxzkeXToUBKidRIIm61N8HLIQlalCG1Rx q+i0ny8S0b038zmqOFmNOwx1/3Ing/XjCkQs5r3rQIJCH6TDt7Slk9HTS3jXwww7nD4z gR5Cia5C5PEawaD897o6FgRJfLeykySGUuxV5vSQM7mRauyFwjPqo8nwZjWjjKuYA1r3 gSBkJnzsYkscnJi4hF6eTXPNCZlZg+bLZl6gnvH0bNwJNGYn3DTrtAwkLYdP4M/xayve Z0JRcC6WSyLR2Ib1BZLpiO1JrwlX2VVdc0JKpSwjwck/TMWiUnbOqObpPSsdonTcVWBu BszQ== MIME-Version: 1.0 X-Received: by 10.182.209.36 with SMTP id mj4mr22331650obc.12.1416387692349; Wed, 19 Nov 2014 01:01:32 -0800 (PST) Received: by 10.202.1.204 with HTTP; Wed, 19 Nov 2014 01:01:32 -0800 (PST) In-Reply-To: <5469D915.40404@yk.rim.or.jp> References: <5469D915.40404@yk.rim.or.jp> Date: Wed, 19 Nov 2014 18:01:32 +0900 Message-ID: From: Mitsutoshi NAKANO To: tamago-tsunagi-misc , chise-ja@lists.chise.org, freewnn-users@lists.sourceforge.jp, canna-dev , =?ISO-2022-JP?B?QW50aHkbJEIkTjMrSC8bKEI=?= , opensuse-ja@opensuse.org, debian-devel , freebsd-users-jp@freebsd.org Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit Subject: [FreeBSD-users-jp 95352] Re: =?iso-2022-jp?b?W0ZyZWV3bm4tdXNlcnMgMjQwXSBSZTogdGFtYWdvLXRz?= =?iso-2022-jp?b?dW5hZ2ktZHJhZnQuZ2l0GyRCJE44eDMrJEgkNDBVOCsbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCO0ckJBsoQiAod2FzOiBFbWFjcy10YW1hZ28gKGVnZykg?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJE4bKEJ1cHN0cmVhbRskQiRyGyhCKBskQjpGJFMbKEIp?= =?iso-2022-jp?b?GyRCOm4kaiReJDskcyQrGyhCPyk=?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.18-1 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 19 Nov 2014 09:01:33 -0000 このメールは tamago-tsunagi-misc@lists.sourceforge.jp chise-ja@lists.chise.org freewnn-users@lists.sourceforge.jp canna-dev@lists.sourceforge.jp anthy-dev@lists.sourceforge.jp opensuse-ja@opensuse.org debian-devel@debian.or.jp freebsd-users-jp@freebsd.org に同じ内容で出しております。 私なりに考えてみました。 考えが間違っている、など意見・異見がございましたら どうかご指摘願います。 まずTamago(Egg)のコードが GPL-2+でライセンスされるのは皆同意しているはずです。 だからこそ皆さんコードを追加したり パッチを書いたりしているのですから。 その上で以下の4つのことを考えなければいけないように思います。 既存のソースをどうするか? 既存のパッチをどうするか? 今後のソースをどうするか? 今後のパッチをどうするか? このうち、今後についてはとりあえず今は置いておき、 ちかぢか考えるとして、既存のソース・パッチについては、 今決めておかないと、前へ進めなくなると思います。 (もちろん、今後についても大急ぎで考えないと、 開発が進まなくなりますが) -------- まず現状ですが、各ソースコードのCopyright(C)表記はバラバラです。 FSFが著作権を持っていることになっているものもあれば PFUになっているのもあれば ;;; egg/anthy.el --- ANTHY Support (high level interface) in Egg ;;; Input Method Architecture ;; Copyright (C) 2002 The Free Software Initiative of Japan ;;; egg/anthyipc.el --- ANTHY IPC Support (low level interface) in Egg ;;; Input Method Architecture のようにFSIJが持っているものもあれば ;;; egg-sim.el --- EGG Simple Input Method ;; Copyright (C) 2000 Electrotechnical Laboratory, JAPAN. ;; Licensed to the Free Software Foundation. ;; Copyright (C) 2000 TOMURA Satoru というのもあれば helper/egg-helper.c * Copyright (c) 2005 ISHIKAWA Mutsumi というのもあります。 しかもegg-cnv.elやits/kata.elのようにCopyrightの表記が誤っている らしいものもあります。 (この辺、まとめて http://www.debian.org/doc/packaging-manuals/copyright-format/1.0/ 風のファイルを作っておこうかなと思っていました。 しかしCopyrightが間違っている場合などを考えると頭が痛いですね。) つまり各ソースの著作権者はバラバラで、 FSFが持っているわけではないソースが混じっています。 この状態でFSFまたはどこかに集中的に著作権を 管理してもらう状態にするのは大変そうです。 CopyrightをFSFにまとめることができるのか判断する必要があります。 ところである(法)人が著作権を主張するには、 少なくともその著作物に対する著作権を 自分が持っていることを知っている必要があると思いますが、 FSFはTamago(Egg)のコードにFSFが著作権を持つものがあることを 知っているのでしょうか? そこらへんどういう仕組みなのか 私は詳しくないのでどなたか教えて欲しいです。 次に既存のパッチについて考えます。 基のプログラムがGPL-2+でライセンスされているので、 パッチについてもGPL-2+です。 GPLではプログラムを改変した場合、 改変した箇所・日時・改変者が誰であるか 明らかにするよう求めています。 だからVCSでソースを管理しておくのは良い考えだと思います。 ただ、現状のgit logを見ても誰が入れた変更なのか 判りにくいんですよね。 幸いChangeLogはきちんと2004年11月22日までわりときちんと 書かれているので、それを見て、だいたい誰が何を変更したか 解るようになっています。 しかし、ChangeLog.2000-2001に 2001-12-01 ? * egg/wnn.el (wnn-server-info-list): Use `defvar' instead of `defconst' to define it. というのがあるんですよね。 それとChangeLogに署名した人と、 実際に変更した人とが異なっている場合というのも あり得ると思います。 著作権者をFSFに統一することを考えた場合、 改変者一覧に漏れがあったら 譲渡は意味を成さなくなるように思います。 後になって「俺は同意していない」 という人が現れるかもしれないですから。 またTamagoのupstream復活を考えたときに このアイデアをChangeLogに載っているメールアドレスに 片っ端から送信したのですが、 多くは該当アドレス存在せずで帰ってきました。 各パッチ提供者と連絡を取るというのは、 今となってはとても難しい作業のように思われます。 考えたり、調べたりしながらこの文章を書いてみたのですが、 著作権者を一つに統一するというのは もはや無理なんじゃないかという気がしてきました。 残念ですが http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html の「何も対処しない」以外の選択肢が 現実で内容に思えてきました。 今後のソースとパッチの開発については後ほど考えます。 http://sourceforge.jp/projects/freewnn/lists/archive/users/2014-November/000239.html >From: ishikawa >Date: 2014年 11月 17日 (月) 20:16:37 JST >To: freewnn-users@lists.sourceforge.jp >Subject: [Freewnn-users 240] Re: tamago-tsunagi-draft.gitの公開とご意見伺い (was: Emacs-tamago (egg) のupstreamを(再び)作りませんか?) > On 2014年11月16日 10:45, Mitsutoshi NAKANO wrote: >> しかしFSFにコードを譲渡する手続きって >> 具体的にどうすればよいのか私は存じておりません。 >> ご存じの方は教えていただければ幸いです。 > > GNU Project のEmacs なりのソースの1ー3行程度のパッチでしたら、 > あまりうるさくないのですが、 > 特定のファイルの始めから終りまでところどころに > 変更がはいって、それに必要な関数を1、2個追加定義するような > ことをするパッチを送ると copyright assignment が必要だといってきます。 > 大昔 gcc のエラー出力ルーチン関連でパッチを投稿したら > そういう趣旨で署名して返送すべき書類が送られてきました。 > > FSFに、「これらのファイルを最新の機能にするのに、以下のような変更が必要だと > おもう。 > パッチを添付するが、必要であればcopyright assignment を > します。」といえば必要な最新のテンプレートを送ってくるので > 署名して送付すればよいとおもいます。 > > おっと、今回集めたパッチの類の素性をはっきりしてないと > 気軽にサインできないとおもうので(誰がするのかという問題も存在します。)、 > 今回の集めた内容でもその素性を確かめる必要がありそうですね。 > > 場合によっては、元の個別のパッチの作成者に、個別にFSFへのcopyright > assignment をお願いする必要が > あるかもしれません。(というか、パッチを送るときにcopryright assignment を > まとめて送ったほうが方がらくかもしれません。 > FSF への copyright assignment は各自に署名してもらい、どこの部分についてかを > はっきりさせておいて、代理でまとめて送付する[ないしは、各自から送られていく > 旨を FSF に伝えるとか。]) > > 結構面倒かもしれませんが、GPL (LGPL?) に準じて公開されているパッチのようで > すから、 > 元のパッチの著者がまだしてなければ、FSFでの配布に必要だということで > お願いすれば問題ないかとおもいます。 > (駄目だったら、そこだけはFSF の配布から外して、 > Freewnn のサイトからとってほしいのreadme.txt を追加するか。) > > copyright assignment の誰が署名するかから初めて、元のパッチの著者に依頼する > 場合のことを考えたあとで、 > 修正パッチの一部変更も含めた作成送付方法も考える必要がありそうです。 > > 石川 > > _______________________________________________ > freewnn-users mailing list > freewnn-users@lists.sourceforge.jp > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/freewnn-users > -- 1xx Mitsutoshi NAKANO