From owner-svn-doc-all@FreeBSD.ORG Sat Jul 21 14:28:40 2012 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:4f8:fff6::34]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 37913106566B; Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:4f8:fff6::2c]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 1F85E8FC18; Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (localhost [127.0.0.1]) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4) with ESMTP id q6LESeN4044535; Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4/Submit) id q6LESexx044533; Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201207211428.q6LESexx044533@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit Cc: Subject: svn commit: r39241 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.5 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sat, 21 Jul 2012 14:28:40 -0000 Author: ryusuke Date: Sat Jul 21 14:28:39 2012 New Revision: 39241 URL: http://svn.freebsd.org/changeset/doc/39241 Log: Whitespace cleanup. Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Sat Jul 21 11:53:11 2012 (r39240) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Sat Jul 21 14:28:39 2012 (r39241) @@ -529,7 +529,7 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 1 - + Sean Kelly 寄稿: @@ -742,7 +742,7 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 1 端末の項目を <filename>/etc/ttys</filename> - に追加する + に追加する システムに 2 台の端末、Wyse-50 と、VT-100 端末をエミュレートしている @@ -755,7 +755,7 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 1 /etc/ttys 内の対応する項目は次のようになります。 - ttyd1ttyd1 "/usr/libexec/getty std.38400" wy50 on - /usr/bin/login + /usr/bin/login ユーザがログイン名を入力すると、 getty は @@ -1779,7 +1779,7 @@ AT&B2&W これらの AT コマンドを入力するには? - /etc/remote + /etc/remote /etc/remote ファイルの中で direct エントリを作ります。たとえばモデムが @@ -2048,11 +2048,11 @@ raisechar=^^ リモート側への ファイルの送信が始まります。 - + - + Kazutaka YOKOTA 寄稿: @@ -2068,22 +2068,22 @@ raisechar=^^ シリアルコンソールの設定 シリアルコンソール - + 導入 - + FreeBSD は、コンソールとして シリアルポート上のダム端末しか持たないシステムでも起動します。 この様な構成はきっと次のような二種類の人達に便利でしょう。それは、 キーボードやモニタのないマシンに FreeBSD をインストールしたいシステム管理者と、 カーネルやデバイスドライバをデバッグしたい開発者です。 - + で説明されているように、 FreeBSD は 3 ステージ構成のブートストラップを用いています。 最初の 2 つのステージは、 - ブートディスクにある FreeBSD スライスの最初に格納されている、 - ブートブロックのコードが行います。 + ブートディスクにある FreeBSD スライスの最初に格納されている、 + ブートブロックのコードが行います。 それからブートブロックは、第 3 ステージのコードとしてブートローダ (/boot/loader) を読み込み、実行します。 @@ -2101,14 +2101,14 @@ raisechar=^^ ヌルモデムケーブル ヌルモデムケーブル、 - もしくは標準シリアルケーブルとヌルモデムアダプタが必要となります。 + もしくは標準シリアルケーブルとヌルモデムアダプタが必要となります。 シリアルケーブルについては をご覧ください。 - + キーボードをはずして下さい。 - + たいていの PC システムは Power-On Self-Test (POST) の間にキーボードを検出し、もし見つからなければエラーと なります。また、キーボードがないことを大きな音で知らせ、 @@ -2118,13 +2118,13 @@ raisechar=^^ とにかく起動するなら特別な対応は必要ありません (Phoenix BIOS を搭載しているマシンには、 Keyboard failed - と表示されても、正常に起動するものがあります)。 - + と表示されても、正常に起動するものがあります)。 + あなたのコンピュータがキーボードを接続していない状態で 起動しないようなら、(もし可能ならば) エラーを無視するように BIOS を設定する必要があります。設定方法の詳細については、 マザーボードのマニュアルを調べてください。 - + BIOS の設定でキーボードを Not installed にするということは、キーボードを使えないということを @@ -2134,24 +2134,24 @@ raisechar=^^ Not installed にしていてもキーボードを 接続したままにできますし、ちゃんと動作します。 - + あなたのシステムが PS/2 マウスを使っているなら、 おそらくマウスもキーボード同様にはずす必要があるでしょう。 というのは、PS/2 マウスは部分的にキーボードとハードウェアを 共有しており、マウスを接続したままにしていると、 - キーボードも存在する、と誤って検出してしまう可能性があるからです。 + キーボードも存在する、と誤って検出してしまう可能性があるからです。 AMI BIOS を持つ Gateway 2000 Pentium 90MHz システム はこれに該当すると言われています。 一般的にこれは問題ではありません。なぜなら、どっちにしても マウスはキーボードなしではたいして役に立たないからです。 - + COM1: (sio0) にダム端末を接続してください。 - + ダム端末がなければ、かわりに古い PC/XT でモデム プログラムを走らせて使ったり、シリアルポートに他の Unix マシンを繋いだりできます。もしも COM1: @@ -2170,18 +2170,18 @@ raisechar=^^ に付け替えることができない) ならば、多分、そもそも 悩んでる場合ではありません。) - + カーネルコンフィグファイルの COM1: (sio0) に適切なフラグを 設定していることを確認してください。 - + 関連するフラグ: - + 0x10 - + このポートのコンソールサポートを有効にします。 このフラグが設定されない場合、他のフラグは無視されます。 @@ -2194,14 +2194,14 @@ raisechar=^^ オプションも使ってください。 - + 0x20 - + 後述される オプション を無視して、(他に優先度の高いコンソールがない限り) - このポートをコンソールとして指定します。 + このポートをコンソールとして指定します。 このフラグは FreeBSD バージョン 2.XCOMCONSOLE オプションに対応するものです。 @@ -2209,10 +2209,10 @@ raisechar=^^ フラグ と一緒に指定されなければなりません。 - + 0x40 - + (0x10 と組み合わせることで) このポートを予約し、通常のアクセスができない @@ -2222,9 +2222,9 @@ raisechar=^^ 唯一の使い道は、ユニットがカーネルのリモートデバッグ用 であることを指定することです。 リモートデバッグの詳細については - The + The Developer's Handbook を参照してください。 - + FreeBSD 4.0-CURRENT 以降では、 フラグ 0x40 の意味が若干異なり、 @@ -2234,33 +2234,33 @@ raisechar=^^ - + 例: - + device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x10 irq 4 - + 詳細については &man.sio.4; のマニュアルを参照してください。 - + もしこれらのフラグがセットされていなければ、(別のコンソールで) UserConfig を実行するか、 - カーネルを再コンパイルする必要があります。 + カーネルを再コンパイルする必要があります。 - + ブートドライブの a パーティションの ルートディレクトリに boot.config を作成してください。 - + このファイルは、ブートブロックコードに対してどのように システムを起動したいかを教えます。 シリアルコンソールを活かすためには、以下のオプションを幾つか — 複数の場合も一行で、設定する必要があります: - + - + 内蔵コンソールとシリアルコンソールの切替えを行います。 これを使用してコンソールデバイスを変更できます。 @@ -2274,10 +2274,10 @@ raisechar=^^ を使用できます。 - + - + シングルとデュアルのコンソール設定を切り替えます。 シングル設定では、上記の @@ -2293,16 +2293,16 @@ raisechar=^^ 唯一のコンソールになります。 - + - + ブートブロックがキーボードを検出するようにします。 キーボードが発見できなかった場合には、 - - オプションが自動的にセットされます。 - + + オプションが自動的にセットされます。 + 現バージョンのブートブロックでは容量の制限により、 オプションは拡張キーボードしか @@ -2315,14 +2315,14 @@ raisechar=^^ - + オプションを使ってコンソールを 自動的に選ぶか、 オプションを使って シリアルコンソールを有効にしてください。 - + さらに &man.boot.8; で説明されている他のオプションも使う ことができます。 - + 以外のオプションはブートローダ (/boot/loader) に渡されます。 ブートローダは、 オプションだけの状態を @@ -2335,26 +2335,26 @@ raisechar=^^ 使うことができます。ブートローダは内蔵ビデオディスプレイを コンソールとして使います。 - + マシンを起動する。 - + FreeBSD を起動したとき、ブートブロックは /boot.config の内容をコンソールに表示 します。例えば、 - + /boot.config: -P Keyboard: no - + 行の二番目は、 - /boot.config にオプション - が指定してあるときだけ表示され、 - キーボードが存在するかどうかを表します。 - これらのメッセージは、シリアルか内蔵のいずれか、 - あるいはその両方のコンソールに表示されます。 - どちらに表示されるかは、 - /boot.config の設定によって変わります。 - + /boot.config にオプション + が指定してあるときだけ表示され、 + キーボードが存在するかどうかを表します。 + これらのメッセージは、シリアルか内蔵のいずれか、 + あるいはその両方のコンソールに表示されます。 + どちらに表示されるかは、 + /boot.config の設定によって変わります。 + @@ -2363,33 +2363,33 @@ Keyboard: no メッセージの表示される場所 - + なし 内蔵 - + シリアル - + シリアルと内蔵の両方 - + シリアルと内蔵の両方 - + 、キーボードが存在する場合 内蔵 - + 、キーボードが存在しない場合 シリアル @@ -2397,62 +2397,62 @@ Keyboard: no - + このメッセージが表示された後、 - ブートブロックがブートローダのロードを再開し、 - 他の全てのメッセージがコンソールに表示されるまで、 - 若干時間がかかります。通常の環境では、ブートブロックに - 割り込みをかける必要はありませんが、 - ちゃんとセットアップされているかどうか確かめるために、 - 割り込みをかけることができるようになっています。 - + ブートブロックがブートローダのロードを再開し、 + 他の全てのメッセージがコンソールに表示されるまで、 + 若干時間がかかります。通常の環境では、ブートブロックに + 割り込みをかける必要はありませんが、 + ちゃんとセットアップされているかどうか確かめるために、 + 割り込みをかけることができるようになっています。 + ブートプロセスに割り込みをかけるには、 コンソールの (Enter 以外の) キーをたたいて下さい。 - ブートブロックはその時、操作を指定するためのプロンプトを表示します。 - こんな風に表示されるでしょう。 - - + ブートブロックはその時、操作を指定するためのプロンプトを表示します。 + こんな風に表示されるでしょう。 + + >> FreeBSD/i386 BOOT Default: 0:wd(0,a)/boot/loader boot: - + 上に示したメッセージが、シリアルか内蔵、 - あるいはその両方といった、/boot.config - で指定したとおりのコンソールに表示されることを確認して下さい。 + あるいはその両方といった、/boot.config + で指定したとおりのコンソールに表示されることを確認して下さい。 メッセージが正しいコンソールに表示されたら、 Enter - キーを押してブートプロセスを継続してください。 - - + キーを押してブートプロセスを継続してください。 + + もし、シリアルコンソールを利用するように設定しているのに - シリアル端末にプロンプトが出てこない場合は、 - 設定のどこかに間違いがあります。 - ブートブロック(とブートローダ、カーネル)に対して - シリアルポートをコンソールに使うことを伝えるため、 - 割り込みをかけた時に を入力し、 - (可能ならば) Enter/Return キーを押して下さい。そして、 - 一度システムを起動させてから、どこが悪いのかをチェックして下さい。 + シリアル端末にプロンプトが出てこない場合は、 + 設定のどこかに間違いがあります。 + ブートブロック(とブートローダ、カーネル)に対して + シリアルポートをコンソールに使うことを伝えるため、 + 割り込みをかけた時に を入力し、 + (可能ならば) Enter/Return キーを押して下さい。そして、 + 一度システムを起動させてから、どこが悪いのかをチェックして下さい。 - + ブートローダがロードされ、ブートプロセスの第三ステージに いる時には、まだ内蔵コンソールとシリアルコンソールを切り替えることができます。 それにはブートローダの環境変数を適切に設定すれは良いのですが、 詳細については を参照してください。 - + まとめ - + このセクションで扱ったさまざまな設定と、 - 最終的に選択されるコンソールに関するまとめです。 - + 最終的に選択されるコンソールに関するまとめです。 + Case 1: sio0 の flags に 0x10 をセットした場合 - + device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x10 irq 4 - + @@ -2463,7 +2463,7 @@ boot: カーネルのコンソール - + なし @@ -2471,35 +2471,35 @@ boot: 内蔵 内蔵 - + シリアル シリアル シリアル - + 内蔵、シリアルの両方 内蔵 内蔵 - + 内蔵、シリアルの両方 シリアル シリアル - + 、キーボードが存在する場合 内蔵 内蔵 内蔵 - + 、キーボードが存在しない場合 内蔵、シリアルの両方 @@ -2510,12 +2510,12 @@ boot: - + Case 2: sio0 の flags に 0x30 をセットした場合 - + device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x30 irq 4 - + @@ -2526,7 +2526,7 @@ boot: カーネルのコンソール - + なし @@ -2534,35 +2534,35 @@ boot: 内蔵 シリアル - + シリアル シリアル シリアル - + 内蔵、シリアルの両方 内蔵 シリアル - + 内蔵、シリアルの両方 シリアル シリアル - + 、キーボードが存在する場合 内蔵 内蔵 シリアル - + 、キーボードが存在しない場合 内蔵、シリアルの両方 @@ -2574,260 +2574,260 @@ boot: - + シリアルコンソールを利用する上で役に立つ情報 - + シリアルポートの通信速度をもっと速いものに設定するには - + デフォルトのシリアルポート通信速度は、9600 ボー、 - 8 ビット、パリティなし、ストップビット 1 です。 - 通信速度を変更したい場合には、少なくとも - ブートブロックの再コンパイルが必要になります。 - /etc/make.conf に次のような行を追加して、 - 新しくブートブロックをコンパイルして下さい。 - + 8 ビット、パリティなし、ストップビット 1 です。 + 通信速度を変更したい場合には、少なくとも + ブートブロックの再コンパイルが必要になります。 + /etc/make.conf に次のような行を追加して、 + 新しくブートブロックをコンパイルして下さい。 + BOOT_COMCONSOLE_SPEED=19200 - + もし、シリアルコンソールがブート時の - オプション以外の方法で設定されていたり、 - カーネルが利用するシリアルコンソールが - ブートブロック実行中のものと異なる場合には、 - カーネルコンフィグレーションファイルに次のオプションを追加して、 - 新しくカーネルをコンパイルしなければなりません。 - + オプション以外の方法で設定されていたり、 + カーネルが利用するシリアルコンソールが + ブートブロック実行中のものと異なる場合には、 + カーネルコンフィグレーションファイルに次のオプションを追加して、 + 新しくカーネルをコンパイルしなければなりません。 + options CONSPEED=19200 - + <devicename>sio0</devicename> 以外のシリアルポートを - コンソールとして使うには - + コンソールとして使うには + sio0 - 以外のポートをコンソールとして使うには、再コンパイルが必要です。 - それがどんな理由であれ、他のポートを使用する場合には - ブートブロック、ブートローダ、カーネルを - 次のようにして再コンパイルして下さい。 - + 以外のポートをコンソールとして使うには、再コンパイルが必要です。 + それがどんな理由であれ、他のポートを使用する場合には + ブートブロック、ブートローダ、カーネルを + 次のようにして再コンパイルして下さい。 + カーネルソースを取得する。 - + /etc/make.conf を編集し、 BOOT_COMCONSOLE_PORT に - 使用したいポートのアドレス(0x3F8、0x2F8、0x3E8 or 0x2E8)を - 設定してください。使用可能なのは - sio0 から + 使用したいポートのアドレス(0x3F8、0x2F8、0x3E8 or 0x2E8)を + 設定してください。使用可能なのは + sio0 から sio3 (COM1: から COM4:) までで、 - マルチポートシリアルカードは使えません。 - また、ここで割り込みの設定をする必要はありません。 + マルチポートシリアルカードは使えません。 + また、ここで割り込みの設定をする必要はありません。 - + 設定を変更するために新たなカーネルコンフィグレーションファイルを作成し、 - 使いたいシリアルポートのフラグを適切に設定します。 - 例えば、sio1 + 使いたいシリアルポートのフラグを適切に設定します。 + 例えば、sio1 (COM2:) をコンソールにしたければ、 - + device sio1 at isa? port "IO_COM2" tty flags 0x10 irq 3 - + または、 - + device sio1 at isa? port "IO_COM2" tty flags 0x30 irq 3 - + とします。その際、 - 他のシリアルポートにコンソールフラグをつけてはいけません。 + 他のシリアルポートにコンソールフラグをつけてはいけません。 - + ブートブロックを再コンパイルし、インストールする。 - + &prompt.root; cd /sys/boot/i386/boot2 &prompt.root; make &prompt.root; make install - + ブートローダを再コンパイルし、インストールする。 - + &prompt.root; cd /sys/boot/i386/loader &prompt.root; make &prompt.root; make install - - + + カーネルを再構築し、インストールする。 - + &man.disklabel.8; - を使ってブートブロックをブートディスクに書き込み、 - 新しいカーネルから起動する。 + を使ってブートブロックをブートディスクに書き込み、 + 新しいカーネルから起動する。 - + シリアルポートから DDB デバッガを起動するには - + シリアルコンソールからカーネルデバッガを起動したい(これは - リモートで診断する際に便利ですが、もしおかしな BREAK - 信号がシリアルポートに送られるような場合には危険です!) - 場合には、次のオプションを使ってカーネルをコンパイルして下さい。 - - + リモートで診断する際に便利ですが、もしおかしな BREAK + 信号がシリアルポートに送られるような場合には危険です!) + 場合には、次のオプションを使ってカーネルをコンパイルして下さい。 + + options BREAK_TO_DEBUGGER options DDB - + シリアルコンソールにログインプロンプトを表示させるには - + シリアルコンソールからブートメッセージを確認したり、 - シリアルコンソールを経由してカーネルデバッグセッションに入ることが - できるので、これは必要がないかもしれませんが、 - login プロンプトをシリアルポートに - 出力するように設定することもできます。 - これには、次のようにします。 - + シリアルコンソールを経由してカーネルデバッグセッションに入ることが + できるので、これは必要がないかもしれませんが、 + login プロンプトをシリアルポートに + 出力するように設定することもできます。 + これには、次のようにします。 + エディタで /etc/ttys というファイルを開き、 - 次に示す行に移動して下さい。 - + 次に示す行に移動して下さい。 + ttyd0 "/usr/libexec/getty std.9600" unknown off secure ttyd1 "/usr/libexec/getty std.9600" unknown off secure ttyd2 "/usr/libexec/getty std.9600" unknown off secure ttyd3 "/usr/libexec/getty std.9600" unknown off secure - + ttyd0 から - ttyd3 は、 - COM1 から + ttyd3 は、 + COM1 から COM4 に対応しています。 - 設定したいポートの off を + 設定したいポートの offon に変更して下さい。 - また、もしシリアルポートの通信速度を変更しているなら、 - std.9600 が実際の通信速度になるように、 - 例えば std.19200 のように変更して下さい。 - + また、もしシリアルポートの通信速度を変更しているなら、 + std.9600 が実際の通信速度になるように、 + 例えば std.19200 のように変更して下さい。 + さらに、実際のシリアル端末に合わせて、 - 端末タイプを unknown から変更することも可能です。 - + 端末タイプを unknown から変更することも可能です。 + ファイルの編集が終了したら、 - 変更を有効化するために kill -HUP 1 - を実行しなければなりません。 + 変更を有効化するために kill -HUP 1 + を実行しなければなりません。 - + ブートローダからコンソールを変更するには - + 前セクションは、ブートブロックの設定を変更することでシリアルコンソールを - セットアップする方法について解説していました。 - このセクションでは、ブートローダへのコマンド入力と環境変数設定で - コンソールの指定を行なう方法を紹介します。 - ブートローダがブートブロックの後、 - ブートプロセスの第三ステージとして呼び出されたとき、 - ブートローダの設定には、ブートブロックの設定がそのまま使われます。 - - + セットアップする方法について解説していました。 + このセクションでは、ブートローダへのコマンド入力と環境変数設定で + コンソールの指定を行なう方法を紹介します。 + ブートローダがブートブロックの後、 + ブートプロセスの第三ステージとして呼び出されたとき、 + ブートローダの設定には、ブートブロックの設定がそのまま使われます。 + + シリアルコンソールをセットアップする - + ブートローダとカーネルに対して - シリアルコンソールを使用するように設定するには、 - 単に /boot/loader.rc - のファイルに、次のような一行を書くだけで実現できます。 - + シリアルコンソールを使用するように設定するには、 + 単に /boot/loader.rc + のファイルに、次のような一行を書くだけで実現できます。 + set console=comconsole - + これは、前セクションで扱ったブートブロックの設定に - 全く関係なく機能します。 - + 全く関係なく機能します。 + 上に示した行は、 /boot/loader.rc - の最初の行に書き込まなくてはいけません。 - これはできるだけ早く、ブートメッセージをシリアルコンソールに - 出力させるために必要なことです。 - + の最初の行に書き込まなくてはいけません。 + これはできるだけ早く、ブートメッセージをシリアルコンソールに + 出力させるために必要なことです。 + 同様にして、次のように内蔵コンソールを指定することもできます。 - + set console=vidconsole - + もし、ブートローダの環境変数 console が設定されていない場合、 - ブートローダ、そしてその次に起動するカーネルは - ブートブロックで指定された オプションに - 示されたコンソールを使用します。 - - + ブートローダ、そしてその次に起動するカーネルは + ブートブロックで指定された オプションに + 示されたコンソールを使用します。 + + 3.2 以降のバージョンにおいては /boot/loader.rc ではなく、 /boot/loader.conf.local/boot/loader.conf - にコンソール指定を書き込みます。 - その場合、 + にコンソール指定を書き込みます。 + その場合、 /boot/loader.rc - は次のようになっていなければなりません。 - - + は次のようになっていなければなりません。 + + include /boot/loader.4th start - + それから、/boot/loader.conf.local - を作成して、次の行をそこに追加して下さい。 - - + を作成して、次の行をそこに追加して下さい。 + + console=comconsole - + か、もしくは - + console=vidconsole - + です。詳細については、&man.loader.conf.5; を参照して下さい。 - + その際、ブートローダはオプション指定なし - (ブートブロックに オプションが指定されたのと等価)になり、 - キーボードの存在を調べて - 内蔵コンソールとシリアルコンソールを自動的に選択する機能は働きません。 + (ブートブロックに オプションが指定されたのと等価)になり、 + キーボードの存在を調べて + 内蔵コンソールとシリアルコンソールを自動的に選択する機能は働きません。 - + <devicename>sio0</devicename> 以外のシリアルポートを - コンソールとして使うには - + コンソールとして使うには + sio0 以外のシリアルポートを - コンソールとして使うには、ブートローダを再コンパイルする必要があります。 - それには、 - に書かれている説明にしたがって下さい。 + コンソールとして使うには、ブートローダを再コンパイルする必要があります。 + それには、 + に書かれている説明にしたがって下さい。 - + 注意 - + シリアルコンソールというアイデアは、 - グラフィック出力用のハードウェアやキーボードが接続されていない - 専用サーバのセットアップを可能にするためのものです。 - ほとんどのシステムはキーボードなしで起動できますが、 - 不幸にも、グラフィックアダプタなしでは起動できないシステムはたくさんあります。 - AMI BIOS を採用しているマシンでは、CMOS 設定の - `graphics adapter' を `Not Installed' - にするだけで、 - グラフィックアダプタがなくとも起動できるように設定することができます。 - + グラフィック出力用のハードウェアやキーボードが接続されていない + 専用サーバのセットアップを可能にするためのものです。 + ほとんどのシステムはキーボードなしで起動できますが、 + 不幸にも、グラフィックアダプタなしでは起動できないシステムはたくさんあります。 + AMI BIOS を採用しているマシンでは、CMOS 設定の + `graphics adapter' を `Not Installed' + にするだけで、 + グラフィックアダプタがなくとも起動できるように設定することができます。 + しかしながら、多くのマシンはこのようなオプションを持っていませんし、 - ディスプレイハードウェアがシステムに存在しないと起動しないように - なっています。そのようなマシンでは、 - モニタを接続する必要がなかったとしても、 - 適当なグラフィックカード(モノクロのジャンク品でも構いません)を - 挿入したままにしておく必要があるでしょう。 *** DIFF OUTPUT TRUNCATED AT 1000 LINES ***