From owner-svn-doc-head@freebsd.org Sat Dec 19 15:34:19 2015 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 3D169A4CF82; Sat, 19 Dec 2015 15:34:19 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org (repo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 16CD812A5; Sat, 19 Dec 2015 15:34:19 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org ([127.0.1.37]) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2) with ESMTP id tBJFYIZT055892; Sat, 19 Dec 2015 15:34:18 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: (from ryusuke@localhost) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2/Submit) id tBJFYIWH055891; Sat, 19 Dec 2015 15:34:18 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Message-Id: <201512191534.tBJFYIWH055891@repo.freebsd.org> X-Authentication-Warning: repo.freebsd.org: ryusuke set sender to ryusuke@FreeBSD.org using -f From: Ryusuke SUZUKI Date: Sat, 19 Dec 2015 15:34:18 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r47890 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.20 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sat, 19 Dec 2015 15:34:19 -0000 Author: ryusuke Date: Sat Dec 19 15:34:17 2015 New Revision: 47890 URL: https://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/47890 Log: - Merge the following from the English version: r27981 -> r33365 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Sat Dec 19 00:44:24 2015 (r47889) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/boot/chapter.xml Sat Dec 19 15:34:17 2015 (r47890) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: 1.65 + Original revision: r33365 $FreeBSD$ --> @@ -564,6 +564,202 @@ boot: + + + 起動時のスプラッシュスクリーン + + + + Joseph J. + Barbish + + 寄稿: + + + + + スプラッシュスクリーンは、オリジナルのブートメッセージに比べ、 + ビジュアル的により魅力的な画面を提供します。 + この画面は、コンソールログインプロンプトまたは X + ディスプレイマネージャのログインプロンプトが出るまで表示されます。 + + &os; には、2 つの基本環境があります。 + ひとつは、レガシーなバーチャルコンソールコマンドライン環境です。 + システムの起動が終わったら、 + コンソールにログインプロンプトが表示されます。 + 2 つ目の環境は、X11 デスクトップのグラフィカル環境です。X11 と + GNOME, + KDE または + XFce のような デスクトップ環境 + のどれかをインストールすると、 + startx コマンドで X11 + デスクトップが起動します。 + + ユーザによっては、 + 伝統的なテキストベースのログインプロンプトより、 + X11 グラフィカルログインスクリーンが好まれます。 + &xorg; の XDM, + GNOME の + gdm および + KDE の + kdm のような + (そして Ports Collection からインストール可能な他の) + ディスプレイマネージャは、 + 基本的にコンソールにログインプロンプトを表示するかわりに、 + グラフィカルなログインスクリーンを提供します。 + ログイン後、グラフィカルなデスクトップをユーザに提供します。 + + コマンドラインの環境では、 + スプラッシュスクリーンは、 + ブート時の検出結果のメッセージや、 + タスクのスタートアップメッセージを、 + ログインプロンプトが表示されるまで隠します。 + X11 の環境では、ユーザは、ビジュアル的によりきれいな + (µsoft; &windows; または、非 unix 型のシステム) + のスタートアップに似たような、スタートアップを経験します。 + + + スプラッシュスクリーン機能 + + スプラッシュスクリーン機能は、 + 256 色のビットマップ (.bmp) または + ZSoft PCX (.pcx) + ファイルにのみ対応しています。 + さらに、標準の VGA アダプタで動かすには、 + スプラッシュイメージは 320x200 + ピクセル以下の解像度である必要があります。 + + (最大解像度 1024x768 ピクセルまでの) + もう少し大きなイメージを使いたい場合には、&os; に + VESA サポートを追加してください。 + 起動時に VESA モジュールを読み込むか、 + カーネルコンフィグレーションファイルに + VESA オプションを追加して、 + カスタムカーネルを構築 ( を参照) することで有効にできます。 + VESA のサポートにより、 + フルスクリーンでスプラッシュスクリーンを表示できるようになります。 + + スプラッシュスクリーンは、起動プロセスの間、 + 画面に表示されますが、 + キーボードから何かのキーを押すことで、 + いつでもやめることができます。 + + スプラッシュスクリーンは、 + X11 の外でのデフォルトでもあります。 + 一定期間使われないと、 + 画面がスプラッシュスクリーンに変わり、 + イメージの強さが、明るくから暗くなるように変化し、 + それが繰り返されます。 + このデフォルトのスプラッシュスクリーン + (スクリーンセーバ) の振る舞いは、 + /etc/rc.conf に + saver= 行を追加することで変更できます。 + saver= オプションは、 + いくつかのビルトインのスクリーンセーバが用意されていて、 + 選ぶことが出来ます。 + 完全な一覧は、&man.splash.4; マニュアルページで見ることができます。 + デフォルトのスクリーンセーバーは + warp と呼ばれるものです。 + /etc/rc.conf で指定する + saver= オプションは、 + は仮想コンソールにのみ 適用されるということに気をつけてください。 + X11 ディスプレイマネージャには影響しません。 + + スプラッシュスクリーンを有効に設定していても、起動時には、 + ブートオプションメニューや、 + タイムウェイトカウントダウンプロンプトなどのブートローダメッセージは表示されます。 + + http://artwork.freebsdgr.org + のギャラリから、 + サンプルのスプラッシュスクリーンファイルをダウンロードできます。 + sysutils/bsd-splash-changer + port をインストールすると、 + 起動時にスプラッシュイメージのコレクションからランダムに一枚が選択されます。 + + + + スプラッシュスクリーン機能を有効にする + + スプラッシュスクリーン (.bmp) または + (.pcx) ファイルは、 + /boot + ディレクトリに置く必要があります。 + + デフォルトのブートディスプレイの解像度 + (256 色、320x200 ピクセル以下) の場合には、 + 以下を含むように + /boot/loader.conf を編集してください。 + + splash_bmp_load="YES" +bitmap_load="YES" +bitmap_name="/boot/splash.bmp" + + 1024x768 ピクセルまでの、より大きなビデオ解像度の場合には、 + 以下を含むように /boot/loader.conf + を編集してください。 + + vesa_load="YES" +splash_bmp_load="YES" +bitmap_load="YES" +bitmap_name="/boot/splash.bmp" + + 上の例では、スプラッシュスクリーンに + /boot/splash.bmp + を使うことを想定しています。 + PCX ファイルを使う場合は、 + 以下を使ってください。 + また、解像度によっては + vesa_load="YES" 行を追加してください。 + + splash_pcx_load="YES" +bitmap_load="YES" +bitmap_name="/boot/splash.pcx" + + ファイル名は上記のような + splash に限られているわけではありません。 + BMP または PCX 形式であれば、 + splash_640x400.bmp + や blue_wave.pcx + といった名前でも構いません。 + + 他に興味を持ちそうな loader.conf + のオプションを以下で紹介します。 + + + + beastie_disable="YES" + + + カウントダウンのプロンプトを除き、 + ブートオプションメニューを表示しません。 + ブートオプションメニューの画面は利用できませんが、 + タイムウェイトカウントダウンプロンプトが表示されている時に、 + オプションを選択することで対応するブートオプションを設定できます。 + + + + + loader_logo="beastie" + + + このオプションは、 + これまでのリリースのようにカラーの beastie ロゴと共に、 + ブートオプションメニューの右側に表示されている単語 + (デフォルトでは &os;) を置き換えます。 + + + + + より詳細な情報については、&man.splash.4;, + &man.loader.conf.5; および &man.vga.4; + マニュアルページをご覧ください。 + +