From owner-svn-doc-all@FreeBSD.ORG Sun Jul 22 16:43:09 2012 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [69.147.83.52]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 41D431065670; Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:4f8:fff6::2c]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 2AF668FC08; Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (localhost [127.0.0.1]) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4) with ESMTP id q6MGh9hp005170; Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.4/8.14.4/Submit) id q6MGh9fh005168; Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201207221643.q6MGh9fh005168@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit Cc: Subject: svn commit: r39244 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.5 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sun, 22 Jul 2012 16:43:09 -0000 Author: ryusuke Date: Sun Jul 22 16:43:08 2012 New Revision: 39244 URL: http://svn.freebsd.org/changeset/doc/39244 Log: - Merge the following from the English version: r10504 -> r11019 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Sun Jul 22 10:52:16 2012 (r39243) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/serialcomms/chapter.sgml Sun Jul 22 16:43:08 2012 (r39244) @@ -2,7 +2,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r10504 + Original revision: r11019 $FreeBSD$ --> @@ -30,7 +30,7 @@ シリアルコンソールからのシステム起動方法 - この章を読む前に以下のことを行っておくべきです。 + この章を読む前に、以下のことを行っておくべきです。 新しいカーネルを構成してインストールする方法を覚える ()。 @@ -87,10 +87,10 @@ 通信におけるデータ転送速度に関して、 - 著者はボー (baud) という用語は使いません。 + このセクションでは ボー (baud) という用語は使いません。 ボーというのは一定時間に生じうる電気的状態の変化の数を表すにすぎず、 bps (bits per second) - という単位の方が正しいからです + という単位の方が正しいからです (少なくとも、こういう表現をしておけば、 意地の悪い人に怒られることもないのではないかと思います)。 @@ -258,9 +258,8 @@ のポートを搭載しているかもし れません。 利用されているポートの種類に関しては、 - ハードウェアについてきたドキュメ ントを参照してください。 - また、多くの場合、ポートの形状から判断すること - もできるでしょう。 + ハードウェアについてきたドキュメントを参照してください。 + また、多くの場合、ポートの形状から判断することもできるでしょう。 @@ -319,7 +318,7 @@ 単純なマルチポートシリアルインタフェースや、 Digiboard や Stallion Technologies が製造しているよりインテリジェントなマルチポートカードにも対応しています。 - デフォルトのカーネルは、標準の COM ポートしか見ません。 + しかしながら、デフォルトのカーネルは、標準の COM ポートしか見ません。 搭載されているシリアルポートのいずれかを、 カーネルが認識しているかどうか確認したい場合は、 @@ -493,7 +492,7 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 1 デバイスが再びオープンされる時、デフォルトの設定値に戻ります。 デフォルトの設定を変更するためには、初期状態 を設定したいデバイスをオープンして調節できます。 - たとえば、ttyd5 というデバイスに対して、デフォルトで + たとえば、ttyd5 というデバイスに対して、デフォルトで モード, 8 bits, フロー制御を設定したい場合は、 次のように入力してください。 @@ -728,10 +727,11 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 1 コンソールからの ログインが可能になっています。 このファイルには、他の仮想コンソール、シ リアルポートおよび仮想端末のエントリも含まれています。 - 端末を接続する 場合は、そのポートの + 端末を接続する場合は、そのポートの /dev のエントリを、 - /dev の部分 - を省略して記述します。 + /dev の部分を省略して記述します + (たとえば /dev/ttyv0 については、 + ttyv0 として記述します)。 FreeBSD のデフォルトのインストール状態では、 ttyd0 から ttyd3 @@ -850,7 +850,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" ユーザは特権を持たないアカウントでログインした後に、 &man.su.1; や類似の仕組みを使ってスーパユーザ特権を獲得します。 - 鍵のかかる部屋にある端末であっても、"insecure" + 鍵のかかる部屋にある端末であっても、insecure にしておくことが強く推奨されます。 スーパユーザ特権が必要なら、ログインしてから su を使うのは十分簡単です。 @@ -872,6 +872,11 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" &prompt.root; kill -HUP 1 + + init は、システムで最初に起動するプロセスなので、 + PID は常に 1 です。 + + すべての設定が正しくおこなわれ、 すべてのケーブルがただしく接続されていて、 かつ端末の電源が入っていれば、この時点で各端末で @@ -887,9 +892,13 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" ときには端末の接続がう まくいかない場合があるでしょう。以下に、 よく見られる問題とその解決方法 を示します。 - - ログインプロンプトが表示されない - + + + + ログインプロンプトが表示されない + + + 端末の電源が接続され、 スイッチが入っていることを確認してください。もし、PC を端末として利用している場合は、 @@ -936,12 +945,15 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" また、ttys ファイルを変更したら、kill -HUP 1 を実行するのを忘れないでください。 - - + + - - ログインプロンプトの代わりにゴミが表示される - + + + ログインプロンプトの代わりにゴミが表示される + + + 端末と FreeBSD の間の通信速度およびパリティの設定が一致していることを確 かめてください。また、getty @@ -953,19 +965,22 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" /etc/ttys を修正し てから、 kill -HUP 1 を実行してください。 - - + + - 文字が重複して表示される、 - 入力したパスワードが表示される - + + + 文字が重複して表示される、入力したパスワードが表示される + + + 端末または通信ソフトの設定で、半二重 (half duplex) あるいは ローカ ルエコー となっているところを、全二重 (full duplex) に変更してください。 - - - + + + @@ -1116,7 +1131,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" 4850 ?? I 0:00.09 /usr/libexec/getty V19200 ttyd0 ユーザがモデムに電話をかけ、モデム同士が接続されると、 - モデムの CD が検出されます。その結果、 + モデムの CD (Carrier Detect) が検出されます。その結果、 kernel がキャリア信号を検出して、getty によるポートのオープンの処理が終了します。 getty は、login: @@ -1193,7 +1208,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" このログインの動作が前者の固定速度による方法に比べて美しくないのは明らかですが、 この方法では、低速度で接続しているユーザに対するフルスクリーンのプログラムからのレスポンスが改善されます。 - このドキュメントでは、両方の設定方法について解説しますが、 + このセクションでは、両方の設定方法について解説しますが、 どちらかというとモデム間の速度に応じて RS-232 インタフェースの速度が変化するような 設定の方に偏った説明になってしまうと思います。 @@ -1301,8 +1316,8 @@ vq|VH57600|Very High Speed Modem at 5760 もし、お使いの CPU が低速のものであったり、CPU に対する負荷が高い場合で、16550A 系のシリアルポートをお使いでない場合、 - 57.6 Kbps の接続において、sio の silo - エラーが発生するかもしれません。 + 57.6 Kbps の接続において、sio の + silo エラーが発生するかもしれません。 @@ -1497,37 +1512,37 @@ AT&C1&D2&H1&I0&R2&am - スイッチ1: UP — DTR 標準 + スイッチ 1: UP — DTR 標準 - スイッチ2: 無視 (リザルト - コードを単語形式にするか数値形式にす るか) + スイッチ 2: N/A + (リザルトコードを単語形式にするか数値形式にするか) - スイッチ3: UP — リザルト コードを返さない + スイッチ 3: UP — リザルトコードを返さない - スイッチ4: DOWN — コマンド エコーを返さない + スイッチ 4: DOWN — コマンドエコーを返さない - スイッチ5: UP — 自動着信 + スイッチ 5: UP — 自動着信 - スイッチ6: UP — CD 標準 + スイッチ 6: UP — CD 標準 - スイッチ7: UP — + スイッチ 7: UP — 不揮発ラムからデフォルト値をロードする - スイッチ8: 無視 (Smart Mode/Dumb Mode) + スイッチ 8: N/A (Smart Mode/Dumb Mode) @@ -1657,8 +1672,8 @@ AT&B2&W モデムで接続してみる 実際にモデムを使って別のコンピュータから - 接続してみてください。この時、8ビット、パリティなし、 - 1ストップ ビットで接続するようにしてください。 + 接続してみてください。この時、8 ビット、パリティなし、 + 1 ストップビットで接続するようにしてください。 接続後すぐにプロンプトが返ってこない場合や、 無意味な文字列が表示される 場合は、1秒に1回くらいの割合で Enter キーを押してみてください。 @@ -1763,16 +1778,18 @@ AT&B2&W は通信に問題があると判断するでしょう。 ATS7=45&W を実行してください。 - 実際、デフォルトの tip は Hayes - の完全なサポートを しているわけではありません。解決方法は - /usr/src/usr.bin/tip/tip の下の - tipconf.h を変更することです。 - もちろんこれにはソース配布ファイルが必要です。 - - #define HAYES 0 と記述されている行を - #define HAYES 1 と変更し、そして - makemake install - を実行します。これでうまく動作するでしょう。 + + デフォルトの tip は、 + Hayes モデムに完全に対応しているわけではありません。解決方法は + /usr/src/usr.bin/tip/tip の下の + tipconf.h を変更することです。 + もちろんこれにはソース配布ファイルが必要です。 + + #define HAYES 0 と記述されている行を + #define HAYES 1 と変更し、そして + make, make install + を実行します。これでうまく動作するでしょう。 + @@ -1796,7 +1813,7 @@ AT&B2&W がシステムに存在しない場合は、次のようにします: &prompt.root; cd /dev -&prompt.root; ./MAKEDEV cuaa0 +&prompt.root; sh MAKEDEV cuaa0 または root になって以下のように cu コマンドを実行します: @@ -1808,7 +1825,7 @@ AT&B2&W /dev/cuaa0)。そして speed には接続する速度を指定します (例えば 57600)。その後 AT - コマンドを実行したら、~. + コマンドを実行したら、~. と入力すれば終了します。 @@ -2072,8 +2089,8 @@ raisechar=^^ 導入 - FreeBSD は、コンソールとして - シリアルポート上のダム端末しか持たないシステムでも起動します。 + FreeBSD は、 + コンソールとしてシリアルポート上のダム端末しか持たないシステムでも起動します。 この様な構成はきっと次のような二種類の人達に便利でしょう。それは、 キーボードやモニタのないマシンに FreeBSD をインストールしたいシステム管理者と、 @@ -2222,11 +2239,11 @@ raisechar=^^ 唯一の使い道は、ユニットがカーネルのリモートデバッグ用 であることを指定することです。 リモートデバッグの詳細については - The + The Developer's Handbook を参照してください。 - FreeBSD 4.0-CURRENT 以降では、 + FreeBSD 4.0 以降では、 フラグ 0x40 の意味が若干異なり、 シリアルポートにリモートデバッグを指定するためには、 別のフラグを使います。 @@ -2310,6 +2327,8 @@ raisechar=^^ と F12 がない) キーボードは検出されない可能性があります。 この制限から、いくつかのラップトップコンピュータの キーボードは正しく検出されないでしょう。 + もし、あなたのシステムがこのようなキーボードを使っているのであれば、 + オプションを外してください。 残念ながら、この問題の回避策はありません。 @@ -2449,7 +2468,8 @@ boot: 最終的に選択されるコンソールに関するまとめです。 - Case 1: sio0 の flags に 0x10 をセットした場合 + Case 1: <devicename>sio0</devicename> の + flags に 0x10 をセットした場合 device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x10 irq 4 @@ -2612,7 +2632,8 @@ boot: - カーネルソースを取得する。 + カーネルソースを取得する ( + をご覧ください)。 @@ -2730,7 +2751,7 @@ ttyd3 "/usr/libexec/getty std.9600" unkn このセクションでは、ブートローダへのコマンド入力と環境変数設定で コンソールの指定を行なう方法を紹介します。 ブートローダがブートブロックの後、 - ブートプロセスの第三ステージとして呼び出されたとき、 + ブートプロセスの第三ステージで呼び出されたとき、 ブートローダの設定には、ブートブロックの設定がそのまま使われます。