From owner-svn-doc-head@FreeBSD.ORG Wed Apr 2 09:21:21 2014 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [8.8.178.115]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id A0C05E54; Wed, 2 Apr 2014 09:21:21 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 8D12CF91; Wed, 2 Apr 2014 09:21:21 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org ([127.0.1.70]) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8) with ESMTP id s329LLgl086161; Wed, 2 Apr 2014 09:21:21 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8/Submit) id s329LLDG086160; Wed, 2 Apr 2014 09:21:21 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201404020921.s329LLDG086160@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Wed, 2 Apr 2014 09:21:21 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r44417 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Mailman-Approved-At: Wed, 02 Apr 2014 11:39:24 +0000 X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.17 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 02 Apr 2014 09:21:21 -0000 Author: ryusuke Date: Wed Apr 2 09:21:21 2014 New Revision: 44417 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/44417 Log: - Merge the following from the English version: r42903 -> r42904 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports/chapter.xml Tue Apr 1 23:26:30 2014 (r44416) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/ports/chapter.xml Wed Apr 2 09:21:21 2014 (r44417) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r42903 + Original revision: r42904 $FreeBSD$ --> @@ -274,7 +274,8 @@ lsof: /usr/ports/sysutils/lsof &prompt.root; echo /usr/ports/*/*lsof* /usr/ports/sysutils/lsof - この方法では /usr/ports/distfiles + この方法では /usr/ports/distfiles 以下にダウンロードされたファイル名にもマッチします。 @@ -283,7 +284,8 @@ lsof: /usr/ports/sysutils/lsof port を検索する方法もあります。 この検索機能を利用するには、 cd コマンドを用いて - /usr/ports ディレクトリに移動し、make search + /usr/ports + ディレクトリに移動し、make search name=プログラム名 と入力してください。 プログラム名 @@ -316,7 +318,8 @@ R-deps: port がどこにあるかを示しています。 より絞られた情報を得るには、 - quicksearch と呼ばれる機能を使ってください。 + quicksearch + と呼ばれる機能を使ってください。 &prompt.root; cd /usr/ports &prompt.root; make quicksearch name=lsof @@ -325,16 +328,15 @@ Path: /usr/ports/sysutils/lsof Info: Lists information about open files (similar to fstat(1)) もっと詳しく検索するには、 - make search - key=string または - make quicksearch - key=string + make search key=string または + make quicksearch key=string と入力してください。 string の部分には検索したいテキストを入れます。 プログラムの名前がわからない場合でも、 ある目的に関連した ports の検索に利用できるよう、 - テキストの部分には、コメント、説明文および依存情報を入れることができます。 + テキストの部分には、コメント、 + 説明文および依存情報を入れることができます。 search および quicksearch を使う場合には、 @@ -411,8 +413,8 @@ Info: Lists information about open fil この例では、lsof は、 バージョン番号を指定しないで用いられています。 リモートでダウンロードを行うときにバージョンは含まれないためです。 - 別の &os; FTP ミラーサイトを使うには、 - PACKAGESITE 環境変数に利用したいサイトを設定してください。 + 別の &os; FTP ミラーサイトを使うには、PACKAGESITE + 環境変数に利用したいサイトを設定してください。 &man.pkg.add.1; は、FTP_PASSIVE_MODE, FTP_PROXY, FTP_PASSWORD といった環境変数を使う &man.fetch.3; @@ -441,19 +443,18 @@ Info: Lists information about open fil package は .tbz - という拡張子を持つファイルとして配布されており、 - や &os; DVD の /packages ディレクトリにあります。 - packages ディレクトリのレイアウトは、 - /usr/ports - ツリーのものと同様です。 - カテゴリごとにディレクトリがあり、 - All ディレクトリにはすべての package - があります。 + という拡張子を持つファイルとして配布されており、 + や &os; DVD の /packages ディレクトリにあります。 + packages ディレクトリのレイアウトは、 + /usr/ports + ツリーのものと同様です。 + カテゴリごとにディレクトリがあり、All ディレクトリにはすべての package + があります。 package システムのディレクトリ構造は ports のレイアウトと同一です。 - 両者が組み合わさって package/port システムが構成されます。 - + 両者が組み合わさって package/port システムが構成されます。 @@ -493,11 +494,10 @@ docbook = ... 2 列目の記号は、インストールされているバージョンの - ローカル ports ツリーのバージョンに対する - 新旧を表します。 + ローカル ports ツリーのバージョンに対する新旧を表します。 - + 記号 @@ -523,25 +523,34 @@ docbook = > インストールされている package のバージョンは、 ローカルにある ports ツリーのものより新しいです。 - すなわち、ローカルの ports ツリーはおそらく古くなっています。 + すなわち、ローカルの ports + ツリーはおそらく古くなっています。 + - ?インストールされた package を - ports インデックスの中に見つけることができません。 - インストールされた port が Ports Collection から削除されたり、 - 名前が変更された場合などに起こります。 - - *複数のバージョンの - package が存在します。 - - !インストールされた package - はインデックス中に存在しますが、何らかの理由で、 - インストールされた package - のバージョン番号をインデックス中のエントリと比較できません。 + + ? + インストールされた package を + ports インデックスの中に見つけることができません。 + インストールされた port が Ports Collection から削除されたり、 + 名前が変更された場合などに起こります。 + - + + * + 複数のバージョンの package が存在します。 + + + + ! + インストールされた package + はインデックス中に存在しますが、何らかの理由で、 + インストールされた package + のバージョン番号をインデックス中のエントリと比較できません。 + + - - + + package の削除 @@ -569,7 +578,8 @@ docbook = &prompt.root; pkg_delete xchat\* - 上の例では、名前が xchat で始まるすべての packages が削除されます。 + 上の例では、名前が xchat + で始まるすべての packages が削除されます。 @@ -582,7 +592,9 @@ docbook = バイナリ packages をより早く、 より簡単に管理できるようにする数多くの機能を提供します。 - pkgngports-mgmt/portmasterports-mgmt/portupgrade などの + pkgng は + ports-mgmt/portmaster や + ports-mgmt/portupgrade などの port 管理ツールの置き換えではありません。 これらのツールは、 サードパーティ製ソフトウェアをバイナリ packages と @@ -616,8 +628,8 @@ docbook = &prompt.root; pkg_add -r pkg pkgng をインストールしたら、 - 以下のコマンドを実行して、 - package データベースをこれまでの伝統的なフォーマットから新しいフォーマットへと変換する必要があります。 + 以下のコマンドを実行して、package + データベースをこれまでの伝統的なフォーマットから新しいフォーマットへと変換する必要があります。 &prompt.root; pkg2ng @@ -682,38 +694,38 @@ docbook = - インストールされている package の情報を入手する - - オプションを使用しないで pkg info - を実行すると、 - システムにインストールされているすべての package もしくは、 - ある特定の package の情報が得られます。 + インストールされている package の情報を入手する - たとえば、インストールされている - pkgng の情報を調べるには、 - 以下のように実行してください。 + オプションを使用しないで pkg info + を実行すると、 + システムにインストールされているすべての package もしくは、 + ある特定の package の情報が得られます。 + + たとえば、インストールされている + pkgng の情報を調べるには、 + 以下のように実行してください。 - &prompt.root; pkg info pkg + &prompt.root; pkg info pkg pkg-1.1.4_1 - - - - package のインストールと削除 - - バイナリ package をインストールするには、 - 以下のコマンドを使ってください。 - ここで packagename は、インストールする - package の名前です。 + - &prompt.root; pkg install packagename + + package のインストールと削除 - このコマンドは、リポジトリデータを使用して、 - インストールすべきソフトウェアのバージョン、および、 - インストールされていない依存ソフトウェアがあるかどうかを調べます。 - たとえば、curl - をインストールするには以下を実行してください。 + バイナリ package をインストールするには、 + 以下のコマンドを使ってください。 + ここで packagename は、インストールする + package の名前です。 + + &prompt.root; pkg install packagename + + このコマンドは、リポジトリデータを使用して、 + インストールすべきソフトウェアのバージョン、および、 + インストールされていない依存ソフトウェアがあるかどうかを調べます。 + たとえば、curl + をインストールするには以下を実行してください。 - &prompt.root; pkg install curl + &prompt.root; pkg install curl Updating repository catalogue /usr/local/tmp/All/curl-7.31.0_1.txz 100% of 1181 kB 1380 kBps 00m01s @@ -761,35 +773,35 @@ Proceed with deleting packages [y/N]: インストールされている package のアップグレード - pkg version - を用いて古くなった packages を見つけることができます。 - ローカルに ports ツリーがない場合には、 - pkg-version(8) は、リモートリポジトリのカタログを利用します。 - そうでなければ、ローカルの ports ツリーを使って - package のバージョンを同定します。 - - pkg upgrade を実行すると、 - インストールされている packages - が最新のバージョンにアップグレードされます。 - このコマンドは、インストールされているソフトウェアのバージョンと、 - リポジトリのカタログから利用できるバージョンとを比較します。 - 比較が終わったら、 - 新しいバージョンが用意されているアプリケーションの一覧を表示します。 - アップグレードを行うのであれば、 - y を選択してください。 - キャンセルする場合には、 - n を選択してください。 + pkg version + を用いて古くなった packages を見つけることができます。 + ローカルに ports ツリーがない場合には、 + pkg-version(8) は、リモートリポジトリのカタログを利用します。 + そうでなければ、ローカルの ports ツリーを使って + package のバージョンを同定します。 + + pkg upgrade を実行すると、 + インストールされている packages + が最新のバージョンにアップグレードされます。 + このコマンドは、インストールされているソフトウェアのバージョンと、 + リポジトリのカタログから利用できるバージョンとを比較します。 + 比較が終わったら、 + 新しいバージョンが用意されているアプリケーションの一覧を表示します。 + アップグレードを行うのであれば、 + y を選択してください。 + キャンセルする場合には、 + n を選択してください。 インストールされている package の検証 - 時折、 - サードウェア製のアプリケーションに脆弱性が見つかることがあります。 - 脆弱性を調べるために、 - pkgng は、検証機能を持っています。 - システムにインストールされているソフトウェアに既知の脆弱性がないかどうかを調べるには、 - 以下のように実行してください。 + 時折、 + サードウェア製のアプリケーションに脆弱性が見つかることがあります。 + 脆弱性を調べるために、 + pkgng は、検証機能を持っています。 + システムにインストールされているソフトウェアに既知の脆弱性がないかどうかを調べるには、 + 以下のように実行してください。 &prompt.root; pkg audit -F @@ -798,11 +810,11 @@ Proceed with deleting packages [y/N]: リーフ依存 ports の自動削除 package を削除すると、不必要な依存 ports - が残されることがあります。 - 依存のために導入され、現在は不必要になった package は、 - 以下のようにすると自動的に検出され、削除されます。 + が残されることがあります。 + 依存のために導入され、現在は不必要になった package は、 + 以下のようにすると自動的に検出され、削除されます。 - &prompt.root; pkg autoremove + &prompt.root; pkg autoremove Packages to be autoremoved: ca_root_nss-3.13.5 @@ -815,260 +827,267 @@ Deinstalling ca_root_nss-3.15.1_1... don package データベースのバックアップ - 伝統的な package 管理システムとは異なり、 - pkgng には package - データベースをバックアップするメカニズムがあります。 - package データベースの内容を手動でバックアップするには、 - 以下を実行してください。以下の - pkgng.db - を適切なファイル名に置き換えてください。 - - &prompt.root; pkg backup -d pkgng.db - - さらに、pkgng は - package データベースを毎日自動的にバックアップする - &man.periodic.8; スクリプトを含んでいます。 - この機能は、&man.periodic.conf.5; の中で、 - daily_backup_pkgng_enable を - YES に設定すると有効になります。 - - - スクリプトによる定期的な - package データベースのバックアップを無効にするには、 - &man.periodic.conf.5; の中で、 - daily_backup_pkgdb_enable を - NO に設定してください。 - + 伝統的な package 管理システムとは異なり、 + pkgng には package + データベースをバックアップするメカニズムがあります。 + package データベースの内容を手動でバックアップするには、 + 以下を実行してください。以下の + pkgng.db + を適切なファイル名に置き換えてください。 + + &prompt.root; pkg backup -d pkgng.db + + さらに、pkgng は + package データベースを毎日自動的にバックアップする + &man.periodic.8; スクリプトを含んでいます。 + この機能は、&man.periodic.conf.5; の中で、 + daily_backup_pkgng_enable を + YES に設定すると有効になります。 + + + スクリプトによる定期的な + package データベースのバックアップを無効にするには、 + &man.periodic.conf.5; の中で、 + daily_backup_pkgdb_enable を + NO に設定してください。 + - 過去にバックアップした package - データベースの中身をリストアするには、以下を実行してください。 + 過去にバックアップした package + データベースの中身をリストアするには、以下を実行してください。 - &prompt.root; pkg backup -r /path/to/pkgng.db + &prompt.root; pkg backup -r /path/to/pkgng.db 古くなった package の削除 - デフォルトでは、pkgng - はキャッシュディレクトリにバイナリ packages を保存します。 - このディレクトリは、pkg.conf(5) の - PKG_CACHEDIR 変数で定義されます。 - pkg upgrade を使って packages - をアップグレードする際には、 - アップグレードされた package - の古いバージョンは自動的には削除されません。 + デフォルトでは、pkgng + はキャッシュディレクトリにバイナリ packages を保存します。 + このディレクトリは、pkg.conf(5) の + PKG_CACHEDIR 変数で定義されます。 + pkg upgrade を使って packages + をアップグレードする際には、 + アップグレードされた package + の古いバージョンは自動的には削除されません。 - システムからこれらの古いバイナリ package を削除するには、 - 以下を実行してください。 + システムからこれらの古いバイナリ package を削除するには、 + 以下を実行してください。 - &prompt.root; pkg clean + &prompt.root; pkg clean package メタデータの変更 - &os; Ports Collection - では、メジャーバージョン番号が変更になることがあります。 - これに対応するために、pkgng には、 - package の情報をアップデートするコマンドが組み込まれています。 - たとえば、lang/php5 が、 - バージョン 5.4 を表すようになり、 - lang/php5 を - lang/php53 - と名前を変更する必要があるような場合に、有用です。 + &os; Ports Collection + では、メジャーバージョン番号が変更になることがあります。 + これに対応するために、pkgng には、 + package の情報をアップデートするコマンドが組み込まれています。 + たとえば、lang/php5 が、 + バージョン 5.4 を表すようになり、 + lang/php5 を + lang/php53 + と名前を変更する必要があるような場合に、有用です。 + + 上記の例の package の情報を変更するには、 + 以下のように実行してください。 + + &prompt.root; pkg set -o lang/php5:lang/php53 + + 別の例として、lang/ruby18 を + lang/ruby19 にアップデートするには、 + 以下のようにしてください。 + + &prompt.root; pkg set -o lang/ruby18:lang/ruby19 + + 最後の例として、 + libglut 共有ライブラリの情報を + graphics/libglut から + graphics/freeglut へと変更するには、 + 以下のように実行してください。 + + &prompt.root; pkg set -o graphics/libglut:graphics/freeglut - 上記の例の package の情報を変更するには、 + + package の情報を変更したら、 + 情報が変更された package に依存している + packages を再インストールすることが重要となります。 + 依存 packages を再インストールするには、 以下のように実行してください。 - &prompt.root; pkg set -o lang/php5:lang/php53 + &prompt.root; pkg install -Rf graphics/freeglut + + + + - 別の例として、lang/ruby18lang/ruby19 にアップデートするには、 - 以下のようにしてください。 + + Ports Collection の利用 - &prompt.root; pkg set -o lang/ruby18:lang/ruby19 + Ports Collection とは、/usr/ports + 以下に置かれる Makefile, 修正パッチ、 + 説明文などの一連のファイルのことです。このファイルのセットは、 + アプリケーションをコンパイルして &os; + にインストールするのに用いられます。 + port を用いてアプリケーションをコンパイルできるようにするには、 + まず最初に Ports Collection をインストールする必要があります。 + &os; のインストール時に Ports Collection をインストールしなかった場合に、 + 以下の方法のどれかを用いてインストールしてください。 - 最後の例として、 - libglut 共有ライブラリの情報を graphics/libglut から graphics/freeglut へと変更するには、 - 以下のように実行してください。 + + Portsnap を利用する方法 - &prompt.root; pkg set -o graphics/libglut:graphics/freeglut + Portsnap は Ports Collection + を取得するための速くて使いやすく、 + 多くのユーザに推奨されるツールです。 - - package の情報を変更したら、 - 情報が変更された package に依存している - packages を再インストールすることが重要となります。 - 依存 packages を再インストールするには、 - 以下のように実行してください。 + + 圧縮された Ports Collection のスナップショットを + /var/db/portsnap + にダウンロードしてください。 - &prompt.root; pkg install -Rf graphics/freeglut + &prompt.root; portsnap fetch + - - - + + 初めて Portsnap を使う時は、 + スナップショットをまず /usr/ports + に展開してください。 - - Ports Collection の利用 + &prompt.root; portsnap extract + - Ports Collection とは、/usr/ports - 以下に置かれる Makefile, 修正パッチ、 - 説明文などの一連のファイルのことです。このファイルのセットは、 - アプリケーションをコンパイルして &os; にインストールするのに用いられます。 - port を用いてアプリケーションをコンパイルできるようにするには、 - まず最初に Ports Collection をインストールする必要があります。 - &os; のインストール時に Ports Collection をインストールしなかった場合に、 - 以下の方法のどれかを用いてインストールしてください。 - - - Portsnap を利用する方法 - - Portsnap は Ports Collection - を取得するための速くて使いやすく、 - 多くのユーザに推奨されるツールです。 - - - 圧縮された Ports Collection のスナップショットを - /var/db/portsnap - にダウンロードしてください。 - - &prompt.root; portsnap fetch - - - - 初めて Portsnap を使う時は、 - スナップショットをまず /usr/ports に展開してください。 - - &prompt.root; portsnap extract - - - - 上で示した Portsnap - を初めて利用する際に行うコマンドを実行した後は、 - 以下のコマンドで - /usr/ports - をアップデートしてください。 + + 上で示した Portsnap + を初めて利用する際に行うコマンドを実行した後は、 + 以下のコマンドで + /usr/ports + をアップデートしてください。 - &prompt.root; portsnap fetch + &prompt.root; portsnap fetch &prompt.root; portsnap update - - + + + + + Subversion を用いる方法 - - Subversion を用いる方法 + ports ツリーの管理が必要な場合や、 + ローカルで変更点をメンテナンスする必要がある場合には、 + Subversion を使って + Ports Collection を取得する方法があります。 + Subversion のより詳細な説明については、 + + Subversion Primer を参照してください。 - ports ツリーの管理が必要な場合や、 - ローカルで変更点をメンテナンスする必要がある場合には、 - Subversion を使って - Ports Collection を取得する方法があります。 - Subversion のより詳細な説明については、 - - Subversion Primer を参照してください。 - - - Subversion - を使って ports ツリーをチェックアウトする前に、 - Subversion - をインストールしておく必要があります。 - ports ツリーがすでにインストールされていれば、 - 以下のようにして Subversion - をインストールできます。 + + Subversion + を使って ports ツリーをチェックアウトする前に、 + Subversion + をインストールしておく必要があります。 + ports ツリーがすでにインストールされていれば、 + 以下のようにして Subversion + をインストールできます。 - &prompt.root; cd /usr/ports/devel/subversion + &prompt.root; cd /usr/ports/devel/subversion &prompt.root; make install clean - ports ツリーがなければ、package から - Subversion をインストールできます。 + ports ツリーがなければ、package から + Subversion をインストールできます。 + + &prompt.root; pkg_add -r subversion - &prompt.root; pkg_add -r subversion + package の管理に pkgng + を使っているのであれば、代わりに以下のようにして + Subversion をインストールできます。 - package の管理に pkgng - を使っているのであれば、代わりに以下のようにして - Subversion をインストールできます。 - - &prompt.root; pkg install subversion - - - - ports ツリーをチェックアウトしてください。 - パフォーマンスを良くするため、 - svn0.us-east.FreeBSD.org - を - Subversion - ミラー - の中から地理的に近い場所にあるミラーに置き換えてください。 - - &prompt.root; svn checkout https://svn0.us-east.FreeBSD.org/ports/head /usr/ports - - - - Subversion - で最初のチェックアウトを行ったら、必要に応じて - /usr/ports - をアップデートしてください。 - - &prompt.root; svn update /usr/ports - - - - Ports Collection - はソフトウェアのカテゴリを表すディレクトリを持ち、 - 各カテゴリには、各アプリケーションのサブディレクトリがあります。 - ports スケルトンとも呼ばれる各サブディレクトリには、 - プログラムを &os; - 上で正しくコンパイルしてインストールする方法を提供するファイルのセットが含まれています。 - それぞれの port スケルトンには、 - 次のファイルおよびディレクトリが含まれています。 - - - - Makefile: - このファイルにはアプリケーションのコンパイル方法やシステムのどこにインストールするかを指定する命令文が含まれています。 - - - - distinfo: - このファイルには、その port - を構築するためにダウンロードする必要があるファイルのファイル名と、 - チェックサム情報が含まれています。 - - - - files: - このディレクトリには &os; 上でプログラムをコンパイルし、 - インストールするための修正パッチが含まれています。 - このディレクトリには、その port - の構築に必要なその他のファイルが入る場合もあります。 - - - - pkg-descr: - このファイルにはプログラムに関する、より詳しい説明文が含まれます。 - - - - pkg-plist: - これは、その port によってインストールされる全ファイルのリストです。 - これにはプログラムを削除する際に、 - どのファイルを削除すれば良いのかを ports - システムに伝える役割もあります。 - - - - これらの他に pkg-message - や特殊な状況に対応するためのファイルを含む ports もあります。 - これらのファイルについての詳細および - ports の一般的な説明については、 - port - 作成者のためのハンドブック をご覧下さい。 - - port は実際のソースコード - (distfile とも呼ばれます) - を含んではいません。 - port の構築の展開部で、ダウンロードされたソースは自動的に - /usr/ports/distfiles - に保存されます。 + &prompt.root; pkg install subversion + - + + ports ツリーをチェックアウトしてください。 + パフォーマンスを良くするため、 + svn0.us-east.FreeBSD.org + を + Subversion + ミラー + の中から地理的に近い場所にあるミラーに置き換えてください。 + + &prompt.root; svn checkout https://svn0.us-east.FreeBSD.org/ports/head /usr/ports + + + + Subversion + で最初のチェックアウトを行ったら、必要に応じて + /usr/ports + をアップデートしてください。 + + &prompt.root; svn update /usr/ports + + + + Ports Collection + はソフトウェアのカテゴリを表すディレクトリを持ち、 + 各カテゴリには、各アプリケーションのサブディレクトリがあります。 + ports スケルトンとも呼ばれる各サブディレクトリには、 + プログラムを &os; + 上で正しくコンパイルしてインストールする方法を提供するファイルのセットが含まれています。 + それぞれの port スケルトンには、 + 次のファイルおよびディレクトリが含まれています。 + + + + Makefile: + このファイルにはアプリケーションのコンパイル方法やシステムのどこにインストールするかを指定する命令文が含まれています。 + + + + distinfo: + このファイルには、その port + を構築するためにダウンロードする必要があるファイルのファイル名と、 + チェックサム情報が含まれています。 + + + + files: + このディレクトリには &os; 上でプログラムをコンパイルし、 + インストールするための修正パッチが含まれています。 + このディレクトリには、その port + の構築に必要なその他のファイルが入る場合もあります。 + + + + pkg-descr: + このファイルにはプログラムに関する、 + より詳しい説明文が含まれます。 + + + + pkg-plist: + これは、その port によってインストールされる全ファイルのリストです。 + これにはプログラムを削除する際に、 + どのファイルを削除すれば良いのかを ports + システムに伝える役割もあります。 + + + + これらの他に pkg-message + や特殊な状況に対応するためのファイルを含む ports もあります。 + これらのファイルについての詳細および + ports の一般的な説明については、 + port + 作成者のためのハンドブック をご覧下さい。 + + port は実際のソースコード + (distfile とも呼ばれます) + を含んではいません。 + port の構築の展開部で、ダウンロードされたソースは自動的に /usr/ports/distfiles + に保存されます。 + + ports のインストール @@ -1079,32 +1098,36 @@ Deinstalling ca_root_nss-3.15.1_1... don この節では、Ports Collection を利用してプログラムをインストールしたり、 システムから削除したりする基本的な手順について説明します。 - 利用可能な make のターゲットや環境変数についての詳細は + 利用可能な make + のターゲットや環境変数についての詳細は &man.ports.7; をご覧ください。 - - いかなる port でも、構築する前には、 - 前節に書かれているように、Ports Collection をアップデートしてください。 - サードパーティ製のソフトウェアをインストールすると、 - セキュリティの脆弱性を引き起こす可能性があります。 - その port に関連したセキュリティ上の問題がないことを、まずは - http://vuxml.freebsd.org/ - で確認してください。または、ports-mgmt/portaudit - をインストールしているのであれば、新しい port をインストールする前に、 - portaudit -F -a を実行してください。 - 毎日のシステムのセキュリティ確認時に、 - 自動的にセキュリティの検査およびデータベースの更新を行うようにこのコマンドを設定できます。 - 詳しくは、portaudit および &man.periodic.8; - のマニュアルページを参照してください。 + いかなる port でも、構築する前には、 + 前節に書かれているように、Ports Collection + をアップデートしてください。 + サードパーティ製のソフトウェアをインストールすると、 + セキュリティの脆弱性を引き起こす可能性があります。 + その port に関連したセキュリティ上の問題がないことを、まずは + http://vuxml.freebsd.org/ + で確認してください。または、ports-mgmt/portaudit + をインストールしているのであれば、 + 新しい port をインストールする前に、 + portaudit -F -a を実行してください。 + 毎日のシステムのセキュリティ確認時に、 + 自動的にセキュリティの検査およびデータベースの更新を行うようにこのコマンドを設定できます。 + 詳しくは、portaudit + および &man.periodic.8; + のマニュアルページを参照してください。 Ports Collection は、ネットワークに接続できることを想定しています。 また、superuser の権限も必要となります。 - freebsdmaill.com - の &os; Toolkit のようなサードパーティ製の DVD-ROM + freebsdmaill.com + の &os; Toolkit のようなサードパーティ製の DVD-ROM 製品の中には distfiles を収録しているものがあります。 これらを使うとインターネットへの接続がなくても ports をインストールするのに使うことができます。 @@ -1160,60 +1183,59 @@ Deinstalling ca_root_nss-3.15.1_1... don /usr/local/sbin/lsof &prompt.root; - lsof は高い権限で動作するプログラムなので、 - インストールする時にセキュリティに関する警告が表示されます。 - インストールが終わったら、プロンプトが戻ります。 - - シェルによってはコマンドの実行ファイルを探す時間を短縮するために、 - 環境変数 PATH に登録されている - ディレクトリのコマンド一覧をキャッシュするものがあります。 - tcsh シェルを使っているのであれば、 - フルパスを指定することなく新しくインストールしたコマンドを利用できるように、 - rehash を実行してください。 - sh シェルを使っているのであれば - かわりに hash -r を実行してください。 - 詳細については、 - あなたの使っているシェルのドキュメントをご覧ください。 - - インストールの間に、作業用ディレクトリが作成されます。 - このディレクトリにはコンパイル時に使用されるすべての一時ファイルが含まれています。 - このディレクトリを削除することで、ディスク容量を節約でき、また port - を新しいバージョンへアップデートする際に問題が起こる可能性を小さくします。 + lsof は高い権限で動作するプログラムなので、 + インストールする時にセキュリティに関する警告が表示されます。 + インストールが終わったら、プロンプトが戻ります。 + + シェルによってはコマンドの実行ファイルを探す時間を短縮するために、 + 環境変数 PATH に登録されている + ディレクトリのコマンド一覧をキャッシュするものがあります。 + tcsh シェルを使っているのであれば、 + フルパスを指定することなく新しくインストールしたコマンドを利用できるように、 + rehash を実行してください。 + sh シェルを使っているのであれば + かわりに hash -r を実行してください。 + 詳細については、 + あなたの使っているシェルのドキュメントをご覧ください。 + + インストールの間に、作業用ディレクトリが作成されます。 + このディレクトリにはコンパイル時に使用されるすべての一時ファイルが含まれています。 + このディレクトリを削除することで、ディスク容量を節約でき、また port + を新しいバージョンへアップデートする際に問題が起こる可能性を小さくします。 - &prompt.root; make clean + &prompt.root; make clean ===> Cleaning for lsof-88.d,8 &prompt.root; - - port を構築する際に、 - make install clean - と実行することで、 - これらの余分な手順を省くことができます。 - - + + port を構築する際に、 + make install clean + と実行することで、 + これらの余分な手順を省くことができます。 + + ports のインストールのカスタマイズ - ports の中にはビルドオプションを指定できるものがあります。 - このオプションを指定することで、 - アプリケーションの機能の一部を有効もしくは無効にできます。 - また、セキュリティオプションを設定したり、 - その他のカスタマイズを行うことができます。 - このようなアプリケーションには - www/firefox, - security/gpgme や - mail/sylpheed-claws - などがあります。 - port に利用可能なオプションがある場合には、 - デフォルトでは、ユーザに port - のオプションをメニューから選択させる設定のため、 - 何度もユーザとの対話が起こり待たされることがあります。 - これを避けるには、まず最初に make - config-recursive - を実行して設定を一括で行い、その後 - make - install [clean] - を実行して port を構築してインストールしてください。 + ports の中にはビルドオプションを指定できるものがあります。 + このオプションを指定することで、 + アプリケーションの機能の一部を有効もしくは無効にできます。 + また、セキュリティオプションを設定したり、 + その他のカスタマイズを行うことができます。 + このようなアプリケーションには + www/firefox, + security/gpgme や + mail/sylpheed-claws + などがあります。 + port に利用可能なオプションがある場合には、 + デフォルトでは、ユーザに port + のオプションをメニューから選択させる設定のため、 + 何度もユーザとの対話が起こり待たされることがあります。 + これを避けるには、まず最初に + make config-recursive + を実行して設定を一括で行い、その後 + make install [clean] + を実行して port を構築してインストールしてください。 config-recursive を実行する際、 @@ -1222,12 +1244,12 @@ Deinstalling ca_root_nss-3.15.1_1... don 多くの場合は、すべての依存 ports のオプションが定義され、 ports オプションの画面が表示されなくなり、 すべてのオプションが設定されたことを確認できるまで - make - config-recursive + make config-recursive を実行すると良いでしょう。 - port の構築後、再びこのメニューを表示させてオプションの追加や削除、 *** DIFF OUTPUT TRUNCATED AT 1000 LINES ***