From owner-freebsd-users-jp@FreeBSD.ORG Sat May 9 14:48:56 2015 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) (using TLSv1.2 with cipher AECDH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 9115AFCB for ; Sat, 9 May 2015 14:48:56 +0000 (UTC) Received: from amogha.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 1DB1B1E39 for ; Sat, 9 May 2015 14:48:55 +0000 (UTC) Received: from paksa.ism.ac.jp (amogha-b.ism.ac.jp [133.58.15.1]) by amogha.ism.ac.jp (8.14.3/8.14.3) with ESMTP id t49Emqkq035711; Sat, 9 May 2015 23:48:53 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@paksa.ism.ac.jp) Received: (from maruyama@localhost) by paksa.ism.ac.jp (8.13.6/Maru1.2/Submit-local) id t49Emqfw073230; Sat, 9 May 2015 23:48:52 +0900 (JST) (envelope-from maruyama) Date: Sat, 9 May 2015 23:48:52 +0900 (JST) Message-Id: <201505091448.t49Emqfw073230@paksa.ism.ac.jp> To: freebsd-users-jp@freebsd.org In-reply-to: <201505081806.t48I61Do065361@paksa.ism.ac.jp> (maruyama@ism.ac.jp) From: maruyama@ism.ac.jp (=?ISO-2022-JP?B?GyRANF07M0Q+PjsbKEo=?=) Reply-to: maruyama@ism.ac.jp Organization: =?ISO-2022-JP?B?GyRCRX03Vz90TX04JjVmPWobKEI=?= Mime-Version: 1.0 Content-Type: Text/Plain; charset=iso-2022-jp Subject: [FreeBSD-users-jp 95534] Re: PCBSD10.1 X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.20 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sat, 09 May 2015 14:48:56 -0000 統計数理研究所の丸山です。 丸>今回の結論は 丸> 丸>boot loader が grub であるか否かにより、PCBSD10.1 は /boot/loader.conf 丸>を変えなくてはいけない。 丸> 丸>ということのようです。私はPCBSD10.1の「お任せインストール」で作ったシ 丸>ステムを、他の boot loaderを使う別のファイルシステムに単純コピーしてこ 丸>ういうことになってしまいましたが、ひょっとするとPCBSD10.1のインストー 丸>ラーは、 customインストールの場合に、 grub でない boot loaderに対する 丸>配慮もしているのかも知れません。それはインストールスクリプトを確認して 丸>みないとわかりませんが、今後の宿題にします。 expert mode のよるcustomインストールをやって見ましたが、grub でない boot loaderに対する配慮はありませんでした。つまり、「お任せインストー ル」以外の場合は cd /boot; mv -i loader.conf loader.conf.grub; cp -p loader.conf.pcbsd loader.conf を、自分で手動でやる必要がある、ということです。PCBSD と Windows を一 つのdisk に入れたいと思ったら、「お任せインストール」は使えないので、 この情報は重要と思います。 今日かなりの回数10.1+vtコンソールドライバで動かした PCBSD10.1 を suspend/resume しましたが、実に快適です。PCBSD9.1, 9.2 では、resume 後 に、 top で見ると WCPU 100% の chrome が二つ並んでいたり、Xorg が WCPU 100% だったり、 wpa_supplicant がいくら待っても接続を確立できない、な どトラブルばかりで、 suspend は急いで電車を降りる時の halt の代用とい う程度にしか使えませんでした。今は悪夢から解放された気分です。佐藤さん には感謝、感謝、感謝。 欲を言うと、 vty 上の文字が小さ過ぎるのを何とかして欲しいと思います。 VT: Replacing driver "vga" with new "fb". の後、文字が小さくてかないません。 あと、PCBSD9.1, 9.2 では screen saver/locker 周りもトラブルの宝庫だっ たのですが、10.1でどうなっているか、これから試してみます。 顧みると、FreeBSDで以前 X+suspend/resume がちゃんと動いたのは、私は ThinkPad X40の FreeBSD5.5 が最後でした。2005年頃から使っていましたが、 2007年頃になるとWEP暗号化の脆弱性の問題から、WPAが世の中の主流となって ゆき、wpa_supplicantを持たない5.5では出張先で会議場の無線LANが使えない 事態にたびたび遭遇し、大変困りました。それでも、6.*と7.*では X+suspend/resume がどうしてもうまく動かせなかったので、結局2012年秋に X40の内蔵ディスクにエラーが発生するまで、外出時は5.5を使わざるを得ませ んでした。その後、ここ2年ほどは9.1と9.2で悶々と悩む毎日でした。こうい う事情なので、このコンソール vt ドライバについての情報は、地獄で仏に巡 り合った気分です。 長年にわたり、suspend/resumeはFreeBSDの弱点と言われてきたと思います。 そのためにDebian など他のOSと比べて低い評価をする声もあったように思い ますが、これで事情は違ってくるものと期待しています。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所