Date: Fri, 6 Sep 2013 21:58:47 +0000 (UTC) From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r42619 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install Message-ID: <201309062158.r86LwlCA015862@svn.freebsd.org>
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Author: ryusuke Date: Fri Sep 6 21:58:47 2013 New Revision: 42619 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/42619 Log: - Merge the following from the English version: r41823 -> r42247 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml Thu Sep 5 14:34:19 2013 (r42618) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/install/chapter.xml Fri Sep 6 21:58:47 2013 (r42619) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r41823 + Original revision: r42247 $FreeBSD$ --> @@ -28,43 +28,42 @@ <!-- January 2000 --> </chapterinfo> - <title>&os; のインストール (8.<replaceable>X</replaceable> 以前の場合)</title> + <title>&os; 8.<replaceable>X</replaceable> のインストール</title> <sect1 id="install-synopsis"> <title>この章では</title> <indexterm><primary>installation</primary></indexterm> - <para>FreeBSD では、 - テキストベースの使いやすいインストールプログラムが用意されています。 - &os; 9.0-RELEASE 以降では <application>bsdinstall</application> + <para>&os; は、 + テキストベースの使いやすいインストールプログラムを用意しています。 + &os; 9.0-RELEASE 以降では &man.bsdinstall.8; と呼ばれるインストールプログラムを使い、 - 9.0-RELEASE より前のリリースでは - <application>sysinstall</application> を使います。 - この章では、<application>sysinstall</application> を使った - &os; のインストール方法を説明します。 - <application>bsdsysinstall</application> の利用については + &os; 8.<replaceable>X</replaceable> では + &man.sysinstall.8; を使います。 + この章では、&man.sysinstall.8; の使い方について説明します。 + &man.bsdinstall.8; の利用については <xref linkend="bsdinstall"/> で説明します。</para> <para>この章を読めば、次のことがわかるでしょう:</para> <itemizedlist> <listitem> - <para>FreeBSD インストールディスクの作り方。</para> + <para>&os; インストールメディアの作り方。</para> </listitem> <listitem> - <para>FreeBSD がハードディスクをどのように参照するか、 + <para>&os; がハードディスクをどのように参照するか、 またどのように分割するか。</para> </listitem> <listitem> - <para><application>sysinstall</application> + <para>&man.sysinstall.8; をどのように起動するか。</para> </listitem> <listitem> - <para><application>sysinstall</application> + <para>&man.sysinstall.8; が聞いてくる質問がどのような意味であり、 またどのように答えれば良いか。</para> </listitem> @@ -74,17 +73,17 @@ <itemizedlist> <listitem> - <para>インストールしようとするバージョンの FreeBSD + <para>インストールしようとするバージョンの &os; に付属しているサポートハードウェア一覧を読んで、 - あなたの使っているハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい。</para> + システムのハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい。</para> </listitem> </itemizedlist> <note> - <para>通常、これらのインストール説明書は &i386; (<quote>PC 互換</quote>) - アーキテクチャのコンピュータを対象にしています。 - 他のプラットフォームに特有の説明については明記しています。 - このガイドでは、出来る限り最新の情報を提供するように努力していますが、 + <para>この章で説明しているインストール手順は、&i386; および + &os;/&arch.amd64; アーキテクチャを対象にしています。 + 他のプラットフォームに特有の説明についても、 + 該当する場所に明記しています。 インストーラとこの文書で記述している内容との間にはいくらかズレがあります。 この章を正確なインストールマニュアルとしてではなく、 一般的なガイドとしてご利用ください。</para> @@ -102,11 +101,10 @@ &os; のバージョンやハードウェアのアーキテクチャによって異なります。</para> <para>以下の節では、最小構成についての情報をまとめています。 - また、&os; のインストール方法によって、フロッピードライブや、 - 対応している CDROM ドライブ、 - 場合によってはネットワークアダプタが必要となります。 - これに関しては、<xref linkend="install-boot-media"/> - で説明されています。</para> + また、&os; のインストール方法によって、フロッピードライブ、 + CDROM ドライブ、もしくはネットワークアダプタが必要となります。 + インストールメディアの準備方法については、 + <xref linkend="install-boot-media"/> で説明されています。</para> <sect3> <title>&os;/&arch.i386; および &os;/&arch.pc98;</title> @@ -118,9 +116,9 @@ 少なくとも 150 MB のハードディスクの空き容量が必要です。</para> <note> - <para>通常、古い構成のシステムでは、 + <para>通常、古いハードウェアでは、 速いプロセッサを入手するより、より多くの RAM - やより多くの容量のハードドライブを用意するほうが重要です。</para> + やより多くの容量のハードドライブを用意するほうが重要となります。</para> </note> </sect3> @@ -142,15 +140,15 @@ BIOS のセットアップを使って、IO APIC を無効にする <emphasis>必要があります</emphasis>。 もし、このようなオプションがなければ、 - 代わりに ACPI を無効にする必要があるでしょう。 - Pro-150 チップセットには回避策が見つかっていないバグがあります。</para> + かわりに ACPI を無効にしてください。 + Pro-150 チップセットには回避策が見つかっていないバグがあるためです。</para> </sect3> <sect3> <title>&os;/&arch.sparc64;</title> <para>&os;/&arch.sparc64; をインストールするには、 - サポートされているハードウェアが必要です + サポートされているプラットフォームが必要です (<xref linkend="install-hardware-supported"/> をご覧ください)。</para> <para>現時点では、他のオペレーティングシステムとディスクの共有ができないので、 @@ -164,7 +162,7 @@ <para>サポートされるハードウェアのリストは &os; のリリースと一緒に &os; ハードウェアノートとして提供されます。 このドキュメントは通常 CDROM や FTP 配布の一番上のディレクトリや - <application>sysinstall</application> のドキュメントメニューにある + &man.sysinstall.8; のドキュメントメニューにある <filename>HARDWARE.TXT</filename> という名のファイルで見ることができます。 アーキテクチャごとに用意されるそのリストを見ることで、&os; の各リリースでどのようなハードウェア装置がサポートされるかがわかります。 @@ -179,28 +177,28 @@ <title>インストール前に行う作業</title> <sect2 id="install-inventory"> - <title>あなたのコンピュータの部品一覧を作る (Inventory)</title> + <title>コンピュータの部品一覧を作る</title> <para>&os; をインストールする前に、 - あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう。 - &os; のインストールルーチンは、部品 (ハードディスク、 - ネットワークカード、CDROM ドライブなど) - のモデル番号とメーカーを表示し、 - さらにこれらのデバイスについて、使用する IRQ, IO - ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます。しかし、PC - ハードウェアによっては、この過程は完全には成功せず、&os; - が認識した設定を修正しなければならないこともあります。</para> - - <para>&windows; や Linux などの、 - 他のオペレーティングシステムが既にインストールされている場合、 - それらのオペレーティングシステムでのあなたのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう。 + コンピュータで使用している部品の一覧を作っておくといいでしょう。 + &os; のインストールルーチンでは、ハードディスク、ネットワークカード、 + CDROM ドライブなどの部品を、モデル番号、メーカー名とともに表示します。 + さらにこれらのデバイスについて、使用する IRQ, I/O + ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます。 + しかし、コンピュータのハードウェアによっては、 + この過程が完全に成功するとは限らず、 + 手動で修正しなければならないこともあります。</para> + + <para>既に別のオペレーティングシステムがインストールされているのであれば、 + それらのオペレーティングシステムでのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう。 拡張カードなどの設定がよく分からない場合は、 - カード上の印刷を見ることで分かることもあります。 - よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で、IO ポートアドレスは通常 0x330 のような + カードそのものに印刷されていることもあります。 + よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で、I/O ポートアドレスは通常 + <literal>0x330</literal> のような 16 進数で書かれています。</para> <para>&os; をインストールする前に、 - この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます。 + これらの情報を印刷するか書き留めておくことを勧めます。 例えば次のような表です:</para> <table pgwide="1" frame="none"> @@ -217,7 +215,7 @@ <entry>IRQ</entry> - <entry>IO ポート</entry> + <entry>I/O ポート</entry> <entry>メモ</entry> </row> @@ -299,11 +297,10 @@ <sect2> <title>データのバックアップ</title> - <para>&os; - をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合、 - 確実にバックアップをとり、 + <para>コンピュータに価値のあるデータが入っている場合には、 + &os; をインストールする前に、データのバックアップをとり、 さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい。&os; - のインストールルーチンは、ハードディスクに実際に書き込む前に確認を求めますが、 + のインストーラは、ハードディスクに実際に書き込む前に確認を求めますが、 一度実際に書き込む作業が始まってしまうと、 もう元に戻すことはできません。</para> </sect2> @@ -311,24 +308,23 @@ <sect2 id="install-where"> <title>&os; をインストールする場所の決定</title> - <para>&os; を、ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は、 - この時点で確認しなければならないことは何もありません — - この節を飛ばすことができます。</para> + <para>ハードディスク全体に &os; をインストールする場合には、 + この節は読み飛ばしてください。</para> <para>しかし &os; を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は、 - データがディスクにどのように配置されており、 - それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります。</para> + データがディスクにどのように配置されるかを大まかに理解する必要があります。</para> <sect3 id="install-where-i386"> <title>&os;/&arch.i386; アーキテクチャでのディスクレイアウト</title> - <para>PC のディスクは個別の塊に分割することができます。 - これらの塊は <firstterm>パーティション</firstterm> と呼ばれます。 + <para>PC のディスクは、 + <firstterm>パーティション</firstterm> と呼ばれる、 + 個別の塊に分割することができます。 &os; は内部にもパーティションを持つので、この名称は混乱をおこします。 - そのため、&os; ではこの塊をディスクスライスまたは単にスライスと呼びます。 - たとえば、PC ディスクパーティションを操作する &os; のユーティリティの - <command>fdisk</command> は、パーティションではなくスライスと呼びます。 + そのため、&os; ではこの塊をスライスと呼びます。 + たとえば、&man.fdisk.8; の &os; 版は、 + パーティションではなくスライスと呼びます。 PC では、ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成できます。 これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます。 この制限を回避し、 @@ -343,32 +339,31 @@ パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です。</para> <para>通常、各オペレーティングシステムは、 - それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します。例えば &ms-dos; や - &windows; などの &ms-dos; の子孫は、 - プライマリパーティション及び論理パーティションそれぞれに + それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します。 + たとえば &windows; は、 + プライマリパーティションおよび論理パーティションそれぞれに <devicename>C:</devicename> から始まる <firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます。</para> <para>&os; はプライマリパーティションにインストールしなければなりません。 - &os; はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを、 - この一つのパーティションに保持できます。 - しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか、もしくはすべてに、 + 複数のディスクがある場合は、そのうちのいくつか、もしくはすべてに、 &os; パーティションを作成することもできます。 &os; をインストールする時は - 1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません。 - このパーティションは、新たに用意した空白のパーティションでもいいですし、 - または無くなっても構わないデータしか入っていない、 + 少なくとも 1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません。 + このパーティションは、空白のパーティション、 + もしくは無くなっても構わないデータしか入っていない、 既存のパーティションでも構いません。</para> - <para>すべてのディスクで、既にすべてのパーティションを使用している場合は、 + <para>すべてのディスクのすべてのパーティションが使用されている場合は、 他のオペレーティングシステムで提供されているツール - (例えば &ms-dos; または &windows; の <command>fdisk</command>) を使用して、 - そのうちの 1 つを &os; のために解放しなければなりません。</para> + (たとえば &windows; の <command>fdisk</command>) を使用して、 + そのうちの 1 つを &os; のために解放してください。</para> - <para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます。 - しかし、まず始めは - 1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小することを考えても良いでしょう。</para> + <para>予備のパーティションがある場合には、それを使ってください。 + もし、利用できる容量が少なければ、 + 1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小して、 + 利用できる容量を確保してください。</para> <para>&os; の最小のインストールには、100 MB 程度のディスク容量が必要です。 @@ -377,7 +372,7 @@ 現実的には、グラフィカルな環境が必要ないのであれば 250 MB、 グラフィカルユーザインタフェースを使用するのであれば 350 MB 以上は必要でしょう。 - その上、多くのサードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば、 + その上、サードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば、 さらに多くのスペースが必要になるでしょう。</para> <para>&os; のためのスペースを用意する際、 @@ -389,17 +384,11 @@ <ulink url="http://www.sysresccd.org/">SystemRescueCD</ulink> といった多くの Live CD Linux ディストリビューションで利用できます。</para> - <para>µsoft; Vista - のパーティションサイズの変更に関して問題が報告されています。 - このような作業を行う際は、 - Vista のインストール CDROM を手元に置いておくことをお勧めします。 - また、このようなディスク管理の作業を行う時には、 - 現在のバックアップを取っておくことが強く推奨されています。</para> - <warning> - <para>これらのツールの使用方法を誤ると、 + <para>パーティションサイズを縮小するツールの使用方法を誤ると、 ディスク上のデータが消えてしまう可能性があります。 - 使用前には必ずバックアップをとって下さい。</para> + この種のツールを使う際には、 + 使用前に必ず最新のデータのバックアップをとって下さい。</para> </warning> <example> @@ -407,15 +396,13 @@ <para>既に &windows; がインストールされている 4 GB のハードディスクが 1 台接続されており、そのハードディスクは 2 つのドライブレター - <devicename>C:</devicename> 及び <devicename>D:</devicename> - に分割されており、それぞれのサイズが 2 GB である PC - を使用していると仮定します。 - またこの時、<devicename>C:</devicename> には 1 GB, + <devicename>C:</devicename> および <devicename>D:</devicename> + に分割されており、それぞれのサイズが 2 GB であるとします。 + <devicename>C:</devicename> には 1 GB, <devicename>D:</devicename> には 0.5 GB のデータがあるとします。</para> - <para>ドライブレター 1 つあたり 1 つのパーティションですから、 - あなたのディスクには合計で - 2 つのパーティションがあることを意味します。 + <para>ディスクには、ドライブレター 1 つあたり 1 つのパーティション、 + 合計で 2 つのパーティションがあることを意味します。 この場合、<devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて <devicename>C:</devicename> にコピーすれば、 2 つ目のパーティションを解放し、&os; @@ -426,10 +413,10 @@ <title>既存のパーティションを縮小する</title> <para>既に &windows; がインストールされている 4 GB のハードディスクが - 1 台接続された PC を使用していると仮定します。さらに &windows; - をインストールする際、1 つの大きなパーティションを作成し + 1 台接続された PC を使用しているとします。さらに &windows; + をインストールする際、1 つの大きなパーティションを作成し、 <devicename>C:</devicename> ドライブとして 4 GB を割り当てたとします。 - そして現在 1.5 GB 使用しており、&os; で 2 GB 使いたいとします。</para> + 現在 1.5 GB 使用しており、&os; で 2 GB 使いたいとします。</para> <para>&os; をインストールするためには、 以下のどちらかを行わなければなりません。</para> @@ -437,7 +424,7 @@ <orderedlist> <listitem> <para>&windows; のデータをバックアップし、インストール時に 2 GB - のパーティションを作成して再インストールする。</para> + のパーティションを作成して &windows; を再インストールする。</para> </listitem> <listitem> @@ -453,17 +440,17 @@ <sect2> <title>ネットワーク設定の詳細をまとめる</title> - <para>&os; をネットワークを利用してインストールする場合は - (例えば FTP サイト、または NFS サーバからインストールする場合), + <para>FTP サイトまたは <acronym>NFS</acronym> + サーバからインストールする場合は、 ネットワークの設定を知る必要があります。 - &os; のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう、 - インストール中にこれらの情報を入力する必要があります。</para> + インストールを完了するためにネットワークに接続できるよう、 + これらの情報をインストーラのプロンプトに入力する必要があります。</para> <sect3> <title>イーサネットもしくはケーブル / DSL モデムでの接続</title> - <para>イーサネットのネットワークに接続する場合、 - もしくはケーブル / DSL モデム経由でイーサネットアダプタを利用してインターネットに接続する場合は、 + <para>イーサネットネットワークに接続する場合や、 + ケーブル / DSL モデム経由でイーサネットアダプタを利用してインターネットに接続する場合は、 次の情報が必要になります:</para> <orderedlist> @@ -488,25 +475,25 @@ </listitem> </orderedlist> - <para>これらの情報がわからない場合、 - システム管理者かプロバイダに問い合わせて下さい。 - 問い合わせると、<firstterm>DHCP</firstterm> - を使用して自動的に割り当てていると言われるかもしれません。その場合は - DHCP を使用しているということを書き留めておいて下さい。</para> + <para>これらの情報がわからなければ、 + システム管理者かサービスプロバイダに問い合わせて下さい。 + <firstterm>DHCP</firstterm> + を使用して、この情報を自動的に割り当てることもあります。</para> </sect3> <sect3> <title>モデムを使用した接続</title> <para>非常に長い時間がかかりますが、 - 通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも、 - インターネット経由で &os; をインストールすることができます。</para> + ダイアルアップモデムを使って、 + インターネット経由で &os; をインストールできます。</para> <para>この場合、以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para> <orderedlist> <listitem> - <para>ISP にダイアルする際の電話番号</para> + <para>インターネットサービスプロバイダ + (<acronym>ISP</acronym>) にダイアルする際の電話番号</para> </listitem> <listitem> @@ -514,7 +501,8 @@ </listitem> <listitem> - <para>ISP のアカウントのユーザ名及びパスワード</para> + <para><acronym>ISP</acronym> + のアカウントのユーザ名及びパスワード</para> </listitem> </orderedlist> </sect3> @@ -530,7 +518,7 @@ &os; のウェブサイトの <ulink url="http://www.FreeBSD.org/releases/&rel.current;R/errata.html">&os; Errata</ulink> に掲示されます。 注意すべき既知の問題が無いことを確かめるために、インストールする前に - Errata を確認するべきです。</para> + Errata を確認してください。</para> <para>Errata を含む、すべてのリリースに関する情報は、 <ulink @@ -543,7 +531,7 @@ <sect2> <title>&os; インストールファイルの入手</title> - <para>&os; のインストールプロセスでは、 + <para>&os; のインストーラは、 以下のいずれかの場所に置いてあるファイルから &os; をインストールします。</para> @@ -563,11 +551,7 @@ </listitem> <listitem> - <para>SCSI または QIC テープ</para> - </listitem> - - <listitem> - <para>フロッピーディスク</para> + <para>フロッピーディスク (&os;/&arch.pc98; のみ)</para> </listitem> </itemizedlist> @@ -575,8 +559,8 @@ <title>ネットワーク</title> <listitem> - <para>FTP サイト (必要に応じてファイアウォールを経由、 - または HTTP プロキシを利用)</para> + <para>ファイアウォール経由または HTTP プロキシを利用した + FTP サイト</para> </listitem> <listitem> @@ -588,14 +572,12 @@ </listitem> </itemizedlist> - <para>&os; を CD または DVD で購入しているのであれば、 - 必要なものはすべてそろっているので、次の節 - (<xref linkend="install-boot-media"/>) を読み飛ばしてください。</para> + <para>購入した CD または DVD から &os; をインストールするのであれば、 + <xref linkend="install-boot-media"/> を読み飛ばしてください。</para> - <para>&os; のインストールファイルをまだ持っていないのであれば、 + <para>&os; のインストールファイルを入手するには、 <xref linkend="install-diff-media"/> まで読み飛ばしてください。 - &os; - を上で示した場所からインストールするための準備について説明しています。 + インストールメディアをどのように準備すれば良いか説明しています。 このセクションを読み終わった後、ここに戻ってきて、 <xref linkend="install-boot-media"/> を読んでください。</para> </sect2> @@ -604,17 +586,16 @@ <title>ブートメディアの準備</title> <para>&os; のインストールプロセスは、&os; - インストーラでコンピュータを起動することから始まります—インストーラは、 + インストーラでコンピュータを起動することから始まります。 + インストーラは、 別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません。 通常、コンピュータはハードディスクにインストールされたオペレーティングシステムから起動しますが、 CDROM や USB ディスクから起動するように設定することもできます。</para> <tip> - <para>&os; の CDROM または DVD を (購入したり、自分自身で準備をして) - 持っており、 - あなたのコンピュータで CDROM 及び DVD からの起動が可能である場合 - (通常 <quote>Boot Order</quote> または類似の BIOS - オプションを指定します)、この節を飛ばしてください。 + <para>CDROM および DVD からの起動が可能な BIOS を持つコンピュータに + CDROM または DVD をインストールするのであれば、 + この節を飛ばしてください。 &os; の CDROM と DVD イメージは起動可能であり、 他の特別な準備をすることなく &os; のインストールで利用できます。</para> @@ -627,7 +608,8 @@ <step> <title>メモリスティックのイメージの取得</title> - <para>&os; 8.<replaceable>X</replaceable> 以前のメモリスティックのイメージは、 + <para>&os; 8.<replaceable>X</replaceable> + のメモリスティックのイメージは、 <literal>ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/<replaceable>arch</replaceable>/ISO-IMAGES/<replaceable>version</replaceable>/&os;-<replaceable>version</replaceable>-RELEASE-<replaceable>arch</replaceable>-memstick.img</literal> の <filename class="directory">ISO-IMAGES/</filename> ディレクトリからダウンロードできます。 ここで、 <replaceable>arch</replaceable> と @@ -641,18 +623,17 @@ <tip> <para>&os; 9.0-RELEASE からは、 異なるディレクトリパスが使われています。 - &os; 9.0-RELEASE - 以降のバージョンのダウンロードとインストールの詳細については、 + &os; 9.<replaceable>X</replaceable> + のダウンロードとインストールの詳細については、 <xref linkend="bsdinstall"/> で説明します。</para> </tip> <para>メモリスティックイメージには、<filename>.img</filename> という拡張子がついています。<filename class="directory">ISO-IMAGES/</filename> - ディレクトリには複数の異なるイメージがあり、インストールする - &os; のバージョンによって、 - また場合によってはインストールするハードウェアによって、 - 使い分ける必要があります。</para> + ディレクトリには複数の異なるイメージがあり、 + 用いるべきイメージは、 + &os; のバージョンやインストールするハードウェアが対応しているメディアに依存します。</para> <important> <para>以下の作業によってデータが<emphasis>消去</emphasis>されるので、 @@ -678,12 +659,11 @@ <title>イメージを &man.dd.1; を使って書き込む</title> <para><filename>.img</filename> ファイルは、 - メモリスティックにコピーされるような、 + 単純にメモリスティックにコピーされるような、 通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>。 - ディスクの完全な内容のイメージです。 - したがって、ディスクから他のディスクへのコピーは簡単には<emphasis>できません</emphasis>。 - そのかわりに、 - イメージを直接ディスクに書き込む &man.dd.1; を使用する必要があります。</para> + ディスクの内容の完全なイメージです。 + したがって、&man.dd.1; を使用して、 + 直接ディスクにイメージを書き込む必要があります。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>dd if=&os;-&rel2.current;-RELEASE-&arch.i386;-memstick.img of=/dev/<replaceable>da0</replaceable> bs=64k</userinput></screen> @@ -691,7 +671,7 @@ <computeroutput>Operation not permitted</computeroutput> エラーが表示されたら、ターゲットデバイスが他で利用されていないかどうか、 マウントされていないかどうか、 - ユーティリティプログラムが気を利かせて自動的にマウントしていないかどうかを確認してください。 + 他のプログラムが自動的にマウントしていないかどうかを確認してください。 その後、もう一度実行してください。</para> </step> </procedure> @@ -700,10 +680,9 @@ <title>&windows; を使ってイメージを書き込む</title> <warning> - <para>以下の例では、起動するデバイスを - <filename class="devicefile">H:</filename> としています。 - 適切なデバイスを出力先に設定していることを十分確認してくだい。 - さもなければ、現在あるデータを破壊してしまうでしょう。</para> + <para>以下のコマンドは、 + 指定したデバイスに現在あるデータを上書きして破壊してしまうので、 + 出力先に適切なドライブレターを設定していることを十分確認してくだい。</para> </warning> <step> @@ -763,9 +742,9 @@ <important> <para>FTP プログラムを使用してこれらのディスクイメージをダウンロードする時は、 必ず<emphasis>バイナリモード</emphasis>にして下さい。 - Web ブラウザによっては<emphasis>テキスト</emphasis> - (または<emphasis>アスキー</emphasis>) - モードでダウンロードしてしまうものがあり、 + Web ブラウザによっては <emphasis>テキスト</emphasis> + または <emphasis>アスキー</emphasis> + モードでダウンロードするものがあり、 ディスクから起動できないときは大抵これが原因です。</para> </important> </step> @@ -773,7 +752,7 @@ <step> <title>フロッピーディスクの用意</title> - <para>ダウンロードするイメージファイル 1 つにつき + <para>ダウンロードしたイメージファイル 1 つにつき 1 枚のフロッピーディスクを用意してください。 これらのディスクに欠陥があってはいけません。 これを確認する最も簡単な方法は、 @@ -782,12 +761,10 @@ &windows; のフォーマットユーティリティは、 不良ディスクがあっても教えてはくれないでしょう。 それらを <quote>bad</quote> とマークして、無視するだけです。 - もし、フロッピーを用いてインストールを行うのであれば、 新品のフロッピーを使うことをお薦めします。</para> <important> - <para>&os; をインストールしようとした時に、 - インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり、 + <para>インストーラがクラッシュしたりフリーズしたり、 おかしな動作をした時、 まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです。 フロッピーイメージを新しいディスクに書き込んで、 @@ -799,50 +776,42 @@ <title>フロッピーディスクへイメージファイルを書き込む。</title> <para><filename>.flp</filename> ファイルは、 - いつも行われているようにディスクにコピーされるような、 + ディスクにコピーできるような、 通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>。 - ディスクの完全な内容のイメージです。 - したがって、ディスクから他のディスクへのコピーは簡単には - <emphasis>できません</emphasis>。 - そのかわりに、 + 完全なディスクの内容のイメージです。 イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para> <indexterm><primary>DOS</primary></indexterm> - <para>&ms-dos; / &windows; - が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する場合は、 - 私たちが用意した <command>fdimage</command> - というツールを使用することができます。</para> - - <para>CDROM に入っている フロッピーイメージを使おうとしており、 - この時 CDROM が <devicename>E:</devicename> ドライブであった場合、 - 次のように実行します:</para> + <para>&os; は、&windows; + が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する + <command>rawrite</command> と呼ばれるツールを提供しています。 + このツールは &os; の FTP サイト上の + <literal>ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/pc98/<replaceable> + version</replaceable>-RELEASE/tools/</literal> + からダウンロードできます。 + このツールをダウンロードしたら、フロッピーを挿入してください。 + その後、ファイル名を指定してフロッピードライブに書き込んでください。</para> - <screen><prompt>E:\></prompt> <userinput>tools\fdimage floppies\boot.flp A:</userinput></screen> + <screen><prompt>C:\></prompt> <userinput>rawrite boot.flp A:</userinput></screen> <para>毎回フロッピーディスクを入れ換え、 - ディスクにコピーしたファイルの名前を示すラベルを付けながら、 + ファイルの名前を示すラベルを付けながら、 それぞれの <filename>.flp</filename> ファイルに対してこのコマンドを繰り返します。 <filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて、 - コマンドラインを変更して下さい。 - CDROM を持っていない場合、<command>fdimage</command> は &os; の - FTP サイトの <ulink - url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/tools/"><filename class="directory">tools</filename> - ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます。</para> + コマンドラインを変更して下さい。</para> - <para>(別の &os; システムのような) &unix; - システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は、 + <para>&os; システムのような、 + &unix;-like システムでフロッピーへの書き込みを行う場合は、 イメージファイルを直接ディスクに書き込むために &man.dd.1; - コマンドを使うことができます。&os; 上では、 - 次のように実行します:</para> + を使ってください。&os; 上では、 + 次のように実行してください。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>dd if=boot.flp of=/dev/fd0</userinput></screen> <para>&os; においては、<filename>/dev/fd0</filename> が - 1 台目のフロッピーディスクドライブ (<devicename>A:</devicename> - ドライブ) を表します。同様に <filename>/dev/fd1</filename> - は <devicename>B:</devicename> ドライブを表します。 - 他の &unix; の変形では、 + 1 台目のフロッピーディスクドライブを表します。 + 他の &unix; システムでは、 フロッピーディスクデバイスには別の名前がついているかもしれないので、 必要に応じてそのシステムのドキュメントを確認して下さい。</para> </step> @@ -856,8 +825,8 @@ <title>インストールの開始</title> <important> - <para>デフォルトでは、次のメッセージが表示されるまで - インストーラはディスクに何の変更も加えません。</para> + <para>デフォルトでは、 + 次のメッセージが表示されるまでインストーラはディスクに何の変更も加えません。</para> <literallayout class="monospaced">Last Chance: Are you SURE you want continue the installation? @@ -881,10 +850,6 @@ We can take no responsibility for lost d <procedure> <step> - <para>まず、コンピュータの電源を切ります。</para> - </step> - - <step> <para>コンピュータの電源をいれます。 起動が始まると、すぐにシステムまたは BIOS のセットアップメニューに入るためのオプションが表示されるはずです。 @@ -894,10 +859,11 @@ We can take no responsibility for lost d <keycap>Alt</keycap> <keycap>S</keycap> </keycombo> のようなキーの組合せです。 - 画面上に示されるキーを使用してください。場合によっては、 - 起動すると画像を表示するコンピュータがあるかもしれません。 + 画面上に示されるキーを使用してください。 + コンピュータによっては、 + 起動する間に画像を表示するものもあります。 大抵の場合、<keycap>Esc</keycap> キーを押すと、 - 画像が消えて必要なメッセージを見ることができます。</para> + 画像が消えてブートメッセージが表示されます。</para> </step> <step> @@ -907,11 +873,11 @@ We can take no responsibility for lost d <literal>First Hard Disk</literal> などの装置の一覧として表示されています。</para> - <para>CDROM から起動する場合には CDROM が選択されていることを、 - USB ディスクまたはフロッピーディスクから起動するなら - USB ディスクまたはフロッピーディスクが選択されていることを確認してください。 + <para>CD または DVD から起動する場合には CDROM が選択されていることを、 + USB ディスクから起動するなら + USB ディスクが選択されていることを確認してください。 自信が無い場合は、 - コンピュータやマザーボードのマニュアルを参照してください。</para> + コンピュータやマザーボード付属のマニュアルを参照してください。</para> <para>変更を保存して終了してください。 コンピュータが再起動するはずです。</para> @@ -919,11 +885,13 @@ We can take no responsibility for lost d <step> <para><xref linkend="install-boot-media"/> - で説明されている <quote>起動</quote> USB スティックを使用する場合には、 - コンピュータを立ち上げる前に、USB スティックを挿入してください。</para> + で説明されている <quote>起動</quote> USB + スティックを使用する場合には、 + コンピュータを立ち上げる前に、 + USB スティックを挿入してください。</para> - <para>CDROM から起動する場合、コンピュータを立ち上げ、 - すぐに CDROM を挿入する必要があります。</para> + <para>CD または DVD から起動する場合、コンピュータを立ち上げ、 + すぐに CD または DVD を挿入する必要があります。</para> <note> <para>&os;/&arch.pc98; では、 @@ -947,20 +915,20 @@ We can take no responsibility for lost d </listitem> <listitem> - <para>先程の BIOS の変更が適切に行われていません。 + <para>BIOS の変更が適切に行われていません。 正しいオプションを設定してやり直してください。</para> </listitem> <listitem> <para>使用している BIOS は、 - 希望しているメディアからのブートに対応していません。</para> + 希望しているメディアからの起動に対応していません。</para> </listitem> </orderedlist> </step> <step> - <para>&os; は起動を開始します。CDROM から起動している場合、 - 次のような画面が表示されるでしょう (バージョン情報は省略しています)。</para> + <para>&os; は起動を開始します。CD または DVD から起動している場合、 + 次のような画面が表示されるでしょう。</para> <screen>Booting from CD-Rom... 645MB medium detected @@ -985,7 +953,7 @@ Loading /boot/defaults/loader.conf \</screen> <para>フロッピーディスクから起動している場合、 - 次のような画面が現れるでしょう (バージョン情報は省略しています)。</para> + 次のような画面が現れるでしょう。</para> <screen>Booting from Floppy... Uncompressing ... done @@ -1003,17 +971,15 @@ Loading /boot/defaults/loader.conf Insert disk labelled "Kernel floppy 1" and press any key...</screen> - <para>上記の説明にしたがって、 - <filename>boot.flp</filename> ディスクを抜き、 - <filename>kern1.flp</filename> ディスクを挿入し、 + <para><filename>boot.flp</filename> フロッピーを抜き、 + 次のフロッピーを挿入し、 <keycap>Enter</keycap> を押してください。 - 最初のディスクで起動し、プロンプトが表示されたら、 + プロンプトが表示されたら、 要求される通りに他のディスクを挿入してください。</para> </step> <step> - <para>CDROM, USB スティックまたはフロッピーのどれから起動するかにかかわらず、 - 起動プロセスは &os; ブートローダメニューに到達します。</para> + <para>起動プロセスは &os; ブートローダメニューを表示します。</para> <figure id="boot-loader-menu"> <title>&os; ブートローダメニュー</title> @@ -1036,27 +1002,24 @@ Insert disk labelled "Kernel floppy 1" a <para>ほとんどの &sparc64; システムは、 ディスクから自動的に起動するように設定されています。 - &os; をインストールするには、ネットワークまたは CDROM - から起動する必要があり、そのためには PROM (OpenFirmware) - に入る必要があります。</para> - - <para>PROM に入るにはシステムを再起動し、 - ブートメッセージが表示されるまで待ってください。 - モデルによりますが、以下のような表示です。</para> + &os; をインストールするには、ネットワークまたは CD/DVD + から起動し、ブートメッセージが表示されるまで待ってください。 + モデルによりますが、以下のようなメッセージが表示されます。</para> <screen>Sun Blade 100 (UltraSPARC-IIe), Keyboard Present Copyright 1998-2001 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. OpenBoot 4.2, 128 MB memory installed, Serial #51090132. Ethernet address 0:3:ba:b:92:d4, Host ID: 830b92d4.</screen> - <para>もしシステムがこの時点でディスクから起動するようでしたら、 + <para>もしシステムがディスクから起動するようでしたら、 キーボードから <keycombo action="simul"><keycap>L1</keycap><keycap>A</keycap></keycombo> または <keycombo action="simul"><keycap>Stop</keycap><keycap>A</keycap></keycombo> - を押すか、シリアルコンソールから <command>BREAK</command> - (たとえば、&man.tip.1; または &man.cu.1; では <command>~#</command>) - を送信して、PROM プロンプトを表示してください。 + を押すか、シリアルコンソールから + &man.tip.1; または &man.cu.1; で <command>~#</command> + を使って <command>BREAK</command> を送信して、 + PROM プロンプトを表示してください。 次のような表示です。</para> <screen><prompt>ok </prompt><co id="prompt-single"/> @@ -1072,7 +1035,7 @@ Ethernet address 0:3:ba:b:92:d4, Host ID </callout> </calloutlist> - <para>ここで、CDROM をドライブに挿入し、 + <para>ここで、CD または DVD をドライブに挿入し、 PROM プロンプトで <command>boot cdrom</command> と入力してください。</para> </sect3> @@ -1084,15 +1047,14 @@ Ethernet address 0:3:ba:b:92:d4, Host ID <para>画面に表示される数百行の文字列は (バッファに) 記憶されており、 再表示することが出来ます。</para> - <para>バッファを再表示するには、<keycap>Scroll Lock</keycap> キーを押します。 + <para>バッファを再表示するには、<keycap>Scroll Lock</keycap> を押してください。 これで、画面をスクロールできます。結果を見るためには、矢印キーもしくは <keycap>PageUp</keycap> か <keycap>PageDown</keycap> を使います。 <keycap>Scroll Lock</keycap> をもう一度押すと、スクロールを停止します。</para> - <para>直ちにこの作業を行って、カーネルがデバイス検出を実行している時に - 画面の外に流れた文字列を再表示してください。 + <para>この作業を行って、カーネルがデバイス検出を実行している時に画面の外に流れた文字列を再表示してください。 <xref linkend="install-dev-probe"/> によく似た画面が現われるでしょうが、 - あなたのコンピュータに搭載されているデバイスによって、表示される文字列は異なるでしょう。</para> + コンピュータに搭載されているデバイスによって、表示される文字列は異なります。</para> <figure id="install-dev-probe"> <title>古典的なデバイス検出結果の例</title> @@ -1160,18 +1122,17 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c /stand/sysinstall running as init on vty0</screen> </figure> - <para>丹念に検出結果をチェックして、あなたが予期したすべてのデバイスを + <para>丹念に検出結果をチェックして、すべてのデバイスを &os; が検出できた事を確認してください。デバイスが見つからなかった場合、 検出結果へ表示されません。 <link linkend="kernelconfig">カスタムカーネル</link> を構築することで、 - サウンドカードのように <filename>GENERIC</filename> - カーネルに含まれていないデバイスのサポートを追加することができます。</para> + <filename>GENERIC</filename> + カーネルに含まれていないデバイスに対応できるようになります。</para> <para>デバイス検出後、 - <xref linkend="config-country"/> が表示されます。 - 矢印キーを使って、国、地域、グループを選択してください。 - その後、<keycap>Enter</keycap> を押してください。 - 国を簡単に設定できます。</para> + <xref linkend="config-country"/> に示されるメニューが表示されます。 + 矢印キーを使って、国、地域またはグループを選択し、 + その後、<keycap>Enter</keycap> を押して決定してください。</para> <figure id="config-country"> <title>国の選択メニュー</title> @@ -1184,9 +1145,9 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c </figure> <para>国に <guimenuitem>United States</guimenuitem> を選択した場合には、 - 標準のアメリカのキーボードマップが使われます。 + 標準のアメリカのキーボードマップが使われるようになります。 他の国を選択すると以下のメニューが表示されます。 - 矢印キーを使って、適切なキーボードマップを選択して + 矢印キーを使い、適切なキーボードマップを選択して <keycap>Enter</keycap> を押してください。</para> <figure id="config-keymap"> @@ -1199,28 +1160,27 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c </mediaobject> </figure> - <para>国の設定が終わったら、<application>sysinstall</application> - メインメニューが表示されます。</para> + <para>国の設定が終わったら、&man.sysinstall.8; + のメインメニューが表示されます。</para> </sect2> </sect1> <sect1 id="using-sysinstall"> - <title>Sysinstall の紹介</title> + <title>&man.sysinstall.8; の紹介</title> - <para><application>sysinstall</application> ユーティリティは &os; - プロジェクトが提供するインストール用アプリケーションです。 - これは、コンソール上で動作し、 - インストールの設定や制御に使えるいくつものメニューや画面に分かれています。</para> + <para>&os; 8.<replaceable>X</replaceable> のインストーラである + &man.sysinstall.8; は、 + コンソール上で動作し、 + いくつものメニューや画面から構成され、 + 設定やインストールプロセスをコントロールできます。</para> - <para><application>sysinstall</application> のメニューはカーソルキー、 + <para>メニューはカーソルキー、 <keycap>Enter</keycap>, <keycap>Tab</keycap>, <keycap>Space</keycap> 等で操作します。 - キーの詳しい解説とその意味については - <application>sysinstall</application> の使用法に説明されています。</para> - - <para>この説明を読むには、<xref linkend="sysinstall-main3"/> に示すように、 + これらのキーの詳しい解説とその意味については、<xref + linkend="sysinstall-main3"/> に示されているように、 <guimenuitem>Usage</guimenuitem> の項目が強調表示され、 - <guibutton>[Select]</guibutton> ボタンが選択されていることを確認して、 + <guibutton>[Select]</guibutton> ボタンが選択されていることを確認してから、 <keycap>Enter</keycap> を押してください。</para> <para>メニューシステムの使い方が表示されます。読み終ったら、 @@ -1265,11 +1225,10 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c </mediaobject> </figure> - <para>用意されたドキュメントを読むのは大切なことです。</para> - - <para>ドキュメントを読むには、カーソルキーで選択して + <para>付属のドキュメントを読むことは重要です。 + ドキュメントを読むには、カーソルキーで選択して <keycap>Enter</keycap> を押してください。読み終えたら、 - <keycap>Enter</keycap> を押すとドキュメントメニューに戻ります。</para> + <keycap>Enter</keycap> を押すとドキュメントのメニューに戻ります。</para> <para>メインのインストールメニューに戻るには、カーソルキーで <guimenuitem>Exit</guimenuitem> を選択して、 @@ -1296,7 +1255,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c </figure> <para>上下のカーソルキーでメニュー項目を選択して - <keycap>Space</keycap> を押せば異なるキーボード配列を選択できます。 + <keycap>Space</keycap> を押すと、異なるキーボード配列を選択できます。 もう一度 <keycap>Space</keycap> を押すと、選択を解除します。 完了したら、カーソルキーで &gui.ok; を選択して <keycap>Enter</keycap> を押してください。</para> @@ -1363,7 +1322,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c <para>&unix; や &os; が初めての人には *** DIFF OUTPUT TRUNCATED AT 1000 LINES ***
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