From owner-svn-doc-all@FreeBSD.ORG Thu Nov 14 11:14:02 2013 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [8.8.178.115]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 36103D9C; Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (No client certificate requested) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 2598D211B; Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org ([127.0.1.70]) by svn.freebsd.org (8.14.7/8.14.7) with ESMTP id rAEBE22Y081697; Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.7/8.14.5/Submit) id rAEBE2Et081696; Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201311141114.rAEBE2Et081696@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r43193 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.16 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Thu, 14 Nov 2013 11:14:02 -0000 Author: ryusuke Date: Thu Nov 14 11:14:01 2013 New Revision: 43193 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/43193 Log: - Merge the following from the English version: r43033 -> r43037 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Thu Nov 14 08:37:07 2013 (r43192) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Thu Nov 14 11:14:01 2013 (r43193) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r43033 + Original revision: r43037 $FreeBSD$ --> @@ -103,54 +103,55 @@ サウンドカードの設定 - PCI - サウンドカード - 設定をはじめる前に、サウンドカードのモデル、 - そのカードが使用しているチップを確認してください。 - &os; は サウンドカードに幅広く対応しています。 - 使用しているカードが対応しているかどうか、 - どの &os; ドライバを使うかについて、 - ハードウェアノート - の対応オーディオデバイスの一覧を確認してください。 - - - カーネル - 設定 - - - サウンドデバイスを使うためには、 - デバイスドライバを読み込まなければいけません。 - これには二つの方法のどちらかでできるでしょう。 - もっとも簡単な方法は &man.kldload.8; - を使ってサウンドカードのカーネルモジュールを読み込むことです。 - 次の例は、Intel 仕様のビルトインオーディオチップセットのドライバを読み込む例です。 + PCI + サウンドカード + 設定をはじめる前に、サウンドカードのモデル、 + そのカードが使用しているチップを確認してください。 + &os; は サウンドカードに幅広く対応しています。 + 使用しているカードが対応しているかどうか、 + どの &os; ドライバを使うかについて、 + ハードウェアノート + の対応オーディオデバイスの一覧を確認してください。 + + + カーネル + 設定 + + + サウンドデバイスを使うためには、 + デバイスドライバを読み込まなければいけません。 + これには二つの方法のどちらかでできるでしょう。 + もっとも簡単な方法は &man.kldload.8; + を使ってサウンドカードのカーネルモジュールを読み込むことです。 + 次の例は、Intel + 仕様のビルトインオーディオチップセットのドライバを読み込む例です。 &prompt.root; kldload snd_hda - このドライバを起動時に読み込むように設定するためには、 - /boot/loader.conf にドライバを追加してください。 - このドライバの場合は以下の行になります。 + このドライバを起動時に読み込むように設定するためには、 + /boot/loader.conf にドライバを追加してください。 + このドライバの場合は以下の行になります。 snd_hda_load="YES" - 他に利用可能な読み込み可能なサウンドモジュールは - /boot/defaults/loader.conf - に記載されています。 - どのドライバを利用すればいいか確かでなければ、 - snd_driver - モジュールを読み込んでみてください。 - - &prompt.root; kldload snd_driver - - snd_driver モジュールは、 - 一般に使用されるカードに対応したドライバをまとめて一度に読み込むメタドライバです。 - このドライバを使用すれば、速やかに正しいドライバを探し出すことができます。 - /boot/loader.conf ファイルを使用して、 - すべてのサウンドドライバを読み込むこともできます。 - - snd_driver メタドライバの読み込み後に、 - どのドライバがサウンドカードに選択されたのかを知るには、 - cat /dev/sndstat と入力してください。 + 他に利用可能な読み込み可能なサウンドモジュールは + /boot/defaults/loader.conf + に記載されています。 + どのドライバを利用すればいいか確かでなければ、 + snd_driver + モジュールを読み込んでみてください。 + + &prompt.root; kldload snd_driver + + snd_driver モジュールは、 + 一般に使用されるカードに対応したドライバをまとめて一度に読み込むメタドライバです。 + このドライバを使用すれば、速やかに正しいドライバを探し出すことができます。 + /boot/loader.conf ファイルを使用して、 + すべてのサウンドドライバを読み込むこともできます。 + + snd_driver メタドライバの読み込み後に、 + どのドライバがサウンドカードに選択されたのかを知るには、 + cat /dev/sndstat と入力してください。 サウンドに対応したカスタムカーネルを設定する @@ -160,59 +161,59 @@ カーネル再構築の詳細は を参照してください。 - サウンドに対応したカスタムカーネルを使うときには、 - オーディオフレームワークドライバをカーネルコンフィグレーションファイルに追加してください。 + サウンドに対応したカスタムカーネルを使うときには、 + オーディオフレームワークドライバをカーネルコンフィグレーションファイルに追加してください。 - device sound + device sound - 次に、サウンドカードに対応したドライバを追加します。 - 前節の Intel 仕様のビルトインオーディオチップセットの例では、 - カスタムカーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を追加してください。 + 次に、サウンドカードに対応したドライバを追加します。 + 前節の Intel 仕様のビルトインオーディオチップセットの例では、 + カスタムカーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を追加してください。 device snd_hda - ドライバのマニュアルページを読んで、 - ドライバが使用するデバイス名を調べてください。 + ドライバのマニュアルページを読んで、 + ドライバが使用するデバイス名を調べてください。 - PnP 非対応の ISA サウンドカードでは、 - IRQ および I/O ポートの設定を - /boot/device.hints  - に指定する必要があるかもしれません。 - システムの起動時に、&man.loader.8; - はこのファイルを読み、設定情報をカーネルに渡します。 - たとえば、PnP 非対応の古い Creative &soundblaster; 16 (ISA 接続) - には snd_sb16 とともに - &man.snd.sbc.4; ドライバを使用します。 - このカードを使用する場合には、 - カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を追加してください。 + PnP 非対応の ISA サウンドカードでは、 + IRQ および I/O ポートの設定を + /boot/device.hints  + に指定する必要があるかもしれません。 + システムの起動時に、&man.loader.8; + はこのファイルを読み、設定情報をカーネルに渡します。 + たとえば、PnP 非対応の古い Creative &soundblaster; 16 (ISA 接続) + には snd_sb16 とともに + &man.snd.sbc.4; ドライバを使用します。 + このカードを使用する場合には、 + カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を追加してください。 - device snd_sbc + device snd_sbc device snd_sb16 - もしカードが 0x220 I/O port と - IRQ 5 を使用している場合には、 - /boot/device.hints - に以下の行を追加してください。 + もしカードが 0x220 I/O port と + IRQ 5 を使用している場合には、 + /boot/device.hints + に以下の行を追加してください。 - hint.sbc.0.at="isa" + hint.sbc.0.at="isa" hint.sbc.0.port="0x220" hint.sbc.0.irq="5" hint.sbc.0.drq="1" hint.sbc.0.flags="0x15" - この例では、 - I/O ポートに 0x220 を、 - IRQ に 5 を使用します。 - - /boot/device.hints - に用いるべき構文は、&man.sound.4; および、 - サウンドカードの各ドライバのマニュアルページに記載されています。 - - これまでの設定はデフォルトのものです。 - カードを使用する状況によっては、 - IRQ やその他の設定を変更する必要があるかもしれません。 - このカードについての詳細は、 - &man.snd.sbc.4; をご覧ください。 + この例では、 + I/O ポートに 0x220 を、 + IRQ に 5 を使用します。 + + /boot/device.hints + に用いるべき構文は、&man.sound.4; および、 + サウンドカードの各ドライバのマニュアルページに記載されています。 + + これまでの設定はデフォルトのものです。 + カードを使用する状況によっては、 + IRQ やその他の設定を変更する必要があるかもしれません。 + このカードについての詳細は、 + &man.snd.sbc.4; をご覧ください。 @@ -224,7 +225,7 @@ hint.sbc.0.flags="0x15" この例は、ビルトイン Conexant CX20590 チップセットを搭載したシステムのものです。 - pcm0: <NVIDIA (0x001c) (HDMI/DP 8ch)> at nid 5 on hdaa0 + pcm0: <NVIDIA (0x001c) (HDMI/DP 8ch)> at nid 5 on hdaa0 pcm1: <NVIDIA (0x001c) (HDMI/DP 8ch)> at nid 6 on hdaa0 pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+HP/2.0)> at nid 31,25 and 35,27 on hdaa1 @@ -252,10 +253,10 @@ pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+H &prompt.user; cdcontrol -f /dev/acd0 play 1 - - オーディオ CD は特別なエンコーディングが行われているため、 - &man.mount.8; を使ってマウントすべきではありません。 - + + オーディオ CD は特別なエンコーディングが行われているため、 + &man.mount.8; を使ってマウントすべきではありません。 + audio/workman のように、 よりよいインタフェースを提供するさまざまなアプリケーションがあります。 @@ -273,66 +274,67 @@ pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+H このコマンドラインを実行すると雑音が発生するはずです。 これにより、サウンドカードが動作していることを確認できます。 - - /dev/dsp* デバイスノードは、 - 必要に応じて自動的に作成されます。 - デバイスノードが使用されていない場合には存在せず、 - &man.ls.1; の出力に表示されません。 - + + /dev/dsp* デバイスノードは、 + 必要に応じて自動的に作成されます。 + デバイスノードが使用されていない場合には存在せず、 + &man.ls.1; の出力に表示されません。 + サウンドカードの問題についてのトラブルシューティング - デバイスノード - I/O ポート - IRQ - DSP + デバイスノード + I/O ポート + IRQ + DSP 表 8.1 は、良くあるエラーメッセージとその解決法の一覧です。 - 良くあるエラーメッセージ + 良くあるエラーメッセージ - - - - エラー - 解決方法 - - - - - - sb_dspwr(XX) timed out - 使用する - I/O ポートが適切に設定されていません。 - - - - bad irq XX - 使用する IRQ が正しく設定されていません。 - サウンドカードの IRQ と設定した IRQ - が同じかどうか確かめてください。 - - - - xxx: gus pcm not attached, out of memory - デバイスを使用するのに十分なメモリを確保できません。 - - - - xxx: can't open /dev/dsp! - fstat | grep dsp - と入力して、 - 他のアプリケーションがデバイスを使用しているか調べてください。 - 注目すべきトラブルメーカは - esound と - KDE - のサウンド機能です。 - - - + + + + エラー + 解決方法 + + + + + + sb_dspwr(XX) timed out + 使用する + I/O ポートが適切に設定されていません。 + + + + bad irq XX + 使用する IRQ が正しく設定されていません。 + サウンドカードの IRQ と設定した IRQ + が同じかどうか確かめてください。 + + + + xxx: gus pcm not attached, out of memory + デバイスを使用するのに十分なメモリを確保できません。 + + + + xxx: can't open + /dev/dsp! + fstat | grep dsp + と入力して、 + 他のアプリケーションがデバイスを使用しているか調べてください。 + 注目すべきトラブルメーカは + esound と + KDE + のサウンド機能です。 + + +
最近のグラフィックカードの中には、 @@ -346,7 +348,7 @@ pcm2: <Conexant CX20590 (Analog 2.0+H pcm を探してください。 以下のような出力を得るかもしれません。 -... + ... hdac0: HDA Driver Revision: 20100226_0142 hdac1: HDA Driver Revision: 20100226_0142 hdac0: HDA Codec #0: NVidia (Unknown) @@ -943,22 +945,23 @@ no adaptors present MPlayer - MPlayer は - multimedia/mplayer - package または port からインストールできます。 - いくつかのコンパイル時のオプションを設定することができ、また、 - 構築の際にさまざまなハードウェアのチェックがおこなわれます。 - そのため、package からインストールを行わず、 - port から構築することを好むユーザもいます。 - - port を構築する際に、メニューのオプションは、 - port にコンパイル時にオプションとしてどの形式に対応するかを決定するため、見ておく必要があります。 - オプションが選択されていなければ - MPlayer は、 - その形式のビデオ形式を表示することは出来ません。 - 矢印キーとスペースキーを使って必要な形式を選択してください。 - 選択が終わったら、Enter を押して、 - port の構築とインストールを続けてください。 + MPlayer は + multimedia/mplayer + package または port からインストールできます。 + いくつかのコンパイル時のオプションを設定することができ、また、 + 構築の際にさまざまなハードウェアのチェックがおこなわれます。 + そのため、package からインストールを行わず、 + port から構築することを好むユーザもいます。 + + port を構築する際に、メニューのオプションは、port + にコンパイル時にオプションとしてどの形式に対応するかを決定するため、 + 見ておく必要があります。 + オプションが選択されていなければ + MPlayer は、 + その形式のビデオ形式を表示することは出来ません。 + 矢印キーとスペースキーを使って必要な形式を選択してください。 + 選択が終わったら、Enter を押して、 + port の構築とインストールを続けてください。 デフォルトでは、この packege または port は、 mplayer コマンドラインユーティリティと @@ -970,135 +973,133 @@ no adaptors present MEncoder の package は利用できません。 - MPlayer を初めて起動すると、 - 各自のホームディレクトリ内に .mplayer - が作成されます。このサブディレクトリには、 - ユーザ固有の設定ファイルのデフォルトバージョンが含まれています。 - - この節では、一般的な使用法についてのみ説明します。 - 数多くのオプションの完全な説明については、 - mplayer(1) - のマニュアルに記載されています。 - - testfile.avi - というファイルを再生するには、以下の例のように、 - とともに、 - ビデオインタフェースを指定してください。 - - &prompt.user; mplayer -vo xv testfile.avi - &prompt.user; mplayer -vo sdl testfile.avi - &prompt.user; mplayer -vo x11 testfile.avi - &prompt.root; mplayer -vo dga testfile.avi - &prompt.root; mplayer -vo 'sdl:dga' testfile.avi - - ビデオ再生の相対的性能は多くの要因に依存し、 - ハードウェアに応じて著しく変わると思われるので、 - これらのオプションをすべて試してみる価値はあるでしょう。 - - DVD を再生するには、 - testfile.avi を - - に置き換えてください。 - <N> には再生するタイトル番号を、 - DEVICE - は DVD のデバイスノードを指定します。 - たとえば、/dev/dvd - から 2 番目のタイトルを再生するには以下のようにします。 - - &prompt.root; mplayer -vo xv dvd://3 -dvd-device /dev/dvd - - - デフォルトの DVD デバイスは、 - MPlayer port の構築時に - WITH_DVD_DEVICE=/path/to/desired/device - を追加することでで定義できます。 - デフォルトでは、デバイスは - /dev/cd0 です。 - 詳細はこの port の - Makefile.options をご覧ください。 - - - 停止、休止、再生などをするにはキーバインディングを使ってください。 - キーバインディングの一覧を見るには、mplayer -h - を実行するか、もしくは、mplayer(1) を読んでください。 - - 再生に関する追加のオプションがあります。 - 全画面モードにする オプションと、 - 性能を向上させる オプションです。 - - よく使用するオプションについては、各ユーザの - .mplayer/config - に以下のように追加してください。 + MPlayer を初めて起動すると、 + 各自のホームディレクトリ内に .mplayer + が作成されます。このサブディレクトリには、 + ユーザ固有の設定ファイルのデフォルトバージョンが含まれています。 + + この節では、一般的な使用法についてのみ説明します。 + 数多くのオプションの完全な説明については、 + mplayer(1) のマニュアルに記載されています。 + + testfile.avi + というファイルを再生するには、以下の例のように、 + とともに、 + ビデオインタフェースを指定してください。 + + &prompt.user; mplayer -vo xv testfile.avi + &prompt.user; mplayer -vo sdl testfile.avi + &prompt.user; mplayer -vo x11 testfile.avi + &prompt.root; mplayer -vo dga testfile.avi + &prompt.root; mplayer -vo 'sdl:dga' testfile.avi + + ビデオ再生の相対的性能は多くの要因に依存し、 + ハードウェアに応じて著しく変わると思われるので、 + これらのオプションをすべて試してみる価値はあるでしょう。 + + DVD を再生するには、 + testfile.avi を + + に置き換えてください。 + <N> には再生するタイトル番号を、 + DEVICE + は DVD のデバイスノードを指定します。 + たとえば、/dev/dvd + から 2 番目のタイトルを再生するには以下のようにします。 + + &prompt.root; mplayer -vo xv dvd://3 -dvd-device /dev/dvd + + + デフォルトの DVD デバイスは、 + MPlayer port の構築時に + WITH_DVD_DEVICE=/path/to/desired/device + を追加することでで定義できます。 + デフォルトでは、デバイスは + /dev/cd0 です。 + 詳細はこの port の + Makefile.options をご覧ください。 + + + 停止、休止、再生などをするにはキーバインディングを使ってください。 + キーバインディングの一覧を見るには、mplayer -h + を実行するか、もしくは、mplayer(1) を読んでください。 + + 再生に関する追加のオプションがあります。 + 全画面モードにする オプションと、 + 性能を向上させる オプションです。 + + よく使用するオプションについては、各ユーザの + .mplayer/config + に以下のように追加してください。 - vo=xv + vo=xv fs=yes zoom=yes - mplayerDVD タイトルを - .vob に抽出するのに使用できます。 - DVD から - 2 番目のタイトルをダンプするには次のようにします。 + mplayerDVD タイトルを + .vob に抽出するのに使用できます。 + DVD から + 2 番目のタイトルをダンプするには次のようにします。 - &prompt.root; mplayer -dumpstream -dumpfile out.vob dvd://2 -dvd-device /dev/dvd + &prompt.root; mplayer -dumpstream -dumpfile out.vob dvd://2 -dvd-device /dev/dvd - 出力された out.vob ファイルは - MPEG 形式です。 + 出力された out.vob ファイルは + MPEG 形式です。 &unix; ビデオについて、 - 高レベルのノウハウを得たいと考えている方は - mplayerhq.hu/DOCS + 高レベルのノウハウを得たいと考えている方は mplayerhq.hu/DOCS をご覧ください。技術的な情報があります。 このドキュメントは、 バグを報告する前に、読むべきものです。 - - mencoder - + + mencoder + - mencoder を使う前に、 - mencoder を使う前に、mplayerhq.hu/DOCS/HTML/en/mencoder.html - を読んでオプションに慣れておくのはよい考えです。 - 品質向上、低ビットレート、形式変換をする方法が無数にあります。 - これらの要素の調節具合で、性能が良かったり悪かったりするなど、 - 結果に違いが出るかもしれません。 - コマンドラインオプションを不適切に組合せると、 - mplayer - でさえ再生できない出力ファイルを作成してしまいます。 + を読んでオプションに慣れておくのはよい考えです。 + 品質向上、低ビットレート、形式変換をする方法が無数にあります。 + これらの要素の調節具合で、性能が良かったり悪かったりするなど、 + 結果に違いが出るかもしれません。 + コマンドラインオプションを不適切に組合せると、 + mplayer + でさえ再生できない出力ファイルを作成してしまいます。 はじめは単純なファイルのコピーです。 - &prompt.user; mencoder input.avi -oac copy -ovc copy -o output.avi + &prompt.user; mencoder input.avi -oac copy -ovc copy -o output.avi - したがって、単にファイルを抽出したいときには、 - mplayer - をつけます。 - - input.avi - を音声に MPEG3 エンコードを使用して - MPEG4 コーデックに変換するには、まず最初に - audio/lame - port をインストールしてください。 - ライセンスの制限により、package は利用できません。 - インストールしたら、以下のように入力してください。 + したがって、単にファイルを抽出したいときには、 + mplayer + をつけます。 + + input.avi + を音声に MPEG3 エンコードを使用して + MPEG4 コーデックに変換するには、まず最初に + audio/lame + port をインストールしてください。 + ライセンスの制限により、package は利用できません。 + インストールしたら、以下のように入力してください。 - &prompt.user; mencoder input.avi -oac mp3lame -lameopts br=192 \ + &prompt.user; mencoder input.avi -oac mp3lame -lameopts br=192 \ -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:vhq -o output.avi これは mplayerxine といったアプリケーションで再生可能な出力ファイルを作成します。 - DVD タイトルを直接再エンコードするためには、 - 上記のコマンドラインの - input.avi を - に置き換えて、 - root 権限で実行します。 - 期待する結果を得るには何度か繰り返すことになるので、 - かわりにタイトルをファイルにダンプして、 - ファイルに対して作業することをおすすめします。 + DVD タイトルを直接再エンコードするためには、 + 上記のコマンドラインの + input.avi を + に置き換えて、 + root 権限で実行します。 + 期待する結果を得るには何度か繰り返すことになるので、 + かわりにタイトルをファイルにダンプして、 + ファイルに対して作業することをおすすめします。 @@ -1124,12 +1125,12 @@ zoom=yes 再生するファイル名を指定することで、 コマンドラインから実行することもできます。 - &prompt.user; xine -g -p mymovie.avi + &prompt.user; xine -g -p mymovie.avi - - xine-project.org/faq には、 - より多くの情報やトラブルシューティングがあります。 + + xine-project.org/faq には、 + より多くの情報やトラブルシューティングがあります。 @@ -1157,7 +1158,7 @@ zoom=yes この例では、DivX ファイルを PAL MPEG-1 (PAL VCD) に変換する使用例を示します。 - &prompt.user; transcode -i input.avi -V --export_prof vcd-pal -o output_vcd + &prompt.user; transcode -i input.avi -V --export_prof vcd-pal -o output_vcd &prompt.user; mplex -f 1 -o output_vcd.mpg output_vcd.m1v output_vcd.mpa 作成された MPEG ファイル、 @@ -1188,7 +1189,7 @@ zoom=yes --> - TV カード + TV カード TV カード @@ -1314,23 +1315,23 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM t これらは、同じシステム上でも、 異なるコンピュータ上でも動かすことが可能です。 - フロントエンドについては、 - multimedia/mythtv-frontend package または port - から &os; にインストールできます。 - で説明されているように、 - &xorg; - をインストールして設定する必要もあります。 - このシステムは X-Video Motion Compensation - (XvMC) に対応し、 - オプションとして、Linux Infrared Remote Control - LIRC)-互換のリモートに対応したビデオカードを持っていることが理想的です。 - - &os; にバックエンドとフロントエンドの両方をインストールするには、 - multimedia/mythtv package または port - を使ってください。 - &mysql; データベースサーバも必要となりますが、 - 自動的に依存でインストールされます。 - オプションで、チューナカードと録音したデータを保存するためのストレージが必要です。 + フロントエンドについては、 + multimedia/mythtv-frontend package または port + から &os; にインストールできます。 + で説明されているように、 + &xorg; + をインストールして設定する必要もあります。 + このシステムは X-Video Motion Compensation + (XvMC) に対応し、 + オプションとして、Linux Infrared Remote Control + LIRC)-互換のリモートに対応したビデオカードを持っていることが理想的です。 + + &os; にバックエンドとフロントエンドの両方をインストールするには、 + multimedia/mythtv package または port + を使ってください。 + &mysql; データベースサーバも必要となりますが、 + 自動的に依存でインストールされます。オプションで、 + チューナカードと録音したデータを保存するためのストレージが必要です。 ハードウェア @@ -1403,22 +1404,23 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM t 画像スキャナ - &os; では、画像スキャナに対するアクセスは - SANE (Scanner Access Now Easy) - API - によって実現されており、 - &os; Ports Collection でも提供されています。 - SANE - はスキャナのハードウェアにアクセスするために - &os; デバイスドライバを使用します。 - - &os; は - SCSI 接続および USB 接続のスキャナのどちらにも対応しています。 - 設定を始める前に、 - SANE - がスキャナに対応していることを確認してください。 - 対応しているスキャナについてのより詳細な情報については、対応デバイスの一覧 - をご覧ください。 + &os; では、画像スキャナに対するアクセスは + SANE (Scanner Access Now Easy) + API + によって実現されており、 + &os; Ports Collection でも提供されています。 + SANE + はスキャナのハードウェアにアクセスするために + &os; デバイスドライバを使用します。 + + &os; は + SCSI 接続および USB 接続のスキャナのどちらにも対応しています。 + 設定を始める前に、 + SANE + がスキャナに対応していることを確認してください。 + 対応しているスキャナについてのより詳細な情報については、対応デバイスの一覧 + をご覧ください。 カーネルのコンフィグレーション @@ -1563,49 +1565,49 @@ device 'epson2:libusb:/dev/usb:/dev/ugen (/dev/ugen0.2) です。 - 何も出力が得られなかったり、 - スキャナが見つからなかったというメッセージが表示されたら、 - &man.scanimage.1; はスキャナを認識できなかったのでしょう。 - このような場合は、/usr/local/etc/sane.d/ - にあるバックエンドの設定ファイルを編集し、 - 使用するスキャナデバイスを定義する必要があります。 + 何も出力が得られなかったり、 + スキャナが見つからなかったというメッセージが表示されたら、 + &man.scanimage.1; はスキャナを認識できなかったのでしょう。 + このような場合は、/usr/local/etc/sane.d/ + にあるバックエンドの設定ファイルを編集し、 + 使用するスキャナデバイスを定義する必要があります。 - この例では、USB スキャナは、正常に検出され動作しています。 + この例では、USB スキャナは、正常に検出され動作しています。 - スキャナが正しく認識されているかどうか確認してみましょう。 + スキャナが正しく認識されているかどうか確認してみましょう。 - &prompt.root; scanimage -L + &prompt.root; scanimage -L No scanners were identified. If you were expecting something different, check that the scanner is plugged in, turned on and detected by the sane-find-scanner tool (if appropriate). Please read the documentation which came with this software (README, FAQ, manpages). - スキャナが認識されなかったので、 - /usr/local/etc/sane.d/epson2.conf - を編集してください。この例では、 - スキャナのモデルは &epson.perfection; 1650 なので、 - epson2 バックエンドを使用します。 - 編集作業を行う際には、 - バックエンドの設定ファイルに書かれているヘルプコメントを読んでください。 - 設定ファイルを変更するのは非常に簡単です。 - 使用しているスキャナには不適切なインタフェースをすべてコメントアウトします。 - 今回の場合は、スキャナは USB - インタフェースを使用するので scsi - という語で始まる行をすべてコメントアウトします。 - その後、ファイルの末尾に使用するインタフェースとデバイスノードを追加します。 - この例では、以下の行を追加します。 + スキャナが認識されなかったので、 + /usr/local/etc/sane.d/epson2.conf + を編集してください。この例では、 + スキャナのモデルは &epson.perfection; 1650 なので、 + epson2 バックエンドを使用します。 + 編集作業を行う際には、 + バックエンドの設定ファイルに書かれているヘルプコメントを読んでください。 + 設定ファイルを変更するのは非常に簡単です。 + 使用しているスキャナには不適切なインタフェースをすべてコメントアウトします。 + 今回の場合は、スキャナは USB + インタフェースを使用するので scsi + という語で始まる行をすべてコメントアウトします。 + その後、ファイルの末尾に使用するインタフェースとデバイスノードを追加します。 + この例では、以下の行を追加します。 - usb /dev/uscanner0 + usb /dev/uscanner0 - 編集を保存し、 - スキャナが認識されたかどうかを確認してください。 + 編集を保存し、 + スキャナが認識されたかどうかを確認してください。 - &prompt.root; scanimage -L + &prompt.root; scanimage -L device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson GT-8200 flatbed scanner - `epson:/dev/uscanner0' フィールドで、 - バックエンド名とデバイスノードが正しく認識されていることがわかります。 + `epson:/dev/uscanner0' フィールドで、 + バックエンド名とデバイスノードが正しく認識されていることがわかります。 scanimage -L