From owner-svn-doc-all@freebsd.org Mon Aug 20 13:01:21 2018 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 33DCE106CD6B; Mon, 20 Aug 2018 13:01:21 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from mxrelay.nyi.freebsd.org (mxrelay.nyi.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:3]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client CN "mxrelay.nyi.freebsd.org", Issuer "Let's Encrypt Authority X3" (verified OK)) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id DE5E88C073; Mon, 20 Aug 2018 13:01:20 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org (repo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mxrelay.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id C11D015995; Mon, 20 Aug 2018 13:01:20 +0000 (UTC) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: from repo.freebsd.org ([127.0.1.37]) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2) with ESMTP id w7KD1KZh053768; Mon, 20 Aug 2018 13:01:20 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Received: (from ryusuke@localhost) by repo.freebsd.org (8.15.2/8.15.2/Submit) id w7KD1Ka5053767; Mon, 20 Aug 2018 13:01:20 GMT (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) Message-Id: <201808201301.w7KD1Ka5053767@repo.freebsd.org> X-Authentication-Warning: repo.freebsd.org: ryusuke set sender to ryusuke@FreeBSD.org using -f From: Ryusuke SUZUKI Date: Mon, 20 Aug 2018 13:01:20 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r52162 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction X-SVN-Group: doc-head X-SVN-Commit-Author: ryusuke X-SVN-Commit-Paths: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction X-SVN-Commit-Revision: 52162 X-SVN-Commit-Repository: doc MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.27 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Mon, 20 Aug 2018 13:01:21 -0000 Author: ryusuke Date: Mon Aug 20 13:01:20 2018 New Revision: 52162 URL: https://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/52162 Log: - Merge the following from the English version: r51863 -> r51981 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction/chapter.xml Sun Aug 19 14:57:39 2018 (r52161) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/introduction/chapter.xml Mon Aug 20 13:01:20 2018 (r52162) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r51863 + Original revision: r51981 $FreeBSD$ --> @@ -62,183 +62,115 @@ 4.4BSD-Lite - &os; は、4.4BSD-Lite から派生したオープンソースの Unix-like - なオペレーティングシステムで、x86 (32 および 64 ビットの両方), + &os; は、標準に準拠した Unix-like + なオープンソースのオペレーティングシステムで、 + x86 (32 および 64 ビットの両方), &arm;, AArch64, &risc-v;, &mips;, &power;, &powerpc; および Sun &ultrasparc; コンピュータに対応しています。 - &os; の歴史や、 - 現在のリリースについても読むことができます。 - プロジェクトへの何らかの貢献 (ソースコード、ハードウェア、 - 資金の提供など) について興味があれば、 - &os; - への貢献をご覧ください。 + &os; は、プリエンプティブなマルチタスク、 + メモリ保護、仮想メモリ、マルチユーザシステム、SMP 対応、 + さまざまな言語やフレームワーク用のすべてのオープンソースの開発ツール、 + X ウィンドウシステム、KDE や GNOME を中心としたデスクトップ機能といった、 + 今日では標準となっている機能をすべて提供しています。 + 注目すべき機能は以下の通りです。 - - &os; で何ができるの? + + + 自由なオープンソースライセンス。 + ソースコードを自由に変更し、配布することができます。 + 潜在的なライセンスの互換性の問題を避け、 + コピーレフトライセンスに典型的な制限を課すことなく、 + オープンソースプロジェクトおよびクローズな製品の両方に組み込むことが可能です。 + - &os; には多くの注目すべき機能があります。 - 例を挙げれば以下のようになります: + + 堅固な TCP/IP ネットワーク + TCP/IP ネットワーク + - &os; は、 + かってないほどの性能とスケーラビリティを兼ね備えた業界標準プロトコルを実装しています。 + サーバおよびルータ/ファイアウォールルールの両方と相性が良く、 + 実際に多くの会社やベンダがまさにこの目的で採用しています。 + - - - 優先度を動的に調節する機能を備えることで - アプリケーションとユーザとの間で円滑かつ公平な - コンピュータ資源共有を実現し、 - 特に高い負荷にも耐えることができる堅牢さを備えた - プリエンプティブマルチタスキング - - プリエンプティブマルチタスキング - - + + 完全に統合された OpenZFS への対応。 + これには root-on-ZFS, ZFS ブート環境、障害管理、 + 委任管理、jails への対応、&os; 固有の文書、 + そしてシステムのインストーラによる対応が含まれます。 + - - 多くの人々が 1 つの &os; - システムをさまざまな目的で同時に使うことを可能にする - マルチユーザ機能 - マルチユーザ機能 - 。 - これは例えば、プリンタやテープデバイスといったシステムの周辺機器が、 - そのシステムを利用する全てのユーザだけでなく - ネットワーク経由においても自然な形で共有され、 - さらに重要なシステム資源の使い過ぎを防ぐために - 個々の資源に対する制限がユーザ単位、 - グループ単位で設定できる、というようなことを意味しています。 - - + + Capsicum + ケーパビリティおよびサンドボックスメカニズムに対する強制アクセスコントロールフレームワークによる + 拡張されたセキュリティ機能。 + + - - SCTP や DHCP, NFS, NIS, PPP, SLIP, IPsec, IPv6 - といった業界標準規格のサポートを含んだ堅固な - TCP/IP ネットワーキング - TCP/IP ネットワーキング - 。これによって、&os; - マシンが商用サーバと同じように相互に運用でき、 - NFS (リモートファイルアクセス) や、 - 電子メールサービスのような極めて重要な機能を提供します。 - また、WWW や FTP, ルーティング、ファイアウォール (セキュリティ) - サービスを用いてインターネットと接続できます。 - + + 対応しているすべてのアーキテクチャで利用可能な + 3 万を超えるコンパイル済みの packages。 + そして、あなた自身のカスタマイズされたソフトウェアの構築を容易にする + Ports Collection。 + - - アプリケーション (あるいはユーザ) がお互いに干渉できない - ようにするメモリ保護 - メモリ保護 - 機能。 - アプリケーションがクラッシュしても、 - どのような場合でも他のアプリケーションには影響を与えません。 - + + ドキュメント - + システム管理からカーネル内部にまで渡る内容に関する、 + さまざまな著者によるハンドブックやブックに加え、 + &man.man.1; ページが用意されています。 + ユーザ空間のデーモン、 + ユーティリティおよびコンフィグレーションファイルだけではなく、 + カーネルドライバの API (セクション 9) および個々のドライバ + (セクション 4) も用意されています。 + - - 業界標準である X Window - システム - X Window System - (X11R7) は、 - すべてのコンピュータに対しグラフィカルユーザインタフェース (GUI) - を完全なソースコードと共に提供します。 - + + 分かりやすく首尾一貫したリポジトリ構造とビルドシステム + - &os; は、カーネルおよびユーザ空間の両方について、 + すべての構成要素をひとつのリポジトリで管理しています。 + 統一されカスタマイズが容易なビルドシステムおよび綿密に考えられた開発プロセスが、 + あなた自身の製品のビルドインフラストラクチャに + &os; を統合することを容易にします。 + - - - - バイナリ互換性 - Linux - - Linux 用に作られた多くのプログラムとの - バイナリ互換性 - + + Unix の哲学に忠実であり続けます。 + ハードコードされたモノリシックな + オールインワン デーモンより、 + 要素から構成することを好みます。 + - - 何千ものすぐに実行可能な - アプリケーションが &os; の ports や - packages コレクションで利用可能です。 - ここに用意されているものはネットを探し回る必要がありません - + + バイナリ互換 + Linux + Linux との バイナリ互換。 + 仮想化の必要なしに多くの Linux バイナリを実行できます。 + + - - インターネット上で入手可能な、 - 移植が容易な - 何千ものアプリケーションを追加できます。&os; - は最も評判のよい商用の &unix; - システムとソースコードレベルで互換性があります。 - このため、ほとんどのアプリケーションは、 - もしあったとしてもほんの少しの変更でコンパイルすることができます。 - + &os; はカリフォルニア大学バークレイ校の Computer + Systems Research Group (CSRG) + Computer Systems Research Group (CSRG) + による 4.4BSD-Lite + 4.4BSD-Lite + リリースを基にしており、 + BSD システムの開発の優れた伝統を守り続けています。 + CSRG による素晴らしい活動に加えて、 + &os; プロジェクトは何千時間もの時間を注ぎ込んで、 + 実際の使用の場において最大の性能と信頼性を発揮するためにシステムのチューニングをおこなっています。 + &os; は、商用のオペレーティングシステムと同等の性能、信頼性を、 + 他では実現されていない数多くの最新の機能と共に提供しています。 - - デマンドページング仮想メモリ - 仮想メモリ - とそれに 付随の VM/buffer キャッシュ - の設計は、 - 多くのメモリを要求するアプリケーションに対して - 効率よくメモリを与えるようにする一方で、 - 他のユーザに対しても対話的な応答を維持します。 - + + &os; で何ができるの? - - 複数の CPU を搭載したマシンにおける - SMP - 対称型マルチプロセッシング (SMP) - のサポート。 - - - - - - コンパイラ - C - - - コンパイラ - C++ - - 完全な CC++ - の開発ツール。進んだ研究や開発のための多くの他の言語も - ports や packages コレクションで提供されています。 - - - - システム全体のソースコード - ソースコード - が提供されているので、 - 要求に合わせて環境を最大限に適合させることができます。 - 真のオープンシステムが利用できるのですから、 - 所有権のある解決方法に締めつけられ、 - ベンダのなすがままになる必要はありません。 - - - - 膨大な量の - オンラインドキュメント - - - - もう書ききれません! - - - - &os; はカリフォルニア大学バークレイ校の Computer Systems - Research Group (CSRG) - Computer Systems Research Group (CSRG) - による 4.4BSD-Lite - 4.4BSD-Lite - リリースを基にしており、 - BSD システムの開発の優れた伝統を守り続けています。 - CSRG による素晴らしい活動に加えて、 - &os; プロジェクトは何千時間もの時間を注ぎ込んで、 - 実際の使用の場において最大の性能と信頼性を - 発揮するためにシステムのチューニングをおこなっています。 - &os; は、商用のオペレーティングシステムと同等の性能、信頼性を、 - 他では実現されていない数多くの最新の機能と共に提供しています。 - あなたの思いつく限りのアプリケーションは、何でも &os; で実行できます。ソフトウェア開発からファクトリオートメーション、 在庫制御から遠く離れた人工衛星のアンテナの方向調整まで; 商用 &unix; 製品でできることは、&os; でも十分にできるのです! - また、&os; は世界中の研究センターや大学によって開発される - 文字通り何千もの高品質で、たいていはほとんど無料で利用できる - アプリケーションによる恩恵を得ることができます。 - 商用のアプリケーションも提供されており、 - 日々増え続けています。 + また、&os; + は世界中の研究センターや大学によって開発される文字通り何千もの高品質で、 + たいていはほとんど無料で利用できるアプリケーションによる恩恵を得ることができます。 &os; のソースコードは広く提供されているので、 システムも特別なアプリケーションやプロジェクトに合わせて、 @@ -1206,7 +1138,7 @@ 責任感あふれる開発者を上記のソースツリー管理者として招くこと、 また仕事上の都合などでコアチームをやめた人たちの後任を見つけることもコアチームの役割です。 現在のコアチームは &os; 開発者 (committer) の中から - 2014 年 7 月に選挙によって選出されました。 + 2018 年 7 月に選挙によって選出されました。 コアチームを選出するための選挙は、2 年ごとに行なわれています。