From owner-svn-doc-head@FreeBSD.ORG Sun Aug 10 04:42:46 2014 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-head@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [8.8.178.115]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 057F2F06 for ; Sun, 10 Aug 2014 04:42:46 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1 with cipher ECDHE-RSA-AES256-SHA (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id E83B12402 for ; Sun, 10 Aug 2014 04:42:45 +0000 (UTC) Received: from ryusuke (uid 1214) (envelope-from ryusuke@FreeBSD.org) id 217d by svn.freebsd.org (DragonFly Mail Agent v0.9+); Sun, 10 Aug 2014 04:42:45 +0000 From: Ryusuke SUZUKI Date: Sun, 10 Aug 2014 04:42:45 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r45428 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit Message-Id: <53e6f845.217d.7b5caad5@svn.freebsd.org> X-Mailman-Approved-At: Sun, 10 Aug 2014 11:35:03 +0000 X-BeenThere: svn-doc-head@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.18 Precedence: list List-Id: SVN commit messages for the doc tree for head List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sun, 10 Aug 2014 04:42:46 -0000 Author: ryusuke Date: Sun Aug 10 04:42:45 2014 New Revision: 45428 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/45428 Log: - Merge the following from the English version: r44367 -> r44614 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Sat Aug 9 22:32:20 2014 (r45427) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/multimedia/chapter.xml Sun Aug 10 04:42:45 2014 (r45428) @@ -8,15 +8,19 @@ --> - - - マルチメディア この章では @@ -90,18 +94,29 @@ - + - MarcFonvieille再構成 (2004 年 9 月): + + + Marc + Fonvieille + + 再構成: + - --> - - サウンドカードの設定 PCI サウンドカード @@ -385,15 +400,19 @@ pcm7: <HDA Realtek ALC889 PCM #3 Digi - - + 複数音源の利用 + + + + + Munish + Chopra + + 寄稿: + + + 同時に再生することのできる音源を複数実装していることは、 多くの場合望ましいことです。 @@ -439,15 +458,20 @@ pcm7: <HDA Realtek ALC889 PCM #3 Digi - - - ミキサチャネルの初期値を設定する 各ミキサチャネルの初期値は &man.pcm.4; ドライバのソースコードにハードコーディングされています。 @@ -469,15 +493,19 @@ pcm7: <HDA Realtek ALC889 PCM #3 Digi - + - --> - - MP3 オーディオ この節では、&os; で利用できる MP3 プレイヤや、オーディオ CD トラックを吸い出す方法、 @@ -553,14 +581,16 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz &prompt.root; cdda2wav -D 0,1,0 -B は - SCSI デバイス 0,1,0 を表します。 + SCSI デバイス 0,1,0 + を表します。 これは cdrecord -scanbus の出力に一致します。 cdda2wav は ATAPI (IDE) CDROM ドライブに対応しています。 IDE ドライブから抽出するには、 - SCSI ユニット番号をデバイス名に置き換えて指定します。 + SCSI + ユニット番号をデバイス名に置き換えて指定します。 たとえば IDE ドライブから七番目のトラックを抽出するには、 次のようにします。 @@ -721,15 +751,19 @@ MPEG 1.0 layer III, 128 kbit/s, 44100 Hz - + - --> - - ビデオ再生 ビデオ再生のための設定をはじめる前に、 ビデオカードのモデルおよびチップセットを確認する必要があります。 @@ -1187,18 +1221,28 @@ zoom=yes - + - --> - - TV カード TV カード @@ -1400,15 +1444,19 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM t - + - --> - - 画像スキャナ 画像スキャナ @@ -1416,34 +1464,35 @@ bktr0: Pinnacle/Miro TV, Philips SECAM t &os; では、画像スキャナに対するアクセスは SANE (Scanner Access Now Easy) - API によって実現されており、 - &os; の Ports Collection でも提供されています。 + &os; の Ports Collection で提供されています。 SANE はスキャナのハードウェアにアクセスするために &os; デバイスドライバを使用します。 &os; は - SCSI 接続および USB 接続のスキャナのどちらにも対応しています。 + SCSI 接続および USB + 接続のスキャナのどちらにも対応しています。 + スキャナのインタフェースに依存して、異なるドライバが必要となります。 設定を始める前に、 SANE がスキャナに対応していることを確認してください。 対応しているスキャナに関してのより詳細な情報については、対応デバイスの一覧 + xlink:href="http://www.sane-project.org/sane-supported-devices.html"> + http://www.sane-project.org/sane-supported-devices.html をご覧ください。 - - カーネルのコンフィグレーション - - SCSI と USB の両方のインタフェースに対応しています。 - スキャナのインタフェースによって、 - 必要となるドライバが異なります。 - - - USB インタフェース - - GENERIC カーネルにはデフォルトで - USB スキャナに対応するためのデバイスドライバが搭載されています。 + この節では、&os; + がどのようにしてスキャナを認識するかについて説明します。 + その後、&os; システム上で SANE + を設定して使用する方法の概要について説明します。 + + + スキャナの確認 + + GENERIC カーネルには + USB + スキャナに対応するためのデバイスドライバが搭載されています。 カスタムカーネルを使用する際には、 以下の行がカーネルコンフィグレーションファイルにあることを確認してください。 @@ -1452,33 +1501,31 @@ device uhci device ohci device ehci - USB スキャナをシステムに接続してください。 - &man.dmesg.8; を利用して、スキャナが認識されているかどうか、 - システムメッセージバッファで確認してください。 + USB スキャナが認識されたかを確認するには、 + スキャナを接続して、dmesg を利用し、 + システムメッセージバッファで、 + スキャナが認識されているかどうかを確認してください。 + 認識されていたら、以下のようなメッセージが表示されます。 ugen0.2: <EPSON> at usbus0 - これらの例では、スキャナが /dev/ugen0.2 - または、/dev/uscanner0 - を使用していることがわかります。 - どちらのデバイスノードが利用されるかは &os; - のバージョンに依存します。 - この例では、&epson.perfection; 1650 USB スキャナが使われています。 - - - - SCSI インタフェース - - スキャナのインタフェースが SCSI であれば、 - どの SCSI ボードを使用するかを知ることが重要です。 - 使用する SCSI チップセットによって、 - カーネルコンフィグレーションファイルを調整する必要があります。 + この例では、&epson.perfection; 1650 + USB スキャナが + /dev/ugen0.2 + 上で認識されています。 + + スキャナのインタフェースが SCSI であれば、 + どの SCSI + コントローラボードを使用するかを知ることが重要です。 + 使用する SCSI チップセットによって、 + カスタムカーネルコンフィグレーションファイルを調整する必要があります。 GENERIC カーネルは、 - 一般に使用される SCSI コントローラのほとんどに対応しています。 + 一般に使用される SCSI + コントローラのほとんどに対応しています。 /usr/src/sys/conf/NOTES ファイルを読んで、 適切な行をカーネルコンフィグレーションファイルに追加してください。 - また、SCSI アダプタドライバに加えて、 - 以下の行をカーネルコンフィグレーションファイルに記述する必要があります。 + また、SCSI アダプタドライバに加えて、 + 以下の行をカスタムカーネルコンフィグレーションファイルに記述する必要があります。 device scbus device pass @@ -1490,7 +1537,8 @@ pass2: <AGFA SNAPSCAN 600 1.10> Fi pass2: 3.300MB/s transfers システムを起動する際にスキャナの電源を入れてなければ、 - &man.camcontrol.8; コマンドを使用して SCSI バスをスキャンし、 + camcontrol を使用して + SCSI バスをスキャンし、 以下のように手動でデバイスを検出させることもできます。 &prompt.root; camcontrol rescan all @@ -1499,7 +1547,8 @@ Re-scan of bus 1 was successful Re-scan of bus 2 was successful Re-scan of bus 3 was successful - すると、スキャナは SCSI デバイスの一覧に現れるでしょう。 + すると、スキャナは SCSI + デバイスの一覧に現れるでしょう。 &prompt.root; camcontrol devlist <IBM DDRS-34560 S97B> at scbus0 target 5 lun 0 (pass0,da0) @@ -1507,28 +1556,29 @@ Re-scan of bus 3 was successful <AGFA SNAPSCAN 600 1.10> at scbus1 target 2 lun 0 (pass3) <PHILIPS CDD3610 CD-R/RW 1.00> at scbus2 target 0 lun 0 (pass2,cd0) - &os; における SCSI デバイスについての詳細は、&man.scsi.4; および - &man.camcontrol.8; をご覧ください。 - + &os; における SCSI デバイスについての詳細は、 + &man.scsi.4; および &man.camcontrol.8; をご覧ください。 - SANE の設定 + <application>SANE</application> の設定 SANE システムは、 二つの部分、すなわちバックエンド (graphics/sane-backends) とフロントエンド - (graphics/sane-frontends) + (graphics/sane-frontends + もしくは、graphics/xsane) に分割されています。 バックエンドはスキャナに対するアクセスを提供します。 - SANE - 対応デバイスの一覧 - には、どのバックエンドが画像スキャナに対応しているかが記載されています。 - デバイスを使用するためには、正しいバックエンドを決定する必要があります。 - また、フロントエンドはグラフィカルなスキャニングインタフェース - (xscanimage) - を提供します。 + どのバックエンドが画像スキャナに対応しているかについては、 + http://www.sane-project.org/sane-supported-devices.html + を参照してください。 + フロントエンドはグラフィカルなスキャニングインタフェースを提供します。 + graphics/sane-frontends は、 + xscanimage をインストールし、一方、 + graphics/xsane は、 + xsane をインストールします。 graphics/sane-backends port または package をインストールしたら、 @@ -1545,47 +1595,35 @@ found SCSI scanner "AGFA SNAPSCAN 600 1. ベンダ名や製品のモデル名は表示されないかも知れません。 - いくつかの USB + いくつかの USB スキャナではファームウェアを読み込む必要がある場合があります。 - 詳細については、&man.sane-find-scanner.1; および - &man.sane.7; を参照してください。 + 詳細については、sane-find-scanner(1) および + sane(7) を参照してください。 次に、スキャナがフロントエンドで認識されるか調べてください。 SANE のバックエンドには - &man.scanimage.1; と呼ばれるコマンドラインツールが付属します。 + scanimage が付属します。 このコマンドを使用すると、 デバイスの一覧を表示したり画像を取得することができます。 スキャナデバイスの一覧を表示するには、 - オプションを使ってください。 - - &prompt.root; scanimage -L -device `snapscan:/dev/pass3' is a AGFA SNAPSCAN 600 flatbed scanner - - 以下は - で説明した USB スキャナにおける出力です。 + オプションを使ってください。 + 以下の最初の例は、SCSI スキャナ用のもので、 + 次の例は、USB スキャナ用のものです。 &prompt.root; scanimage -L +device `snapscan:/dev/pass3' is a AGFA SNAPSCAN 600 flatbed scanner +&prompt.root; scanimage -L device 'epson2:libusb:/dev/usb:/dev/ugen0.2' is a Epson GT-8200 flatbed scanner - この出力の中で、 + 2 番目の出力の中で、 'epson2:libusb:/dev/usb:/dev/ugen0.2' がスキャナが使用するバックエンド名 - (epson2) およびデバイスノード - (/dev/ugen0.2) です。 - - - 何も出力が得られなかったり、 - スキャナが見つからなかったというメッセージが表示されたら、 - &man.scanimage.1; はスキャナを認識できなかったのでしょう。 - このような場合は、/usr/local/etc/sane.d/ - にあるバックエンドの設定ファイルを編集し、 - 使用するスキャナデバイスを定義する必要があります。 + (epson2) および + /dev/ugen0.2 は、デバイスノードです。 - これまでの例では、USB スキャナは、正常に検出され動作しています。 - - スキャナが正しく認識されているかどうかを確認するには、 - 以下を実行してください。 + scanimage がスキャナの認識に失敗した場合には、 + 以下のようなメッセージが表示されます。 &prompt.root; scanimage -L @@ -1594,38 +1632,31 @@ check that the scanner is plugged in, tu sane-find-scanner tool (if appropriate). Please read the documentation which came with this software (README, FAQ, manpages). - スキャナが認識されなかったので、 + このような場合には、/usr/local/etc/sane.d/ + にあるバックエンドの設定ファイルを編集して、 + 使用するスキャナデバイスを設定してください。 + 例えば、認識されなかったスキャナのモデルが、 + &epson.perfection; 1650 で、epson2 + バックエンドを使っているのであれば、 /usr/local/etc/sane.d/epson2.conf - を編集してください。この例では、 - スキャナのモデルは &epson.perfection; 1650 なので、 - epson2 バックエンドを使用します。 + を編集してください。 編集作業を行う際には、 - バックエンドの設定ファイルに書かれているヘルプコメントを読んでください。 - 設定ファイルを変更するのは非常に簡単です。 - 使用しているスキャナには不適切なインタフェースをすべてコメントアウトします。 - 今回の場合は、スキャナは USB - インタフェースを使用するので scsi - という語で始まる行をすべてコメントアウトします。 - その後、ファイルの末尾に使用するインタフェースとデバイスノードを追加します。 + 使用するインタフェースとデバイスノードを指定する行を追加します。 この例では、以下の行を追加します。 - usb /dev/uscanner0 + usb /dev/ugen0.2 編集を保存し、 - スキャナが認識されたかどうかを確認してください。 + 適切なバックエンド名とデバイスノードでスキャナが認識されたかどうかを確認してください。 &prompt.root; scanimage -L -device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson GT-8200 flatbed scanner - - `epson:/dev/uscanner0' フィールドで、 - バックエンド名とデバイスノードが正しく認識されていることがわかります。 - +device 'epson2:libusb:/dev/usb:/dev/ugen0.2' is a Epson GT-8200 flatbed scanner scanimage -L を実行してスキャナが認識されたことがわかれば、設定は終了です。 - デバイスはスキャンする準備ができました。 + スキャナを使用する準備ができました。 - &man.scanimage.1; + scanimage を使用してコマンドラインから画像を取得することができますが、 GUI を使用して画像を取得できるとより望ましいでしょう。 graphics/sane-frontends @@ -1634,9 +1665,9 @@ device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson xscanimage をインストールします。 - graphics/xsane + 一方、graphics/xsane package または port からインストールされる - Xsane は、 + xsane は、 広く使われているもう一つのグラフィカルなスキャニングフロントエンドです。 Xsane には、さまざまなスキャニングモード、 @@ -1646,12 +1677,12 @@ device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson - 他のユーザがスキャナにアクセスすることを許可する + スキャナの許可属性 スキャナにアクセスするには、 ユーザはスキャナが使用するデバイスノードへの読み込み権限と書き込み権限が必要です。 - 今回の例では、USB スキャナは /dev/ugen0.2 - デバイスノードを使用しています。 + 今回の例では、USB スキャナは + /dev/ugen0.2 デバイスノードを使用しています。 このデバイスノードは、 /dev/usb/0.2.0 へのシンボリックリンクです シンボリックリンクとデバイスノードは、 @@ -1659,16 +1690,15 @@ device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson operator グループが所有しています。 ユーザをこれらのグループに加えると、 - スキャナを使用できるようになります。 - しかしながら、ユーザをグループ - (特にグループ wheel) - に追加する時には、 - セキュリティ上の理由から二度は検討を行うべきです。良い方法は、 + スキャナを使用できるようになりますが、 + ユーザを wheel + に追加することは、セキュリティの観点からお勧めできません。 + 良い方法は、 スキャナデバイスにアクセスできるグループを作成することです。 この例では、 usb - という名前のグループを &man.pw.8; を使って作成します。 + という名前のグループを作成します。 &prompt.root; pw groupadd usb @@ -1676,7 +1706,7 @@ device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson および、/dev/usb/0.2.0 デバイスノードに対して、 usb グループが利用できるように書き込みの許可属性 - (0660 または 0664) + 0660 または 0664 を設定してください。 /etc/devfs.rules に次の行を追加すれば設定できます。