From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Wed Aug 10 15:33:56 2016 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 1BC36BB57E9 for ; Wed, 10 Aug 2016 15:33:56 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from amogha.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id B21B5183A for ; Wed, 10 Aug 2016 15:33:55 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from indra.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by amogha.ism.ac.jp (8.14.5/8.14.5) with ESMTP id u7AFXlrD076313; Thu, 11 Aug 2016 00:33:47 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: (from maruyama@localhost) by indra.ism.ac.jp (8.15.2/8.15.2/Submit) id u7AFWIvG022818; Thu, 11 Aug 2016 00:32:18 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) X-Authentication-Warning: indra.ism.ac.jp: maruyama set sender to maruyama@ism.ac.jp using -f From: maruyama@ism.ac.jp (=?iso-2022-jp?B?GyRCNF07M0Q+PjsbKEI=?=) To: freebsd-users-jp@freebsd.org Organization: =?iso-2022-jp?B?GyRCRX03Vz90TX04JjVmPWobKEI=?= Reply-To: maruyama@ism.ac.jp Date: Thu, 11 Aug 2016 00:32:17 +0900 Message-ID: MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Subject: [FreeBSD-users-jp 95925] =?iso-2022-jp?b?RHVhbCBib290IG9uIGR5bmFib29rTjUxKBskQiQ9JE4bKEIy?= =?iso-2022-jp?b?IC0tIHN1c3BlbmQvcmVzdW1lKQ==?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.22 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 10 Aug 2016 15:33:56 -0000 統計数理研究所の丸山です。 Toshiba dynabookN51 上での Windows8.1 と PC-BSDの dual boot。 まず、昨日の補足を一点。dynabookN51のwireless LANの件 >3. Wireless LAN adaptor"Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3160" を > FreeBSD10.xはサポートしていない(11から)。 ですが、これについては https://forums.freebsd.org/threads/56595/ に情報があります。 ではこのメールの本題に入ります。インストールしたPC-BSD上での suspend/resumeに関してです。結論から書きますと、少し問題があり、うまく働 きません。 まず Legacy bois boot の場合のsuspend/resumeに関して私が以前から知ってい ること(どこかに既に書いたと思いますが)を書きますと、 PC-BSD10.2, PC-BSD10.3 では、 root userによる zzz コマンドでちゃんと suspend できて、 resumeですべての機能は完全に復活するように見えます(*1)。これは私が持って いる lenovo X230, Let's Note CF-S10などの Windows7マシンでできていて、他 のlegacy bios bootのnote PCでも大丈夫だと想像します。ただし、(元来 UEFI boot用の)dynabooN51をbois boot modeに切り替えて PC-BSD10.3 で動かした場 合にはダメです(*2)。 さて UEFI bootの場合。以下に書くことはPC-BSDの場合に限らず、 FreeBSD10.3(amd64)一般に通用する亊と思います。dynabookN51という機種にも 依存しないと思いますが、今回dynabookN51にインストールした PC-BSD10.3を UEFI起動して zzz コマンドを使った場合にはsuspend後のresumeで画面が真っ黒 なままです。Xの画面だけではなく VTY 画面も真っ暗なままです。つまりはコン ソール vt ドライバが、UEFI bootの場合には suspend/resumeに対応できていな いということのように思います。 resume 後に別のマシンから ssh で入ることはできます。従って有線ethernetド ライバは復活していますし、SATA diskも正常に動いているようです。キーボー ドも復活しています。「メクラ打ち」でCNTL+ATL+F2で ttyv1に切り替えて、 halt -p とやるとちゃんと shutdown できることからわかります。画面だけが復 活しません。 この「コンソール vt ドライバが、UEFI bootの場合には suspend/resumeに対応 できていない」という問題は既知の問題でしょうか。 /etc/rc.resume に何か細 工をすれば回避できるような問題でしょうか。ご存知の方があれば教えてくださ い。 この話題はここまで。 *1: ただし KDE のGUIによる suspend/resume はうまく働きません。PC-BSD10.2 では確認しています。PC-BSD10.3ではまだ試していませんが、KDEのバージョ ンが変わっていないので、多分結果は同じでしょう。 *2: 元来UEFI boot用のdynabookN51を bois boot modeで動かすと、 halt -p で 電源が切れないなど、他にも不都合なことが生じます。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所