From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Fri Aug 14 11:28:45 2020 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mailman.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id AE12F3BD08B for ; Fri, 14 Aug 2020 11:28:45 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from dec.sakura.ne.jp (dec.sakura.ne.jp [210.188.226.8]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4BSh5m3CR7z4c1V for ; Fri, 14 Aug 2020 11:28:44 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from kalamity.joker.local (180-197-15-176.nagoya1.commufa.jp [180.197.15.176]) (authenticated bits=0) by dec.sakura.ne.jp (8.15.2/8.15.2/[SAKURA-WEB]/20080708) with ESMTPA id 07EBSc2r000181; Fri, 14 Aug 2020 20:28:38 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Fri, 14 Aug 2020 20:28:38 +0900 From: Tomoaki AOKI To: freebsd-users-jp@freebsd.org Message-Id: <20200814202838.46c8e838b3119341e977b71b@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: <20200814.010305.481635898863037021.ka@flu.if0.org> References: <20200813.153114.1193894164980951281.ka@flu.if0.org> <20200813065144.GA2285@MysticWALL.COM> <20200813204615.8a8b238f4c11d812b98d2c61@dec.sakura.ne.jp> <20200814.010305.481635898863037021.ka@flu.if0.org> Reply-To: junchoon@dec.sakura.ne.jp Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.7.0 (GTK+ 2.24.32; amd64-portbld-freebsd12.1) Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Rspamd-Queue-Id: 4BSh5m3CR7z4c1V X-Spamd-Bar: + Authentication-Results: mx1.freebsd.org; dkim=none; dmarc=none; spf=none (mx1.freebsd.org: domain of junchoon@dec.sakura.ne.jp has no SPF policy when checking 210.188.226.8) smtp.mailfrom=junchoon@dec.sakura.ne.jp X-Spamd-Result: default: False [1.67 / 15.00]; HAS_REPLYTO(0.00)[junchoon@dec.sakura.ne.jp]; RCVD_VIA_SMTP_AUTH(0.00)[]; ARC_NA(0.00)[]; FROM_HAS_DN(0.00)[]; TO_DN_SOME(0.00)[]; MV_CASE(0.50)[]; NEURAL_HAM_LONG(-0.10)[-0.096]; MIME_GOOD(-0.10)[text/plain]; REPLYTO_ADDR_EQ_FROM(0.00)[]; DMARC_NA(0.00)[sakura.ne.jp]; AUTH_NA(1.00)[]; NEURAL_SPAM_MEDIUM(0.58)[0.577]; HAS_ORG_HEADER(0.00)[]; TO_MATCH_ENVRCPT_SOME(0.00)[]; NEURAL_HAM_SHORT(-0.21)[-0.210]; RCPT_COUNT_TWO(0.00)[2]; RCVD_TLS_LAST(0.00)[]; R_SPF_NA(0.00)[no SPF record]; FROM_EQ_ENVFROM(0.00)[]; R_DKIM_NA(0.00)[]; MIME_TRACE(0.00)[0:+]; RCVD_COUNT_TWO(0.00)[2]; ASN(0.00)[asn:9370, ipnet:210.188.224.0/19, country:JP]; MID_RHS_MATCH_FROM(0.00)[]; RECEIVED_SPAMHAUS_PBL(0.00)[180.197.15.176:received] Subject: [FreeBSD-users-jp 96598] Re: kinput2 + firefox X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.33 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Fri, 14 Aug 2020 11:28:45 -0000 青木@名古屋です。 On Fri, 14 Aug 2020 01:03:05 +0900 (JST) Kazumaro Aoki wrote: > 青木@名古屋さん、阿部さん > 助言ありがとうございます。 > > まず、firefox-esrですが拘っていないので、すでに-esrなしで試しています。 > > 次に環境変数だけという簡単そうな方で、 > env LANG=ja_JP.eucJP GTK3_IM_MODULE=xim GTK_IM_MODULE=xim XMODIFIERS=@im=kinput2 firefox > や、いくつかのバリエーションを試したのですが、症状に変化ありませんでした。 > > gtk3もpkgをやめてportsの方をreinstallしたのですが、これも症状に変化あ > りませんでした。 残念。 駄目でしたか。 あと、やってみるとすると、envでfirefox起動時に指定するのではなく、 Xの起動時に反映されるようにXを起動しているユーザの~/.xinitrcで これら環境変数を設定した状態でXを起動するくらいでしょうか。 今も同じ挙動かは分かりませんが、かなり以前、UIMからSCIMの時だったか SCIMからFCITXの時だったか、何か1つでもGtk(当時はGtk2だけだったと 思います)を利用するソフトが起動しているとenvで試しに切り替えてみるのが うまくいかず、駄目かと思いつつ.xinitrcを編集して立ち上げ直したら 切り替わったような記憶があります。 # 同じFCITXでFCITXの設定で変換エンジンを切り替えるのはできますが。 > scim+wnnの方ですが、色々と探ったのですが「そのものずばり」は見つけられ > ず、私の知識ではどうしたら使えるのか分かりませんでした。とりあえず > pkg install ja-scim-honoka-plugin-wnn > して、scimd -dして、ja-ktermの起動で > env LANG=ja_JP.eucJP GTK3_IM_MODULE=scim GTK_IM_MODULE=scim kterm > などとしても、kinput2を止めた状態では > Warning: Conversion Server not found > となり、scimの実験が出来ていません。やっぱり、firefoxの方も上記ktermの > 起動で、firefoxに変えても症状に変化ありませんでした。 > > ja-scim-honoka-plugin-wnnはpkg infoだと > Honoka plugin for using wnn7 > なので、FreeeWnnとは組み合わせられないのでしょうか? pkg-plistを見る限り、textproc/scimにはGtk2用のimmoduleしか 無いようです。GTK3_IM_MODULE=ximで試してみて下さい。 運が良ければ(試したことがないので)ximにフォールバックして 機能してくれるかもしれません。 また、Wnnはバージョン問わず変換サーバ方式だった筈なので、 日本語変換ならjserverが動いていないと(さらに、Wnn6以降の 商用版ではライセンスサーバもあったと記憶していますが) 使えません。 japanese/FreeWnn-serverをお使いとのことでしたので、これの jserverは動作しているんですよね? それで駄目となると、FreeWnnがベースとしているWnn4系から プロトコルを変更してしまっている可能性もありますね。 japanse/scim-honoka-plugin-wnnのMakefileを見る限り Wnn7決め打ちになっていますね。 互換性がなくてビルドできなかったりビルドはできても動作 しないかもしれませんが、  LIB_DEPENDS= libwnn7.so:japanese/Wnn7-lib を  LIB_DEPENDS= libwnn.so:japanese/FreeWnn-lib に書き換えてportsから入れ直してうまくいけば儲けものですが。 Wnnにこだわらず余計な変換サーバをデーモンとして動かさずに 試したいのであれば、japanese/scim-anthyを使ってみる (変換エンジンはjapanese/anthy)手もありますが。 Wnnにこだわりがおありで上記で駄目なら、オムロンソフトウェア からWnn7を購入するか本気でjapanse/scim-honoka-plugin-wnnを FreeWnnに対応するよう改造するのが不可避ですね。 Wnn7は portsにはクライアントライブラリしか無いようですので。 # mozcの方が変換効率など優秀ですが、ビルド時のpython2.7依存を # 解決できなければ早晩削除されてしまいますし、.xinitrcでデーモンを # 起動してやる必要もあります(rcスクリプトではなく)。 # anthyは既に本家の開発が止まって久しいですがportのmaintainerも # 付いていますしpython依存も無いことから当面消える心配を # しなくて済みます。 手許の.xinitrcにはIMEngine=anthyの設定が(今はmozcを使って いるためコメントアウトして)残っていますが、この変数を使用する 処理はmozcの場合しか無いので、mozcへの移行時にanthyでも同様の 処理が必要になった場合の覚えに追加したのかもしれません。 関連するportのpkg-messageやfiles/pkg-messages.inに関連する 説明が見当たらないので、ひとまず設定せずに試せばよさそうです。 > > 青木和麻呂 > > > 【以下、全文引用】 > From: Tomoaki AOKI > Subject: [FreeBSD-users-jp 96595] Re: kinput2 + firefox > Date: Thu, 13 Aug 2020 20:46:15 +0900 > > > 青木@名古屋です。 はい、和麻呂さんではない方ですね。 > > > > On Thu, 13 Aug 2020 15:51:44 +0900 > > "Kouichi ABE (WALL)" wrote: > > > >> 阿部です。 > >> > >> On Thu, Aug 13, 2020 at 03:31:14PM +0900, Kazumaro Aoki wrote > >> > > >> > 上記の意味がよくわかっていない状態での実験になりますが、 > >> > .Xdefaultsを上のように書き換え、xrdb -loadして、firefoxとktermを > >> > 起動して、症状は変わりませんでした。 > >> > #firefoxではshift+spaceでspaceがはいり、ja-ktermではshift+spaceで「あ」 > >> > が起動する > >> > OverTheSpotをRootにして同じことをしても症状は変わりませんでした。 > >> > >> ja-kterm が OK で Firefox が NG なので、 > >> 私の環境とは逆の現象なんですよね。 > >> > >> なので、firefox での日本語入力を実現するために、 > >> pkg で SCIM をインストールして実験してみる手もあります。 > >> # 私の環境では SCIM で firefox に日本語入力ができるので。 > >> > >> SCIM の wnn 対応版もあるはずなので、 > >> kinput2 をオフにして SCIM を有効にして試す方法ですね。 > >> 既存の環境を破壊せずに試せるはずです。 > >> > >> SCIM は GTK_IM_MODULE=scim の環境変数を設定して利用します。 > >> > >> たぶん、検索すると設定方法がそこそこ見つかると思います。 > >> > >> > 以前にshift+spaceでfirefoxから仮名漢字変換を呼び出せなくなった時も、 > >> > 同じ環境にしているつもりにも関わらず、あるFreeBSDマシンではうまくいっ > >> > たり、あるFreeBSDマシンではうまくいかなかったりという経験もあって、 > >> > 原因がさっぱりわからないのです。 > >> > >> FreeBSD や X の upgrade 時に同じような経験をしています。 > >> たまに、pkg 版がおかしい場合もありますしね。 > >> > >> 今回は日本語入力ができなかったので、 > >> さすがに困ったので調査した次第です。 > >> -- > >> 阿部康一/Kouichi ABE (WALL) > >> kouichi@MysticWALL.COM > >> https://www.MagickWorX.COM/ (Business) > >> _______________________________________________ > >> freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list > >> https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp > >> To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscribe@freebsd.org" > > > > 当初の流れを見て、大澤さんとは別症状ながら同根のlibX11絡みかな、 > > と思っていましたが、ktermでは機能するならそちらの問題ではないですね。 > > > > ひとつ気になったのが、GTK_IM_MODULEの設定の話がでていないことです。 > > ktermはGtkを使っていなかったと思うのでXMODIFIERSと*inputMethodの設定で > > 事足りると思いますが、firefoxはGtk3でビルドされるので、 > > > >  GTK3_IM_MODULE=xim > > > > の設定が必要かと。 -esrの方はノーチェックなのですが、おかしくなる > > 直前版まではGtk2でビルドされていておかしくなったバージョンから > > Gtk3ベースに変わっていたら、ひょっとすると > > > >  GTK_IM_MODULE=xim > > > > のGtk2用設定はされていてセーフだったという可能性もあるかな、と。 > > -esrが付かない方は結構以前からGtk3固定にされてしまっていて、 > > 私の場合fcitx-mozcを使っているのでximの代わりにfcitxを設定 > > していますが、これをやらないと日本語入力ができなかったような > > 記憶がうっすら残っています。 ~/.xinitrcあたりに設定が入って > > いませんか? > > > > 他に状況から思いつくのは、何らかの原因でXIM用のimmoduleが > > 壊れるなり消えるなりしていて動いていないくらいでしょうか。 > > XIMのimmoduleはx11-toolkits/gtk30の一部としてビルド・インストール > > されるので、これをportsでビルド・インストールしてみるのも > > 一手かもしれません。 > > > > 外していたらごめんなさい。 > > > > -- > > 青木 知明 [Tomoaki AOKI] > > _______________________________________________ > > freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list > > https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp > > To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscribe@freebsd.org" -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI]