From owner-svn-doc-all@FreeBSD.ORG Tue May 20 09:13:36 2014 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id B6F429C5; Tue, 20 May 2014 09:13:36 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id A30232F45; Tue, 20 May 2014 09:13:36 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org ([127.0.1.70]) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8) with ESMTP id s4K9DaMP086710; Tue, 20 May 2014 09:13:36 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8/Submit) id s4K9Da6X086709; Tue, 20 May 2014 09:13:36 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201405200913.s4K9Da6X086709@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Tue, 20 May 2014 09:13:36 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r44881 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Mailman-Approved-At: Tue, 20 May 2014 11:37:31 +0000 X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.18 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Tue, 20 May 2014 09:13:36 -0000 Author: ryusuke Date: Tue May 20 09:13:36 2014 New Revision: 44881 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/44881 Log: - Merge the following from the English version: r44366 -> r44673 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Mon May 19 16:00:48 2014 (r44880) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Tue May 20 09:13:36 2014 (r44881) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r44366 + Original revision: r44673 $FreeBSD$ --> ドキュメントは、&os; オペレーティングシステムの必須要素です。 - &os; ドキュメントセットの最新バージョンは、 - &os; ウェブサイト + &os; ドキュメントの最新バージョンは、&os; ウェブサイト + (http://www.freebsd.org/doc/) から入手できますが、 - ネットワーク接続が遅い、もしくはまったく接続できないユーザもいます。 - ローカルのドキュメントを最新の &os; - ドキュメントセットにアップデートする方法がいくつも用意されています。 - - - <application>Subversion</application> - を用いたドキュメントのアップデート方法 - - &os; のドキュメントのソースは、 - svn を用いて入手できます。 - この節では以下について説明します。 + &os; ウェブサイト、ハンドブック、FAQ + および文書の最新版をローカルに用意しておくと便利です。 - - - ドキュメントツールチェインのインストール方法。 - このツールは、&os; - のドキュメントをソースから再構築するのに必要です。 - - - - svn を用いて、 - ドキュメントのソースを - /usr/doc - 以下にダウンロードする方法。 - - - - &os; ドキュメントをソースから再構築し、 - /usr/share/doc - 以下にインストールする方法。 - - - - ドキュメントのビルドシステムにおいてサポートされているビルドオプションの説明。 - たとえば、翻訳されたドキュメンテーションのみを構築するオプションや、 - ある特定の出力フォーマットを指定するようなオプションについて説明します。 - - - + この章では、ソースまたは Ports Collection を使って、 + ローカルの &os; ドキュメントを最新に保つ方法を説明します。 - - <application>svn</application> - およびドキュメントツールチェインのインストール - - &os; のドキュメントをソースから再構築するには、 - ツールのコレクションが必要です。 - これらのツールは多くのディスク容量を使用するため、 - &os; ベースシステムの一部ではありません。 - また、すべての &os; ユーザにとって有用というわけではなく、&os; - のために新しいドキュメントを活発に執筆している方や、 - 頻繁にドキュメントをソースからアップデートする方に向けたものです。 - - svn を含め必要なツールは、 - textproc/docproj メタ port - からインストールできます。この port は、 - &os; ドキュメンテーションプロジェクトにより開発されています。 + ドキュメントを編集したり、 + ドキュメントの誤りを報告する方法については、 + 新しい貢献者のための &os; ドキュメンテーションプロジェクト入門 + (http://www.freebsd.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/fdp-primer/) をご覧ください。 - - ドキュメントの &postscript; や PDF 版が必要なければ、かわりに - textproc/docproj-nojadetex - をインストールすることも考えてよいでしょう。 - このドキュメンテーションのツールチェインは、 - teTeX - と呼ばれる組版エンジンを除いたすべてをインストールします。 - teTeX は大きなツールのコレクションです。 - そのため、もし PDF 出力を本当に必要としなければ、 - このツールをインストールしないことはとても賢明です。 - - - - - ドキュメントのソースをアップデートする + + ソースから &os; ドキュメントをインストールする - 以下の例では、svn を使って - western US ミラーから HTTPS プロトコルを用いて、 - ドキュメントのソースをダウンロードします。 + ソースから &os; ドキュメントを構築するのに必要なツールは、 + &os; のベースシステムには含まれてはいません。 + svn などの必要なツールは、 + &os; ドキュメンテーションプロジェクトが開発している + textproc/docproj package または port + からインストールできます。 + + インストールしたら、svn + を使って、ドキュメントのソースをダウンロードしてください。 + 以下の例で、 + https://svn0.us-west.FreeBSD.org + を + の中からもっとも近いミラーのアドレスに変更してください。 &prompt.root; svn checkout https://svn0.us-west.FreeBSD.org/doc/head /usr/doc - 利用可能な - Subversion ミラーサイト - の中からもっとも近いミラーを使ってください。 - 最初にドキュメントのソースをダウンロードするには少し時間がかかります。 ダウンロードが終わるまでお待ちください。 @@ -819,22 +766,40 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update &prompt.root; svn update /usr/doc - ソースを入手したら、 - /usr/doc/Makefile を使い、 - 以下のようにドキュメントをアップデートすることもできます。 + 最新のドキュメントのソースのスナップショットを + /usr/doc に用意できたら、 + インストールされているドキュメントをアップデートする準備はすべて整いました。 + + 利用可能なすべての言語のドキュメントをアップデートするには、 + 以下のように入力してください。 &prompt.root; cd /usr/doc -&prompt.root; make update - +&prompt.root; make install clean + + もし、ある特定の言語のみをアップデートしたいのであれば、 + /usr/doc + の下にある各言語のサブディレクトリで make + を実行してください。 + + &prompt.root; cd /usr/doc/en_US.ISO8859-1 +&prompt.root; make install clean + + ドキュメントをアップデートする別の方法は、 + /usr/doc + または各言語のサブディレクトリで以下のコマンドを実行してください。 - - ドキュメントのソースの調整可能なオプション + &prompt.root; make update + + FORMATS を設定して、 + 以下のようにインストールする出力形式を指定できます。 + + &prompt.root; cd /usr/doc +&prompt.root; make FORMATS='html html-split' install clean - &os; のドキュメントセットのアップデートとビルドシステムは、 - ドキュメンテーションの一部のアップデートを簡単にするオプションや、 - 特定の翻訳のビルドに対応しています。 + ドキュメンテーションの一部のアップデートを簡単にするオプションや、 + 特定の翻訳のビルドを行うためのオプションが用意されています。 これらのオプションは、システム全般のオプションである - /etc/make.conf や、&man.make.1; + /etc/make.conf や、make に与えるコマンドラインオプションで設定できます。 オプションには以下のようなものがあります。 @@ -857,8 +822,8 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update ビルドを行うフォーマット、または出力フォーマットの一覧。 現在は html, html-split, txt, - ps, pdf, - そして rtf に対応しています。 + ps そして pdf + に対応しています。 @@ -875,47 +840,11 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update &os; のシステム全般のオプションに関連するもっと多くの make 変数については、 &man.make.conf.5; をご覧ください。 - - &os; ドキュメントのビルドシステムで対応しているさらなる - make の変数に関しては、 - 新しい貢献者のための &os; ドキュメンテーションプロジェクト入門 を参照してください。 - - - - ソースから &os; ドキュメントをインストールする - - ドキュメントのソースの最新スナップショットを - /usr/doc にダウンロードしたら、 - インストールされているドキュメントをアップデートする準備がすべて整いました。 - - DOC_LANG - で定義されているすべての言語を完全にアップデートするには、 - 以下のように入力してください。 - - &prompt.root; cd /usr/doc -&prompt.root; make install clean - - もし、ある特定の言語のみをアップデートしたいのであれば、 - /usr/doc - サブディレクトリで以下のように &man.make.1; を実行してください。 - - &prompt.root; cd /usr/doc/en_US.ISO8859-1 -&prompt.root; make update install clean - - FORMATS を設定して、 - 以下のようにインストールする出力形式を指定できます。 - - &prompt.root; cd /usr/doc -&prompt.root; make FORMATS='html html-split' install clean - - ドキュメントを編集したり、訂正したものを提出する方法については、 - 新しい貢献者のための &os; - ドキュメンテーションプロジェクト入門 をご覧ください。 - + - ドキュメンテーション ports + ports を用いたドキュメンテーションのアップデート @@ -939,17 +868,6 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update これまでのセクションでは、ソースコードを用いた &os; ドキュメントのアップデート方法について説明してきました。 - すべての &os; システムで、 - ソースからドキュメントをアップデートすることは難しいかも知れませんし、 - できたとしても現実的ではないこともあります。 - ドキュメントをソースから構築するには、 - かなり大きなツールとユーティリティから構成される - ドキュメンテーションツールチェイン - が必要なためです。 - また、svn - リポジトリからソースをチェックアウトし、 - チェックアウトしたソースからドキュメントを手動で構築する方法について、 - それなりに熟知している必要もあります。 この節では、インストールされている &os; のドキュメントをアップデートするもう一つの方法である、 Ports Collection を用いた方法について説明し、 @@ -957,84 +875,81 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update - 構築済のドキュメントのスナップショットをダウンロードしてインストールする方法。 + 構築済のドキュメントの packages をインストールする方法。 ローカルでの構築作業やドキュメンテーションツールチェインをインストールする必要はありません。 - ドキュメントのソースをダウンロードし、ports - フレームワークを使って構築する方法です。 + ports フレームワークを使ったドキュメントのソースの構築方法。 チェックアウトおよび構築作業が簡単になります。 &os; のドキュメントをアップデートするこれらの方法は、 &a.doceng; が毎月アップデートしている - ドキュメンテーション ports + ドキュメンテーション ports および packages によりサポートされています。 - これらの ports は、&os; Ports Collection の docs - カテゴリにまとめられています。 - - - ドキュメンテーション ports の構築とインストール - - ドキュメンテーション ports では、 - ports の構築フレームワークが用いられるので、 - ドキュメントを簡単に構築できます。 - この ports は、ドキュメントのソースを自動的にチェックアウトし、 - 環境変数やコマンドラインオプションを適切に設定して &man.make.1; - を実行します。 - また、他の &os; port, package のインストールと同様に簡単な方法で、 - ドキュメントのインストールやアンインストールを行うことができます。 - - - 追加の機能として、この ports は - ドキュメンテーションツールチェイン ports - への依存を理解しているので、 - 構築時にはドキュメンテーションツールチェインも自動的にインストールされます。 - + これらの ports は、&os; Ports Collection の + docs カテゴリ (http://www.freshports.org/docs/) + にまとめられています。 ドキュメンテーション ports の構成は以下の通りです。 - マスタ port, - misc/freebsd-doc-en。 - すべての英語文書の ports をインストールします。 + misc/freebsd-doc-en package または portは、 + すべての英語文書をインストールします。 - すべてのドキュメントの port, - misc/freebsd-doc-all。これは、 + misc/freebsd-doc-all メタ package + もしくは port は、 すべての利用可能な言語のすべてのドキュメントを構築します。 - 各言語のために スレーブ port + 各言語のために package または port が用意されています。たとえば、 misc/freebsd-doc-hu はハンガリー語のドキュメンテーション port です。 - たとえば、http://www.FreeBSD.org - と同じ形式である、 - 英語版の分割された HTML 形式を構築し、 - /usr/local/share/doc/freebsd - にインストールするには以下の port をインストールしてください。 + バイナリ package を使うと、 + インストールする言語に用意されているすべての形式の + &os; ドキュメントがインストールされます。 + たとえば、以下のコマンドを実行すると、 + ハンガリー語のドキュメントの最新 package + がインストールされます。 + + &prompt.root; pkg install hu-freebsd-doc + + + ドキュメントの package は、対応する port 名とは異なり、 + lang-freebsd-doc + の形式で名前がつけられています。 + ここで、lang は言語コードの短縮形です。 + ハンガリー語の場合は hu、簡体字の場合には + zh_cn です。 + + + ドキュメントのフォーマットを指定する場合には、package ではなく + port から構築をしてください。 + たとえば、英語のドキュメントを構築してインストールするには以下のようにして下さい。 &prompt.root; cd /usr/ports/misc/freebsd-doc-en &prompt.root; make install clean - - 共通のオプション + この port には、 + 構築およびインストールするフォーマットを設定するメニューがあります。 + デフォルトでは、http://www.FreeBSD.org + と同じ形式である分割版の HTML 形式、 + PDF が選択されています。 - ドキュメンテーション ports - にはたくさんのオプションが用意されており、 - 以下のように - ports の振る舞いをデフォルトの設定から変更できます。 + 以下のように、ドキュメンテーション ports を構築する際の + make オプションが用意されています。 @@ -1045,8 +960,8 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update 各ドキュメントに対し、単一版の HTML ファイルが構築されます。 整形されたドキュメントは、 article.html や - book.html といった名前で、 - 必要に応じて画像とともにインストールされます。 + book.html + といった名前でインストールされます。 @@ -1054,8 +969,7 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update WITH_PDF - &adobe; Portable Document Format (PDF) を構築します。 - 整形されたドキュメントは、 + 整形されたドキュメントは、 article.pdfbook.pdf といった名前でインストールされます。 @@ -1070,78 +984,23 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update デフォルトのインストール先は /usr/local/share/doc/freebsd です。 - - - デフォルトのターゲットディレクトリは、 - svn - を用いる方法とは異なります。 - ports は通常 /usr/local - ディレクトリ以下にインストールされるためです。 - PREFIX 変数を使うことで、 - このディレクトリ以外にもインストールできます。 - 以下は、上記の変数を用いてハンガリー語のドキュメントを - PDF 形式でインストールする方法です。 + PDF 形式でインストールする方法です。 &prompt.root; cd /usr/ports/misc/freebsd-doc-hu &prompt.root; make -DWITH_PDF DOCBASE=share/doc/freebsd/hu install clean - - - - - ドキュメンテーション package の利用 - - 前節で説明した、 - ソースからドキュメンテーション port を構築する方法では、 - ドキュメンテーションツールチェインをローカルにインストールする必要があり、 - また、ports の構築のためにディスク容量を必要とします。 - ドキュメンテーションツールチェインをインストールするリソースがない場合や、 - ソースから構築する場合には多くのディスク容量を必要とするため、 - 構築済みのドキュメンテーション ports - のスナップショットが用意されています。 - - &a.doceng; は、毎月 &os; ドキュメンテーション package - のスナップショットをアップデートしています。 - これらのバイナリ package は、システムに用意されている - &man.pkg.add.1;, &man.pkg.delete.1; などの - package 管理ツールを用いて扱うことができます。 - - - バイナリ package を使うと、 - インストールする言語に用意されている - すべて の形式の - &os; ドキュメントがインストールされます。 - - - たとえば、以下のコマンドを実行すると、 - ハンガリー語のドキュメントの最新 package がインストールされます。 - - &prompt.root; pkg install hu-freebsd-doc - - ドキュメントの package は、対応する port 名とは異なり、 - lang-freebsd-doc - の形式で名前がつけられています。 - ここで、lang は言語コードの短縮形です。 - ハンガリー語の場合は hu、簡体字の場合には - zh_cn です。 - - - - - ドキュメンテーション ports のアップデート - - 他の port と同様に、ドキュメンテーション port + に書かれている手順を使って、 + ドキュメンテーション package または port をアップデートできます。 たとえば、以下のコマンドを実行すると、ports-mgmt/portupgrade から、package だけを使ってインストールされているハンガリー語のドキュメントをアップデートします。 &prompt.root; portmaster -PP hu-freebsd-doc - @@ -1687,7 +1546,7 @@ before running "/usr/sbin/freebsd-update 新しいグループや新しいシステムアカウント、 もしくはスタートアップスクリプトがシステムに追加されることがあります。 - &prompt.root; mergemaster + &prompt.root; mergemaster -iF