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川口です

小野さん:
Z840のBIOS, 正確なバージョン覚えてないです(後で確認).
(一回は更新してるが2016ではなかったはず,なので1.65辺りっぽいです)
http://h20564.www2.hp.com/hpsc/swd/public/detail?sp4ts.oid=6978843&swItemId=wk_167534_1&swEnvOid=4059#tab-history

# ちなみに,問題のハードウェアですが,Legacyで起動できないのかと言うと
# そういうことではなく,8-stable(MBR/UFS)の余所で動いていたHDDを
# 持って来る分には起動できた記憶があります.

また,普通に起動できるよ報告等,皆さま情報ありがとうございます


あと別件ですが,boot environments/beadm 関連:
数年前に BSD magazine 2013/8の記事とかありましたが辿れないですね
http://yskwkzhr.blogspot.jp/2013/03/use-boot-environments-on-freebsd.html
http://gihyo.jp/admin/serial/01/bsd-yomoyama/0034

In Tue, Jul 12, 2016 at 09:48:43AM +0900,
丸山直昌 <maruyama@ism.ac.jp> wrote:
> >今回の機種での結論:
> >  対象機種は HP Z840(いろいろデバイスの選択肢がややこしく,
> >  BIOSもたぶん癖がある機種)で,今回は結局UEFIで起動しました.
> >  
> >  - BIOS設定でUEFI disable して,Legacyモード(BIOS)で
> >    ZFS - (GPT+BIOS) でインストール:
> >    正常にインストール作業は終了するものの,
> >    No bootable device になる(loaderを見つけられない?)
> 
> それは私に言わせれば、「インストールは成功していない」です。その状況での
> インストールをサポートしていない、ってことですね。
> 
> >    (もしかして,Activeを設定しないといけなかった?)
> 
> この「Activeを設定」とは具体的には何を仰りたいのでしょうか。

記憶ですみませんが,インストーラのpartition schemeの選択肢に
[GPT-BIOS] の他に [GPT BIOS +ACTIVE] みたいなのがあったような.
で,パーティションに bootme なり active なりの
ビットを立てるのかな,と.

> >  - BIOS設定でUEFI enable して ZFS- (GPT+UEFI)では起動OK.
> 
> それならそれでめでたし、めでたし、だと思います。でも何か変。Legacyモード
> で起動してインストール作業をやったのに、Legacyで boot できない結果になり、
> UEFI bootできる状況になるなんて。あるべき姿は、
> 
>   Legacyモードで起動してインストール作業をやるとLegacyで boot できる
>   diskが出来上がり、UEFIモードで起動してインストール作業をやるとUEFIモー
>   ドで起動できるdiskが出来上がる
> 
> だと思います。そうなっていないのなら、「バグ」か「サポートしていない」と
> いうことだと思います。

<若干余談>
ここは,気持ちの問題(FreeBSDだとどういう風になっているか)
でしょうけど,FreeBSDではおそらく
「どのモードで起動したか」に応じたインストール設定を
選ぶようなことはしないのでは.

UEFI用ならUEFI用の設定を選べばそのようにインストールするし,
Legacy起動用なら同じくそのように,どちらのモードでも(起動形態によらず)
インストールできる/する,になっていると思います.
その際,一番多くの人が使うであろうパターンを
デフォルトに設定する,くらいまでではないかと.
(それが初心者フレンドリーかどうか,は置いておきます)
</若干余談>

で,今回ので言えば,bootの途中で失敗というよりそもそも
BIOSがHDDから起動出来なかった,パターンなので
BIOS -> /boot/pmbr -> /boot/gptzfsboot -> /boot/zfsloader -> FreeBSD Kernel
でいうpmbrに渡せなかった状態なのかな,と思った次第.

> 一つのdiskを、UFEIでもLegacy biosモードでも、どちらで起動しても動くよう
> にすることは、まあできるでしょうが、それほど価値があることとは思いません。
> だから上の「あるべき姿」で十分だと思います。

両対応なんてあるの,と思ったら,出来るんですね
> Using this method, it is even possible to get a system bootable from UEFI *or* 
> legacy BIOS.
https://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-hackers/2015-August/048141.html


> ># 最近まで ZFS+UEFIは鬼門だ,という記憶があったのでUEFIを
> ># 試すこと自体を回避してしまっていました
> 
> これは避けてやり過ごせる問題ではないと思います。今後はUEFIモードだけで
> Legacy bootの機能を持たないハードウェアが出てくるでしょうし、ZFSも当分滅
> びることはないでしょう。「サポートされるべき」ZFS+UEFIのサポートがまだで
> きていないよ、という意味で話題になったことはあったと理解していますが、
> 「鬼門だから皆さん気をつけてね」という意味で話題にされたのではないと思っ
> ています。

確かUEFIでのZFSrootサポートは10.3Rからだったかと思うので,
以前試したときにはそもそもUEFIモードは(root-on-zfsでは)
選択肢ではありませんでした.

UEFI対応可になったけれどinitial supportなので
「気を付けよう」もある意味ありますし,
今なら抜けてる恥ずかしいことを書いても大丈夫かな,と.

> >* デフォルトの GPT+BIOS は,どういう場面で正解で,
> 
> ここで「デフォルト」という言葉を使っていらっしゃる意味が理解できないので
> すが、先の記事に書いたように、 UEFIモードを持たないマシンであれば、

言葉として.
「デフォルト」は10.3RのインストーラでZFSroot設定を選択した際に
デフォルトで設定されている[partition scheme]選択肢のことです.

> >  GPT+BIOS+Active はいつ選ぶべき?
> >  (もし,Activeにしろ,だったらこちらがデフォルトじゃない理由は?
> 
> これの意味が理解できないのですが、インストーラーをBios boot してGPTにイ
> ンストールしたのに、bios bootできない、というのは、要するにインストーラー
> のバグじゃないですか(それとも「bios bootのインストールはそもそもサポート
> 外」という仕様かな)。

ここは,上記のとおりRoot-on-ZFSモードでの
[partition scheme]のオプションの一つを言っています.
(この辺,UEFI対応が10.3で登場していることもあり
10.2R以前とは異なるオプション群があるのではないかと思います)

https://www.freebsd.org/doc/handbook/bsdinstall-partitioning.html
のfigure 2.19 の Partition Scheme のことなのですが,
単に「GPT」なんて選択肢じゃなかった気がするのですよね.
(今ちょっと確認出来ないのですが)

> >* (よく知らないので素朴な疑問) GPTで起動するBIOS,は普通?
> >  そもそも,そういう問題じゃない,のかもしれませんが.
> 
> bios boot は要するにメディアのセクタ0を読み込んで、そこから bootstrap
> load してゆく仕組みで、 disk が GPT であろうと、 MBRであろうと、それ以外
> であろうと、全く無関係な仕掛けです。セクタ0の内容次第で、GPT disk を扱う
> のか、MBR disk を扱うのは、あるいは全く別の disk を扱うのかが決まります。

はい,そのはずですよね...


In Tue, Jul 12, 2016 at 03:25:17AM +0900,
丸山直昌 <maruyama@ism.ac.jp> wrote:
> UFS or ZFS?
> UFSとZFSのパーフォーマンス上の優劣はなかなか判断しにくいのですが、 ZFS
> を使う理由は Boot Environmentが使えるからです。ただ、一個のdiskにzfsを2
> 個入れるとgrubのメニュー生成がやたら面倒になることが予想されるので、zfs
> はdisk一個に一個としています。

RAID-Z, checksum, scrub機能とか,ZFS使いたい理由はいろいろと.

> MBR or GPT?
> これは GPT の方が絶対に良いです。それはGPTをちょっと使ってみればわかりま
> すので、理由の説明は省略します。ただし Windows 7以前の Windows を
> disk上に共存させたいのであれば、 MBR にせざるを得ません。

ここはなるほどと言うか,MBRという制約は確かに
古いOSとの共存次第,ですかね.
(ただ,いろいろ細工が多いBIOS(?)の場合に話がややこしくなることはありそう)

> BIOS or UEFI?
> 古いマシンでは BIOSしかできないので、選択の余地はありません。最近のマシ
> ンでは、BIOS/UEFIを切り替えることができるものが出回っているようですが、
> 私のただ一台のUFEIマシン(DynabookN51)をBIOSモードにしてFreeBSDを動かして
> みると、 power management bios が正常に働きません。halt -p で電源が切れ
> ない、 zzz が正常に動かない、など。従ってこのようなマシンはUEFIで動かす
> べし、ということになると思います。

なかなか単純にきれば昔通り,とは行かないのかもというのが
今回の印象でした

-- 
       ∧∧
Zzz.. (- - )⌒⌒⊇~           川口 銀河
      ##############   ginga-freebsd@ginganet.org