From owner-svn-doc-all@FreeBSD.ORG Wed May 21 09:40:01 2014 Return-Path: Delivered-To: svn-doc-all@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) (using TLSv1 with cipher ADH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 072A9BA5; Wed, 21 May 2014 09:40:01 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org (svn.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:2068::e6a:0]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id DC4DE24A9; Wed, 21 May 2014 09:40:00 +0000 (UTC) Received: from svn.freebsd.org ([127.0.1.70]) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8) with ESMTP id s4L9e05r015029; Wed, 21 May 2014 09:40:00 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Received: (from ryusuke@localhost) by svn.freebsd.org (8.14.8/8.14.8/Submit) id s4L9e0eg015027; Wed, 21 May 2014 09:40:00 GMT (envelope-from ryusuke@svn.freebsd.org) Message-Id: <201405210940.s4L9e0eg015027@svn.freebsd.org> From: Ryusuke SUZUKI Date: Wed, 21 May 2014 09:40:00 +0000 (UTC) To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r44896 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge X-SVN-Group: doc-head MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Mailman-Approved-At: Wed, 21 May 2014 11:35:18 +0000 X-BeenThere: svn-doc-all@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.18 Precedence: list List-Id: "SVN commit messages for the entire doc trees \(except for " user" , " projects" , and " translations" \)" List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 21 May 2014 09:40:01 -0000 Author: ryusuke Date: Wed May 21 09:40:00 2014 New Revision: 44896 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/44896 Log: - Merge the following from the English version: r44674 -> r44732 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Wed May 21 09:23:53 2014 (r44895) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/cutting-edge/chapter.xml Wed May 21 09:40:00 2014 (r44896) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r44674 + Original revision: r44732 $FreeBSD$ --> 複数のコンピュータで同じソースツリーを追いかけていて、 全部のマシンにソースをダウンロードして全部を再構築するのは、 - ディスクスペース、ネットワーク帯域、そして CPU サイクルの無駄使いです。 + ディスクスペース、ネットワーク帯域、 + そして CPU サイクルの無駄使いです。 解決策は 1 つのマシンに仕事のほとんどをさせ、 - 残りのマシンは NFS 経由でそれをマウントする、というものです。 - このセクションではそのやり方を概観します。 - - - 準備 + 残りのマシンは NFS + 経由でそれをマウントする、というものです。 + このセクションではそのやり方を概観します。 + NFS の使い方の詳細については、 をご覧下さい。 まず初めに、同じバイナリで動かそうとするマシンたちを決めます。 - このマシンたちのことをビルドセットと呼びます。 + このマシンたちのことをビルドセットと呼びます。 それぞれのマシンはカスタムカーネルを持っているかもしれませんが、 同じユーザランドバイナリを動かそうというのです。 このビルドセットから、 - ビルドマシンとなるマシンを 1 台選びます。 + ビルドマシンとなるマシンを 1 台選びます。 ベースシステムとカーネルを構築するのはこのマシンになります。 理想的には、このマシンは make buildworldmake buildkernel - を実行するのに十分な CPU を持った速いマシンであるべきです。 - テストマシンとなるべきマシンも選んでください。 + を実行するのに十分な CPU + を持った速いマシンであるべきです。 + + テストマシン + となるべきマシンも選んでください。 更新されたソフトウェアを使う前にそのマシンでテストするのです。 テストマシンはかなり長い時間落ちていても だいじょうぶなマシンであったほうがいいでしょう。 @@ -2547,77 +2551,65 @@ Building everything.. このビルドセットのマシンはすべて /usr/obj/usr/src - を同じマシンの同じ場所からマウントする必要があります。 - 理想的にはビルドマシンの 2 つの違うドライブ上にあるとよいのですが、 - ビルドマシンに NFS マウントされていてもかまいません。 + をビルドマシンから FTP + 経由でマウントする必要があります。 ビルドセット自体が複数ある場合は、 /usr/src はひとつのビルドマシン上にあるべきです。 - 他のマシンからはそれを NFS マウントするようにしましょう。 + 他のマシンからはそれを NFS + マウントするようにしましょう。 - 最後にビルドセットのすべてのマシン上の + ビルドセットのすべてのマシン上の /etc/make.conf/etc/src.conf - がビルドマシンと一致していることを確認してください。 - つまり、ビルドマシンはビルドセットのどのマシンもインストールしようとしている + がビルドマシンと一致していることを確認してください。つまり、 + ビルドマシンはビルドセットのどのマシンもインストールしようとしている ベースシステムを全部ビルドしなければならないということです。 また、各ビルドマシンは /etc/make.conf にそれぞれのビルドマシンのカーネル名を KERNCONF で指定し、 ビルドマシンは自分自身のカーネルから順に全部のカーネル名を KERNCONF にリストアップしてください。 - 各マシンのカーネルもビルドするのであれば、 ビルドマシンは各マシンのカーネル設定ファイルを /usr/src/sys/arch/conf に持っていなければなりません。 - - - - ベースシステム ビルドマシンにて、 - + に書いてあるようにカーネルとベースシステムを構築してください。 - でも、まだインストールしないでください。 - ビルドが終わったら、テストマシンに移り、 - ビルドしたカーネルをインストールしてください。 - テストマシンが NFS 経由で - /usr/src と - /usr/obj - をマウントしているなら、 - シングルユーザで再起動したときにネットワークを使えるようにして、 - これらのディレクトリをマウントするようにしてください。 - もっとも簡単な方法は、 - マルチユーザモードで起動して、shutdown now - を実行してシングルユーザモードに移行することです。 - そうしたら、カーネルとベースシステムをインストールし、 + でも、まだビルドマシンにはインストールしないでください。 + そのかわり、 + ビルドしたカーネルをテストマシンにインストールしてください。 + FTP 経由で + /usr/src および /usr/obj + をテストマシンにマウントしてください。 + その後、shutdown now + を実行してシングルユーザモードに移行し、 + 新しいカーネルとベースシステムをインストールし、 いつもするように mergemaster を実行してください。 - 終わったら、 - テストマシンを再起動して通常のマルチユーザ動作に戻します。 + 終わったら、再起動して通常のマルチユーザ動作に戻します。 テストマシンにあるものすべてがちゃんと動いている確信が得られたら、 同じ手順でビルドセットの他のマシンにも新しいソフトウェアをインストールします。 - - - Ports - - ports ツリーにも同じアイデアが使えます。 - 最初に重要な点は、 - ビルドセットのすべてのマシンに同じマシンの + ports ツリーにも同じ方法が使えます。 + 最初のステップは、 + ビルドセットのすべてのマシンが NFS 経由で /usr/ports をマウントすることです。 そして、distfiles を共有するように - /etc/make.conf を適切に設定します。 - NFS マウントによってマップされる + /etc/make.conf を設定します。 + NFS マウントによってマップされる root ユーザが何であれ、DISTDIR はそのユーザが書き込める共通の共有ディレクトリに設定する必要があります。 + ports をローカルでビルドする場合には、 各マシンは WRKDIRPREFIX を自分のマシンのビルドディレクトリに設定しなければなりません。 - 最後に、packages をビルドして配布するのであれば、 - DISTDIR と同じように - PACKAGES ディレクトリも設定してください。 - + また、ビルドシステムが packages + をビルドしてビルドセットのコンピュータに配布するのであれば、 + DISTDIR と同じようにビルドシステム上の + PACKAGES + ディレクトリも設定してください。