Date: Sun, 6 Mar 2016 14:44:58 +0000 (UTC) From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r48346 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11 Message-ID: <201603061444.u26Eiwux012697@repo.freebsd.org>
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Author: ryusuke Date: Sun Mar 6 14:44:58 2016 New Revision: 48346 URL: https://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/48346 Log: - Merge the following from the English version: r47098 -> r48082 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.xml Sun Mar 6 14:30:24 2016 (r48345) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.xml Sun Mar 6 14:44:58 2016 (r48346) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r47098 + Original revision: r48082 $FreeBSD$ --> <chapter xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" @@ -232,160 +232,668 @@ <sect1 xml:id="x-install"> <title><application>&xorg;</application> のインストール</title> - <para><application>&xorg;</application> は、X.Org Foundation - がリリースしているオープンソースの X Window System の実装です。 - &os; では、package または port からインストールできます。 - X サーバ、クライアント、ライブラリおよびフォントを含む、 - 完全なディストリビューションのメタ port は、<filename - role="package">x11/xorg</filename> にあります。 - 個別にインストール可能なドキュメント、 - ライブラリおよびアプリケーションを除く、 - 最小のディストリビューションは、<filename - role="package">x11/xorg-minimal</filename> です。 - この節では、完全な - <application>&xorg;</application> - ディストリビューションを例として用います。</para> + <para>&os; では、<application>&xorg;</application> を + package または port からインストールできます。</para> - <para>Ports Collection から <application>&xorg;</application> - をビルドしインストールするには、以下のように入力します。</para> + <para>Ports Collection からビルドしてインストールするには、 + 以下のように実行してください。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/ports/x11/xorg</userinput> &prompt.root; <userinput>make install clean</userinput></screen> - <note> - <para><application>&xorg;</application> をすべてビルドするには、 - 少なくとも 4 GB の空きディスク容量が必要です。</para> - </note> + <para>バイナリ package を使うとより早くインストールできますが、 + カスタマイズのためのオプションは少なくなります。</para> - <para>package から直接 <application>&xorg;</application> - を以下のようにしてインストールすることもできます。</para> + <screen>&prompt.root; <userinput>pkg install xorg</userinput></screen> - <screen>&prompt.root; <userinput>pkg install xorg</userinput></screen> + <para>どちらの方法でも、完全な + <application>&xorg;</application> システムがインストールされます。 + ほとんどのユーザにとってはベストな選択となります。</para> + + <para>経験のあるユーザ向けの最小の X システムは、<filename + role="package">x11/xorg-minimal</filename> です。 + ほとんどのドキュメント、 + ライブラリおよびアプリケーションはインストールされません。 + アプリケーションによってはこれらの追加の要素が機能する上で必要となります。</para> </sect1> <sect1 xml:id="x-config"> - <info><title><application>&xorg;</application> の設定</title> - <!--<authorgroup> - <author><personname><firstname>Christopher</firstname><surname>Shumway</surname></personname><contrib>寄稿 (2001 年 7 月): </contrib></author> - </authorgroup>--> + <title><application>&xorg;</application> の設定</title> + + <info> + <author> + <personname> + <firstname>Warren</firstname> + <surname>Block</surname> + </personname> + <contrib>寄稿: </contrib> + </author> </info> <indexterm><primary>&xorg;</primary></indexterm> <indexterm><primary><application>&xorg;</application></primary></indexterm> - <para>ほとんどの場合 <application>&xorg;</application> は自己構成です。 - 自動設定は最も好ましい方法で、最初に試してみるべき方法です。 - 設定ファイルを変更せずに X を起動しても、 - ビデオカードおよび入力デバイスは自動的に検出されて使われます。 - もしシステムに設定ファイルがすでに存在しているが、 - 新しく設定を行いたいと考えているのであれば、 - 最初にこれまでの設定を保存してください。</para> + <sect2 xml:id="x-config-quick-start"> + <title>クィックスタート</title> - <screen>&prompt.root; <userinput>mv /etc/X11/xorg.conf ~/xorg.conf.etc</userinput> + <para><application>&xorg;</application> は、 + 標準的なほとんどのビデオカード、 + キーボード、ポインティングデバイスに対応しています。 + これらのデバイスは、自動的に検出されるため、 + 手動の設定は必要ありません。</para> + + <procedure> + <step> + <para>もし、使用しているコンピュータですでに + <application>&xorg;</application> が使われているのであれば、 + コンフィグレーションファイルを移動するか、削除してください。</para> + + <screen>&prompt.root; <userinput>mv /etc/X11/xorg.conf ~/xorg.conf.etc</userinput> &prompt.root; <userinput>mv /usr/local/etc/X11/xorg.conf ~/xorg.conf.localetc</userinput></screen> + </step> - <para>設定ファイルを生成し、 - X システムを起動するには以下のコマンドを実行してください。</para> + <step> + <para>3D アクセラレータを利用できるシステムでは、 + <application>&xorg;</application> を実行するユーザを + <literal>video</literal> または + <literal>wheel</literal> グループに追加して、 + 使用できるようにしてください。 + ユーザ <replaceable>jru</replaceable> + をどちらのグループでも利用できるようにするには以下のように実行してください。</para> + + <screen>&prompt.root; <userinput>pw groupmod video -m <replaceable>jru</replaceable> || pw groupmod wheel -m <replaceable>jru</replaceable></userinput></screen> + </step> + + <step> + <para>デフォルトでは <acronym>TWM</acronym> + ウィンドウマネージャがインストールされています。 + <application>&xorg;</application> が起動すると、 + このウィンドウマネージャが立ち上がります。</para> + + <screen>&prompt.user; <userinput>startx</userinput></screen> + </step> + + <step> + <para>古いバージョンの &os; では、 + テキストコンソールに戻れるようにするために、 + システムコンソールは &man.vt.4; に設定する必要があります。 + <xref linkend="x-config-kms"/> を参照してください。</para> + </step> + </procedure> + </sect2> - <screen>&prompt.user; <userinput>startx</userinput></screen> + <sect2 xml:id="x-config-user-group"> + <title>Accelerated Video のためのユーザグループ</title> - <para>黒とグレーのグリッドと X - のマウスポインタが現われればその設定は成功です。 - マウスを動かしたり、ウィンドウに対してテキストを入力して、 - システムが正しく動いていることを確認してください。 - テストを終了するには、X を起動するコマンドを実行した仮想コンソールに - <keycombo action="simul"> <keycap>Ctrl</keycap> - <keycap>Alt</keycap> - <keycap>F<replaceable>n</replaceable></keycap> </keycombo> - (1 番目の仮想コンソールへは <keycap>F1</keycap>) - と入力して切り替え、<keycombo action="simul"> <keycap>Ctrl</keycap> - <keycap>C</keycap> </keycombo> と入力してください。</para> - - <para>マウスまたはキーボードが動かないようでしたら、<xref - linkend="x11-understanding"/> を参照してください。</para> - - <para><application>GNOME</application>, <application>KDE</application> - もしくは <application>Xfce</application> のようなデスクトップ環境は、 - ビデオ解像度のようなパラメータを設定するグラフィカルなツールを提供しています。 - もし、デフォルトのコンフィグレーションがうまく動く場合には、 - <xref linkend="x11-wm"/> - で説明されているデスクトップ環境のインストール例へと進んでください。</para> + <para>ビデオカードの 3D アクセラレータを有効にするには、 + <filename>/dev/dri</filename> へのアクセスが必要となります。 + 通常は、X を実行するユーザを + <literal>video</literal> または <literal>wheel</literal> + グループに追加するするだけです。 + ここでは、&man.pw.8; を使ってユーザ + <replaceable>slurms</replaceable> を + <literal>video</literal> グループ、または + <literal>video</literal> グループが存在しない時に、 + <literal>wheel</literal> グループに追加しています。</para> - <note> - <para><keycombo action="simul"> - <keycap>Ctrl</keycap> - <keycap>Alt</keycap> - <keycap>Backspace</keycap> - </keycombo> キーの組み合わせでも - <application>&xorg;</application> を終了できます。 - X 端末エミュレータで以下のコマンドを入力してください。</para> - - <screen>&prompt.user; <userinput>setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp</userinput></screen> - - <para>または、 - <application>hald</application> 用のキーボード設定ファイル - <filename>x11-input.fdi</filename> を作成して - <filename>/usr/local/etc/hal/fdi/policy</filename> - ディレクトリに保存してください。 - このファイルには以下を含める必要があります。</para> + <screen>&prompt.root; <userinput>pw groupmod video -m <replaceable>slurms</replaceable> || pw groupmod wheel -m <replaceable>slurms</replaceable></userinput></screen> + </sect2> - <programlisting><?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?> -<deviceinfo version="0.2"> - <device> - <match key="info.capabilities" contains="input.keyboard"> - <merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">terminate:ctrl_alt_bksp</merge> - </match> - </device> -</deviceinfo></programlisting> + <sect2 xml:id="x-config-kms"> + <title>Kernel Mode Setting (<acronym>KMS</acronym>)</title> - <para><filename>xorg.conf.new</filename> の - <literal>ServerLayout</literal> もしくは - <literal>ServerFlags</literal> セクションに、 - 以下の行を追加する必要もあるでしょう。</para> + <para>コンピュータが、コンソールの表示から、 + X 用の高解像度の表示へと切り替える時には、 + ビデオの出力 <emphasis>mode</emphasis> + が設定されている必要があります。 + 最近の <acronym>&xorg;</acronym> では、 + カーネル内部のシステムを使って効率的にこれらのモードの変換をしています。 + 古いバージョンの &os; では、 + <acronym>KMS</acronym> システムを用いない + &man.sc.4; が使用されています。 + X を閉じた後、システムコンソールは動作をしていても、 + 表示に黒になります。 + 新しい &man.vt.4; コンソールではこの問題は起こりません。</para> - <programlisting>Option "DontZap" "off"</programlisting> - </note> + <para>以下の行を <filename>/boot/loader.conf</filename> に追加して + &man.vt.4; を有効にしてください。</para> - <sect2> - <title>注意</title> + <programlisting>kern.vty=vt</programlisting> + </sect2> - <para>最適な解像度に設定できるかどうかは、 - ビデオハードウェアおよびそのドライバの対応に依存します。 - 現時点における、ドライバの対応は以下の通りです。</para> + <sect2 xml:id="x-config-files"> + <title>コンフィグレーションファイル</title> - <itemizedlist> - <listitem> - <para>Intel: &os; 9.3 および &os; 10.1 では、 - IronLake, SandyBridge および IvyBridge といったほとんどの - Intel グラフィックスの 3D acceleration に対応しています。 - X と仮想コンソール間の切り替えは、 - &man.vt.4; によって対応しています。</para> - </listitem> + <sect3 xml:id="x-config-files-directory"> + <title>ディレクトリ</title> - <listitem> - <para>ATI/Radeon: 2D および 3D acceleration は、 - HD6000 シリーズまでのほとんどの - Radeon カードで対応しています。</para> - </listitem> + <para><application>&xorg;</application> は、 + 複数のディレクトリから設定ファイルを探します。 + &os; において、設定ファイルのディレクトリは、 + <filename>/usr/local/etc/X11/</filename> + が推奨されます。 + このディレクトリを使うことで、 + アプリケーションのファイルをオペレーティングシステムとは区別する事になります。</para> + + <para>昔のコンフィグレーションファイルの置き場である + <filename>/etc/X11/</filename> も機能します。 + しかしながら、この場所に置くと、アプリケーションファイルと + &os; システムのファイルが混ざってしまうため、推奨されません。</para> + </sect3> + + <sect3 xml:id="x-config-files-single-or-multi"> + <title>単一または複数ファイル</title> + + <para>複数のファイルを用いて、 + 各ファイルが特定の部分を設定するようにすると、 + 古い単一の <filename>xorg.conf</filename> + を用いるよりも設定が簡単になります。 + これらのファイルは、 + メインのコンフィグレーションファイルのディレクトリの + <filename>xorg.conf.d/</filename> サブディレクトリに置かれます。 + フルパスは、一般的に + <filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/</filename> + となります。</para> + + <para>これらのファイルの例は、この節の後半で説明します。</para> + + <para>古い単一の <filename>xorg.conf</filename> も機能しますが、 + <filename>xorg.conf.d/</filename> + サブディレクトリに複数のファイルで設定する形式に比べると、 + 柔軟ではなく、わかりにくいものとなります。</para> + </sect3> + </sect2> - <listitem> - <para>NVIDIA: いくつかの NVIDIA ドライバが - Ports Collection の <filename>x11</filename> - カテゴリから利用できます。 - ビデオカードのモデルに対応するドライバをインストールしてください。</para> - </listitem> + <sect2 xml:id="x-config-video-cards"> + <title>ビデオカード</title> - <listitem> - <para>Optimus: 現在では、Optimus - により提供されている二つのグラフィックスアダプタ間の切り替えには対応していません。 - Optimus の実装は変わるので、&os; は、 - すべてのハードウェアで動作するというわけではありません。 - いくつかのコンピュータは、<acronym>BIOS</acronym> - オプションを提供していて、 - グラフィックスアダプタの一つを無効にしたり、 - <quote>discrete</quote> モードを選択できます。</para> - </listitem> - </itemizedlist> + <variablelist> + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-intel"> + <term>&intel;</term> + + <listitem> + <para>Iron Lake (HD Graphics) および + Sandy Bridge (HD Graphics 2000) を含む + Ivy Bridge (HD Graphics 2500, 4000, および + P4000) までのほとんどの &intel; + グラフィックスは、3D acceleration に対応しています。</para> + + <para>ドライバ名: <literal>intel</literal></para> + + <para>参考情報については <link + xlink:href="https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Intel_graphics_processing_units"/> をご覧ください。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-radeon"> + <term>&amd; Radeon</term> + + <listitem> + <para>ATI/Radeon: 2D および 3D acceleration は、 + HD6000 シリーズまでのほとんどの + Radeon カードで対応しています。</para> + + <para>ドライバ名: <literal>radeon</literal></para> + + <para>参考情報については <link + xlink:href="https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_AMD_graphics_processing_units"/> をご覧ください。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-nvidia"> + <term>NVIDIA</term> + + <listitem> + <para>NVIDIA: いくつかの NVIDIA ドライバが + Ports Collection の <filename>x11</filename> + カテゴリから利用できます。 + ビデオカードのモデルに対応するドライバをインストールしてください。</para> + + <para>参考情報については <link + xlink:href="https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Nvidia_graphics_processing_units"/> をご覧ください。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-hybrid"> + <term>ハイブリッドグラフィックス</term> + + <listitem> + <para>ノートブックコンピュータによっては、 + チップセットまたはプロセッサに組み込まれているグラフィックプロセッサユニットの他に、 + 追加でそれらを持つものがあります。 + <emphasis>Optimus</emphasis> は、 + &intel; と NVIDIA ハードウェアを組み合わせています。 + <emphasis>Switchable Graphics</emphasis> または、 + <emphasis>Hybrid Graphics</emphasis> は、 + &intel; または &amd; プロセッサと &amd; Radeon + <acronym>GPU</acronym> を組み合わせています。</para> + + <para>これらのハイブリッドなグラフィックシステムの実装は、 + システムごとに異なるので、 + &os; の <application>&xorg;</application> は、 + これらのすべてのバージョンについて対応しているわけではありません。</para> + + <para>コンピュータによっては、 + 片方のグラフィックアダプタを無効にしたり、 + 標準のビデオカードドライバの一つとともに使われる + <emphasis>discrete</emphasis> モードを選択できるような + <acronym>BIOS</acronym> オプションを提供しています。 + たとえば、Optimus システムでは、NVIDIA <acronym>GPU</acronym> + を無効にできるものがあります。 + その後、&intel; ビデオカードは、 + &intel; ドライバで利用できます。</para> + + <para><acronym>BIOS</acronym> の設定は、 + コンピュータのモデルに依存します。 + システムによっては、両方の <acronym>GPU</acronym> + を有効にできますが、 + そのようなシステムの機能を利用するには、 + <literal>Device</literal> セッションにおいて、 + メインの <acronym>GPU</acronym> + のみを使用するようなコンフィグレーションファイルを作成ことで十分です。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-other"> + <term>他のビデオカード</term> + + <listitem> + <para>Ports Collection の + <filename>x11-drivers</filename> ディレクトリには、 + あまり使用されないようなドライバも用意されています。</para> + + <para>特定のドライバによりサポートされていないようなカードでも、 + <package>x11-drivers/xf86-video-vesa</package> + で使用できるかもしれません。 + このドライバは、<package>x11/xorg</package> + によりインストールされます。 + 手動でインストールするには、 + <package>x11-drivers/xf86-video-vesa</package> + としてインストールしてください。 + ビデオカードに対して、特定のドライバが見つからない場合には、 + <application>&xorg;</application> + はこのドライバを使うことを試みます。</para> + + <para><package>x11-drivers/xf86-video-scfb</package> + も同様に、多くの <acronym>UEFI</acronym> および &arm; + コンピュータで動くような、 + 使用するカードを特定していないビデオドライバです。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-video-cards-file"> + <term>ファイルでビデオドライバを設定する。</term> + + <listitem> + <para>コンフィグレーションファイルにおいて + &intel; ドライバを設定するには、以下のようにしてください。</para> + + <example xml:id="x-config-video-cards-file-intel"> + <title>ファイルにおいて &intel; ビデオドライバを選択する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver-intel.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "Device" + Identifier "Card0" + Driver "intel" + # BusID "PCI:1:0:0" +EndSection</programlisting> + + <para>1つ以上のビデオカードが存在する場合には、 + <literal>BusID</literal> 行のコメントを外し、 + 希望するカードを選択するように設定できます。 + ビデオカードバス <acronym>ID</acronym> は、 + <command>pciconf -lv | grep -B3 + display</command> で表示できます。</para> + </example> + + <para>コンフィグレーションファイルで、Radeon + ドライバを設定するには以下のようにしてください。</para> + + <example xml:id="x-config-video-cards-file-radeon"> + <title>ファイルにおいて Radeon ビデオドライバを設定する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver-radeon.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "Device" + Identifier "Card0" + Driver "radeon" +EndSection</programlisting> + </example> + + <para>コンフィグレーションファイルで <acronym>VESA</acronym> + ドライバを設定するには、以下の用にしてください。</para> + + <example xml:id="x-config-video-cards-file-vesa"> + <title>ファイルで <acronym>VESA</acronym> + ビデオドライバを設定する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver-vesa.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "Device" + Identifier "Card0" + Driver "vesa" +EndSection</programlisting> + </example> + </listitem> + </varlistentry> + </variablelist> + </sect2> + + <sect2 xml:id="x-config-monitors"> + <title>モニタ</title> + + <para>ほとんどすべてのモニタは、Extended Display + Identification Data standard (<acronym>EDID</acronym>) + に対応しています。 + <application>&xorg;</application> は + <acronym>EDID</acronym> を使ってモニタと通信し、 + 対応している解像度とリフレッシュレートを検出します。 + そのため、モニタを使用するのに最も適切な設定が選択されます。</para> + + <para>モニタにより対応している他の解像度は、 + コンフィグレーションファイルに希望する解像度を設定する、 + または X サーバを起動後、&man.xrandr.1; + により選択が可能となります。</para> + + <variablelist> + <varlistentry xml:id="x-config-monitors-xrandr"> + <term>&man.xrandr.1; の使用</term> + + <listitem> + <para>パラメータを与えずに &man.xrandr.1; を実行すると、 + ビデオ出力と検出されているモニタのモードを確認できます。</para> + + <screen>&prompt.user; <userinput>xrandr</userinput> +Screen 0: minimum 320 x 200, current 3000 x 1920, maximum 8192 x 8192 +DVI-0 connected primary 1920x1200+1080+0 (normal left inverted right x axis y axis) 495mm x 310mm + 1920x1200 59.95*+ + 1600x1200 60.00 + 1280x1024 85.02 75.02 60.02 + 1280x960 60.00 + 1152x864 75.00 + 1024x768 85.00 75.08 70.07 60.00 + 832x624 74.55 + 800x600 75.00 60.32 + 640x480 75.00 60.00 + 720x400 70.08 +DisplayPort-0 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) +HDMI-0 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)</screen> + + <para>この出力からは、リフレッシュレート約 60 Hz で、 + スクリーン解像度 1920x1200 ピクセルの表示に + <literal>DVI-0</literal> 出力が使用されていることが分かります。 + また、<literal>DisplayPort-0</literal> および + <literal>HDMI-0</literal> インタフェースには、 + モニタは接続されていません。</para> + + <para>&man.xrandr.1; を使用して、 + 他のディスプレイモードを選択できます。 + たとえば、60 Hz で、1280x1024 の表示に変更するには、 + 以下のように実行してください。</para> + + <screen>&prompt.user; <userinput>xrandr --mode 1280x1024 --rate 60</userinput></screen> + + <para>ノートブックコンピュータの外部出力を使用して、 + ビデオプロジェクタに接続することがよく行われます。</para> + + <para>ビデオコネクタの名前や型は、変わるので、 + 出力の一覧を表示するには、&man.xrandr.1; + をオプションなしに実行してください。</para> + + <screen>&prompt.user; <userinput>xrandr</userinput> +Screen 0: minimum 320 x 200, current 1366 x 768, maximum 8192 x 8192 +LVDS1 connected 1366x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 344mm x 193mm + 1366x768 60.04*+ + 1024x768 60.00 + 800x600 60.32 56.25 + 640x480 59.94 +VGA1 connected (normal left inverted right x axis y axis) + 1280x1024 60.02 + 75.02 + 1280x960 60.00 + 1152x864 75.00 + 1024x768 75.08 70.07 60.00 + 832x624 74.55 + 800x600 72.19 75.00 60.32 56.25 + 640x480 75.00 72.81 66.67 60.00 + 720x400 70.08 +HDMI1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) +DP1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)</screen> + + <para>この出力からは、組み込みパネルの + <literal>LVDS1</literal>, 外部出力の + <literal>VGA1</literal>, <literal>HDMI1</literal>, そして + <literal>DP1</literal> 端子の 4 つの出力を確認できます。</para> + + <para>プロジェクタは + <literal>VGA1</literal> 出力に接続されています。 + 情報を得られたので、&man.xrandr.1; + を使ってプロジェクタの標準の解像度に設定し、 + デスクトップの右側にスペースを追加できます。</para> + + <screen>&prompt.user; <userinput>xrandr --output VGA1 --auto --right-of LVDS1</userinput></screen> + + <para>この設定において、<literal>--auto</literal> は、 + <acronym>EDID</acronym> + により検出された解像度とリフレッシュレートを選択します。 + 解像度を正しく検出できていない場合には、 + <literal>--auto</literal> のかわりに、 + <literal>--mode</literal> を使うことで、 + 解像度を固定値を与えることにより設定できます。 + たとえば、ほとんどのプロジェクタでは + 1024x768 の解像度で使用できるので、 + この場合には、<literal>--mode 1024x768</literal> + のように設定できます。</para> + + <para>&man.xrandr.1; は、X を起動する際に、 + 適切なモードを設定するように、しばしば + <filename>.xinitrc</filename> から実行されます。</para> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-monitors-files"> + <term>モニタ解像度をファイルで設定する。</term> + + <listitem> + <para>コンフィグレーションファイルでスクリーンの解像度を + 1024x768 と設定するには以下のようにしてください。</para> + + <example> + <title>スクリーンの解像度をファイルで設定する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/screen-resolution.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "Screen" + Identifier "Screen0" + Device "Card0" + SubSection "Display" + Modes "1024x768" + EndSubSection +EndSection</programlisting> + </example> + + <para><acronym>EDID</acronym> + を持っていないモニタもあります。その場合には、 + モニタが対応している周波数の範囲を、 + <literal>HorizSync</literal> および + <literal>VertRefresh</literal> + で、指定することで設定できます。</para> + + <example> + <title>手動でモニタの周波数を設定する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/monitor0-freq.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "Monitor" + Identifier "Monitor0" + HorizSync 30-83 # kHz + VertRefresh 50-76 # Hz +EndSection</programlisting> + </example> + </listitem> + </varlistentry> + </variablelist> + </sect2> + + <sect2 xml:id="x-config-input"> + <title>入力デバイス</title> + + <sect3 xml:id="x-config-input-keyboard"> + <title>キーボード</title> + + <variablelist> + <varlistentry xml:id="x-config-input-keyboard-layout"> + <term>キーボードレイアウト</term> + + <listitem> + <para>キーボード上の標準化されたキーの位置を + <emphasis>レイアウト</emphasis> と呼びます。 + レイアウトと他の調整可能なパラメータについては、 + &man.xkeyboard-config.7; にまとめられています。</para> + + <para>アメリカ合衆国のレイアウトがデフォルトです。 + 他のレイアウトを選択するには、 + <literal>InputClass</literal> で、 + <literal>XkbLayout</literal> および + <literal>XkbVariant</literal> オプションを設定してください。 + クラスに対応するすべての入力デバイスに適用できます。</para> + + <para>以下の例では、 <literal>oss</literal> + キー配置のフランス語のキーボードレイアウトを選択します。</para> + + <example> + <title>キーボードレイアウトを選択する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/keyboard-fr-oss.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "InputClass" + Identifier "KeyboardDefaults" + Driver "keyboard" + MatchIsKeyboard "on" + Option "XkbLayout" "fr" + Option "XkbVariant" "oss" +EndSection</programlisting> + </example> + + <example> + <title>複数のキーボードレイアウトを選択する。</title> + + <para>アメリカ合衆国、スペイン、 + ウクライナのキーボードレイアウトを、 + <keycombo action="simul"> + <keycap>Alt</keycap> + <keycap>Shift</keycap> + </keycombo> + によって切り替えるようにするには以下のように設定します。 + レイアウトスイッチングコントロールや現在のレイアウトインディケータを改良するには、 + <package>x11/xxkb</package> または、 + <package>x11/sbxkb</package> を使ってください。</para> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/kbd-layout-multi.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "InputClass" + Identifier "All Keyboards" + MatchIsKeyboard "yes" + Option "XkbLayout" "us, es, ua" +EndSection</programlisting> + </example> + </listitem> + </varlistentry> + + <varlistentry xml:id="x-config-input-keyboard-zap"> + <term>キーボードから <application>&xorg;</application> + を終了する。</term> + + <listitem> + <para>X をキーの組み合わせで終了できるように設定できます。 + デフォルトでは、幾つかのアプリケーションで、 + キーボードコマンドと衝突してしまう可能性があるため、 + このキーの組み合わせは設定されていません。 + このオプションを有効にするには、 + キーボードの <literal>InputDevice</literal> + セクションを変更してください。</para> + + <example> + <title>キーボードからの X の終了を有効にする。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/keyboard-zap.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "InputClass" + Identifier "KeyboardDefaults" + Driver "keyboard" + MatchIsKeyboard "on" + Option "XkbOptions" "terminate:ctrl_alt_bksp" +EndSection</programlisting> + </example> + </listitem> + </varlistentry> + </variablelist> + </sect3> + + <sect3 xml:id="x11-input-mice"> + <title>マウスおよびポインティングデバイス</title> + + <para>コンフィグレーションオプションにより、 + 多くのマウスパラメータを調整できます。 + すべての一覧については、&man.mousedrv.4x; をご覧ください。</para> + + <variablelist> + <varlistentry xml:id="x11-input-mice-buttons"> + <term>マウスボタン</term> + + <listitem> + <para><filename>xorg.conf</filename> + のマウス <literal>InputDevice</literal> セクションで、 + マウスのボタンの数を設定できます。 + ボタンの数を 7 に設定するには、 + 以下のように設定してください。</para> + + <example> + <title>マウスボタンの数を設定する。</title> + + <para><filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/mouse0-buttons.conf</filename></para> + + <programlisting>Section "InputDevice" + Identifier "Mouse0" + Option "Buttons" "7" +EndSection</programlisting> + </example> + </listitem> + </varlistentry> + </variablelist> + </sect3> + </sect2> + + <sect2 xml:id="x-config-manual-configuration"> + <title>手動による設定</title> + + <para>ハードウェアによっては、<application>&xorg;</application> + の自動設定で適切な設定が行われなかったり、 + 自動設定とは別の設定にしたいときがあります。 + そのような場合のため、 + カスタムコンフィグレーションファイルを作成できます。</para> + + <para>検出されたハードウェアをベースとした、 + <application>&xorg;</application> + のコンフィグレーションファイルを作成できます。 + このファイルは、 + カスタムコンフィグレーションファイルの最初の出発点として有用です。</para> + + <para>以下のようにすると <filename>xorg.conf</filename> + が生成されます。</para> + + <screen>&prompt.root; <userinput>Xorg -configure</userinput></screen> + + <para>このコンフィグレーションファイルは、 + <filename>/root/xorg.conf.new</filename> として保存されます。 + 必要となる変更を行った後、このファイルをテストしてください。</para> + + <screen>&prompt.root; <userinput>Xorg -config /root/xorg.conf.new</userinput></screen> + + <para>新しい設定を調整してテストしたら、 + ファイルに分割して、標準の場所である、 + <filename>/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/</filename> + に置いてください。</para> </sect2> </sect1> @@ -1101,14 +1609,14 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree 以下のように <application>Xfce</application> のエントリを <filename>~/.xinitrc</filename> に追加してください。</para> - <screen>&prompt.user; <userinput>echo "exec /usr/local/bin/startxfce4" > ~/.xinitrc</userinput></screen> + <screen>&prompt.user; <userinput>echo "exec /usr/local/bin/startxfce4 --with-ck-launch" > ~/.xinitrc</userinput></screen> <para>もう一つの方法は <application>XDM</application> を用いる方法です。この方法を使うには、 実行可能な <filename>.xsession</filename> を作成してください。</para> <screen>&prompt.user; <userinput>echo "#!/bin/sh" > ~/.xsession</userinput> -&prompt.user; <userinput>echo "exec /usr/local/bin/startxfce4" >> ~/.xsession</userinput> +&prompt.user; <userinput>echo "exec /usr/local/bin/startxfce4 --with-ck-launch" >> ~/.xsession</userinput> &prompt.user; <userinput>chmod +x ~/.xsession</userinput></screen> </sect2> </sect1> @@ -1117,7 +1625,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree <title>Compiz Fusion のインストール</title> <para>魅力的な 3D 効果を使うと、 - デスクトップコンピュータを使う楽しさが増えることでしょう。</para> + デスクトップコンピュータを使う楽しさがさらに増えることでしょう。</para> <para><application>Compiz Fusion</application> のインストールは簡単ですが、設定の際には、port @@ -1196,7 +1704,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree <programlisting>Section "Extensions" Option "Composite" "Enable" - EndSection</programlisting> +EndSection</programlisting> <para>以下のような <quote>Screen</quote> セクションの場所を見つけてください。</para> @@ -1211,7 +1719,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree 次の二つの行を追加してください。</para> <programlisting>DefaultDepth 24 - Option "AddARGBGLXVisuals" "True"</programlisting> +Option "AddARGBGLXVisuals" "True"</programlisting> <para>あなたが使用したいと考えているスクリーン解像度に対応する <quote>Subsection</quote> を探してください。 @@ -1223,7 +1731,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree <programlisting>SubSection "Display" Viewport 0 0 Modes "1280x1024" - EndSubSection</programlisting> +EndSubSection</programlisting> <para>デスクトップコンポジットで 24 ビットのカラーが必要であれば、上述の subsection @@ -1233,7 +1741,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree Viewport 0 0 Depth 24 Modes "1280x1024" - EndSubSection</programlisting> +EndSubSection</programlisting> <para>最後に、<quote>Module</quote> セクションに <quote>glx</quote> および <quote>extmod</quote> @@ -1249,8 +1757,8 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree (root 権限で) 実行することで自動的に設定できます。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>nvidia-xconfig --add-argb-glx-visuals</userinput> - &prompt.root; <userinput>nvidia-xconfig --composite</userinput> - &prompt.root; <userinput>nvidia-xconfig --depth=24</userinput></screen> +&prompt.root; <userinput>nvidia-xconfig --composite</userinput> +&prompt.root; <userinput>nvidia-xconfig --depth=24</userinput></screen> </sect2> <sect2 xml:id="compiz-fusion"> @@ -1265,7 +1773,7 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree 端末から以下のコマンドを通常のユーザで実行してください。</para> <screen>&prompt.user; <userinput>compiz --replace --sm-disable --ignore-desktop-hints ccp &</userinput> - &prompt.user; <userinput>emerald --replace &</userinput></screen> +&prompt.user; <userinput>emerald --replace &</userinput></screen> <para>使っているウィンドウマネージャ (<application>GNOME</application> では、<application>Metacity</application>) が、 @@ -1281,8 +1789,8 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree 起動時に自動的に実行されるようにすることもできます。</para> <programlisting>#! /bin/sh - compiz --replace --sm-disable --ignore-desktop-hints ccp & - emerald --replace &</programlisting> +compiz --replace --sm-disable --ignore-desktop-hints ccp & +emerald --replace &</programlisting> <para>これを、たとえば <filename>start-compiz</filename> という名前でホームディレクトリに保存して、 @@ -1325,7 +1833,6 @@ DisplayManager.requestPort: 0</scree <para>もしマウスが動作しなければ、 先へ進む前にマウスの設定を行う必要があります。 -<!-- &os; インストールの章の <xref linkend="mouse"/> を読んでください。--> 最近の <application>Xorg</application> では、デバイスの自動認識のため、 <filename>xorg.conf</filename> の <literal>InputDevice</literal> セクションは無視されます。 @@ -1652,10 +2159,10 @@ EndSection</programlisting> 多くの場合は、以下のようなものです。</para> <screen>(EE) NVIDIA(0): Failed to initialize the GLX module; please check in your X - (EE) NVIDIA(0): log file that the GLX module has been loaded in your X - (EE) NVIDIA(0): server, and that the module is the NVIDIA GLX module. If - (EE) NVIDIA(0): you continue to encounter problems, Please try - (EE) NVIDIA(0): reinstalling the NVIDIA driver.</screen> +(EE) NVIDIA(0): log file that the GLX module has been loaded in your X +(EE) NVIDIA(0): server, and that the module is the NVIDIA GLX module. If +(EE) NVIDIA(0): you continue to encounter problems, Please try +(EE) NVIDIA(0): reinstalling the NVIDIA driver.</screen> <para>これは通常 <application>&xorg;</application> をアップグレードした時に起きる現象です。
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