Date: Sat, 28 Feb 2015 15:45:38 +0000 (UTC) From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r46303 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall Message-ID: <201502281545.t1SFjcuk034197@svn.freebsd.org>
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Author: ryusuke Date: Sat Feb 28 15:45:37 2015 New Revision: 46303 URL: https://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/46303 Log: - Merge the following from the English version: r44351 -> r44423 head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml Sat Feb 28 14:40:36 2015 (r46302) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall/chapter.xml Sat Feb 28 15:45:37 2015 (r46303) @@ -3,7 +3,7 @@ The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project - Original revision: r44351 + Original revision: r44423 $FreeBSD$ --> <chapter xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" @@ -54,6 +54,17 @@ </personname> </author> </authorgroup> + + <authorgroup> + <author> + <personname> + <firstname>Allan</firstname> + <surname>Jude</surname> + </personname> + + <contrib>root-on-ZFS に向けた改訂: </contrib> + </author> + </authorgroup> </info> <sect1 xml:id="bsdinstall-synopsis"> @@ -159,6 +170,7 @@ これらのプロセッサの例は、 &intel; &core; 2 Duo, Quad, Extreme プロセッサファミリ、 &intel; &xeon; 3000, 5000, 7000 系のプロセッサ、 + &intel; &xeon; E3, E5 および E7 プロセッサ、 および &intel; &core; i3, i5, i7 プロセッサです。</para> <para>nVidia nForce3 Pro-150 ベースのコンピュータを使用するには、 @@ -1056,6 +1068,23 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/is <guimenuitem>United States of America ISO-8859-1</guimenuitem> キーマップを選ぶとよいでしょう。</para> </note> + + <para>&os; 10.0-RELEASE 以降では、このメニューが拡張されました。 + デフォルトの選択と共に、キーマップのすべて選択項目が表示されます。 + さらに、異なるキーマップを選択した時には、 + ダイアログが表示され、インストールを先に進む前に、 + ユーザがキーマップの試験を行い、適切かどうかを確認できます。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-keymap-10"> + <title>拡張キーマップメニュー</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-keymap-10"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + </sect2> <sect2 xml:id="bsdinstall-hostname"> @@ -1210,17 +1239,22 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/is <sect1 xml:id="bsdinstall-partitioning"> <title>ディスク領域の割り当て</title> - <para>&os; へディスク領域を割り当てるには 3 つの方法があります。 + <para>&os; へディスク領域を割り当てるには 4 つの方法があります。 <emphasis>Guided</emphasis> によるパーティションの分割方法では、 ディスクパーティションを自動的に設定します。 一方 <emphasis>Manual</emphasis> によるパーティションの分割方法は、 高度な知識を持つユーザ向けで、 カスタマイズしたパーティションを作成できます。 - 3 つ目の方法として、シェルを利用し、&man.gpart.8;, &man.fdisk.8;, &man.bsdlabel.8; + &os; 10 以降で利用可能な <acronym>ZFS</acronym> オプションは、 + ブート環境に対応した root-on-ZFS システムを構築します。 + 暗号化された root-on-ZFS システムを構築することもできます。 + その他の方法として、シェルを利用し、 + &man.gpart.8;, &man.fdisk.8;, &man.bsdlabel.8; のようなコマンドラインのプログラムを実行する方法があります。</para> <figure xml:id="bsdinstall-part-guided-manual"> - <title>パーティションの分割に Guided と Manual のどちらを用いるかの選択</title> + <title>パーティションの分割の方法を + Guided, Manual もしくは Shell から選択</title> <mediaobject> <imageobject> @@ -1230,6 +1264,17 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/is </mediaobject> </figure> + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-partmenu"> + <title>Guided, Manual, Shell または + <acronym>ZFS</acronym> パーティションの選択</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-partmenu"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + <para>この章では、 ディスクパーティションをレイアウトする際の検討事項を説明します。 その後、Guided Partitioning および Manual Partitioning screens @@ -1520,8 +1565,8 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/is </itemizedlist> <para>他のパーティション形式に <literal>freebsd-zfs</literal> があります。 - これは &os; ZFS ファイルシステムを含めるためのものです。 - + これは &os; <acronym>ZFS</acronym> + ファイルシステムを含めるためのものです。 <link xlink:href="&url.books.handbook.en;/filesystems-zfs.html"> The Z File System (ZFS)</link> をご覧ください。 利用可能な <acronym>GPT</acronym> @@ -1662,6 +1707,176 @@ Trying to mount root from cd9660:/dev/is <guibutton>[ Finish ]</guibutton> を選択して、 インストールを先に進んでください。</para> </sect2> + + <sect2 xml:id="bsdinstall-part-zfs"> + <title>root-on-ZFS パーティションの自動作成</title> + + <para>root-on-ZFS のインストール時の自動作成は、 + &os; 10.0-RELEASE から対応しました。 + このパーティションのモードは、 + ディスクのすべての領域に対して機能するので、 + ディスク上にあるすべての内容を消去してしまいます。 + インストーラは、<acronym>ZFS</acronym> が 4k セクタを使うように、 + 自動的に 4k の境界にアラインするようパーティションを作成します。 + 512 バイトセクタのディスクでも利用できます。 + 512 バイトのディスクで作成されたプールに、 + 将来ストレージ空間を追加したり、壊れたディスクの置き換えにおいて、4k + セクタのディスクを追加できるようにしておくことにはメリットがあります。 + インストーラはオプションとして、 + GELI ディスクの暗号化にも対応しています。 + <!-- <link + linkend="disks-encrypting-geli">GELI</link> --> + 暗号化を有効にすると、<filename>/boot</filename> + ディレクトリを含む 2 GB + の暗号化されていないブートプールが作成されます。 + ここには、カーネルとシステムを起動するのに必要なファイルが含まれます。 + ユーザがサイズを選択可能な swap パーティションも作成され、 + 残りのスペースが <acronym>ZFS</acronym> プールとして使われます。</para> + + <para>インストーラの <acronym>ZFS</acronym> メインメニューには、 + プールの作成をコントロールする数多くのオプションが用意されています。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-menu"> + <title><acronym>ZFS</acronym> パーティションメニュー</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-menu"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>最も重要なオプションは、 + 仮想デバイスのタイプおよびプールを構成するディスクの選択です。 + 現在のところ、自動の <acronym>ZFS</acronym> インストーラは、 + ストライプモードを除き、 + 単一のトップレベルの仮想デバイスの作成のみに対応しています。 + より複雑なプールを作成するには、<link + linkend="bsdinstall-part-shell">Shell Mode</link> + でプールを作成してください。 + インストーラは、 + ストライプ (推奨されません。冗長性なし)、ミラー + (ベストなパフォーマンス。使用できる容量は最小) および RAID-Z 1, 2 + および 3 (それぞれ 1, 2 および 3 ディスクの同時障害へ対応)、 + といったさまざまなタイプのプールの作成に対応しています。 + プールタイプを選択するとスクリーンの下に説明が表示され、 + 各タイプにおいて必要なディスク数や、RAID-Z の場合には、 + 各設定に対して最適なディスクの数のアドバイスが表示されます。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-vdev_type"> + <title><acronym>ZFS</acronym> プールタイプ</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-vdev_type"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>プールのタイプを選択したら、 + 利用可能なディスクの一覧が表示されます。 + その後、プールを構成するディスクを、1 つまたは複数選択してください。 + 十分なディスクが選択されたかどうか設定が検証されます。 + もし、問題があるようでしたら、 + <guibutton><Change Selection></guibutton> + を選択して、ディスクの一覧にもどってください。 + もしくは、 + <guibutton><Cancel></guibutton> を選択して、 + プールのタイプを変更してください。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-disk_select"> + <title>ディスクの選択</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-disk_select"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-vdev_invalid"> + <title>問題のある選択</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-vdev_invalid"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>この一覧の中に抜けているディスクがある時や、 + インストーラが立ち上がった後にディスクを接続した場合に、 + 最新の利用可能なディスクの一覧を見るには、 + <guibutton>- Rescan Devices</guibutton> を選択してください。 + 間違ったディスクをアクシデントで破壊しないように、 + 適切なディスクが選択されていることを確認するには、 + <guibutton>- Disk Info</guibutton> メニュー選択して、 + 各ディスクのパーティションテーブル、および、 + デバイスモデル番号およびシリアル番号などのさまざまな情報を確認してください。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-disk_info"> + <title>ディスクの解析</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-disk_info"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>メニューでは、プールの名前の入力、4k セクタ制限の設定の無効化、 + 暗号化の有効 / 無効の設定、パーティションテーブルタイプの GPT (推奨) + と MBR の切り替え、スワップ領域の容量を選択することもできます。 + すべてのオプションが適切な値に設定されたら、 + メニューのトップにある <guibutton>>>> Install</guibutton> + オプションを選択してください。</para> + + <para>&man.geli.8; ディスク暗号化を有効にしていたら、 + ディスクを暗号化するのに用いるパスフレーズを 2 度求められます。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-geli_password"> + <title>ディスク暗号化パスワード</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-geli_password"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>インストーラは <acronym>ZFS</acronym> + プールを作成するために選択されたドライブの中身を破棄することの最終確認を行います。</para> + + <figure xml:id="bsdinstall-zfs-warning"> + <title>最終確認</title> + + <mediaobject> + <imageobject> + <imagedata fileref="bsdinstall/bsdinstall-zfs-warning"/> + </imageobject> + </mediaobject> + </figure> + + <para>その後のインストールの過程は、通常通りに進みます。</para> + + </sect2> + + <sect2 xml:id="bsdinstall-part-shell"> + <title>シェルモードによるパーティションの作成</title> + + <para>高度なインストールを行うには、bsdinstall のインタフェースは、 + 柔軟性にかけます。 + パーティションメニューで + <guibutton>Shell</guibutton> オプションを選択すると、 + シェルを使えるようになります。 + ドライブを分割し、ファイルシステムを作成し、&man.fstab.5; + ファイルを <filename>/tmp/bsdinstall_etc/fstab</filename> に作成し、 + <filename>/mnt</filename> + 以下にファイルシステムをマウントしてください。 + 以上を実行したら、 + <command>exit</command> を実行して、 + bsdinstall に戻り、インストールを続け、配布物のセットの展開を開始してください。</para> + </sect2> </sect1> <sect1 xml:id="bsdinstall-final-warning">
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