Date: Mon, 8 Dec 2025 19:37:17 +0900 From: Tomoaki AOKI <junchoon@dec.sakura.ne.jp> To: masa@amogha.jp Cc: bluesky <xlsvx@yahoo.co.jp>, freebsd-users-jp@freebsd.org Subject: Re: 13.5amd =?UTF-8?B?44Kk44Oz44K544OI44O844Or?= Message-ID: <20251208193717.63cc968a8caa91b12d8fdd29@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: <ydlo6o9siv9.fsf@pc06.mar> References: <301859502.1657067.1765126039411@yahoo.co.jp> <ydlo6o9siv9.fsf@pc06.mar>
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青木@名古屋です。 以下、部分ごとにコメントします。 On Mon, 08 Dec 2025 13:22:18 +0900 丸山直昌 <masa@amogha.jp> wrote: > 悸村 様 > > Mon, 8 Dec 2025 01:47:14 +0900 > bluesky <xlsvx@yahoo.co.jp> writes: > > >「バグ」だらけかどうか、私には判断できません。 > > 「バグだらけ」というのは、私の予想に過ぎません。賛成するかどうかは、読む > 方の考え方次第です。私は「パッケージ同士の依存関係すら正しく記述されてい > ないようではバグだらけに違いない」と考えたので、それを書いたまでです。興 > 味が無ければ無視してください。 > > 正確に言えば、chromium 自体のソースと、それをfreebsd用パッケージにするた > めにpackage maintainer が書いたソースの部分があるわけで、パッケージの依 > 存関係がおかしいというのは、後者のソース部分にバグがあることを示している > と思います。 丸山様のひとつ前のポストに関してですが、例えば「www/chromiumを 削除した場合、pkg info -r chromiumで表示される依存物が削除される」 という懸念については、pkgそのものにバグが無ければ、他にも依存して いるものが存在するパッケージは削除されません。 あくまで、automatic 扱い(依存関係で自動的にインストールされたもの)で他の何からも 依存されていなければお掃除してくれる、という位置づけです。 # 例外的に、削除するときの公式メタデータ確認で新しいバージョンが # みつかり、他からも依存されているので更新しようとしたら何らかの # 障害(理由は問いません)が発生してインストールできなかったため、 # あたかも道連れで消える構造になっていたように見えることはあります。 既に修正されていますが、pkgの2.x系への移行初期、このあたりの処理が 壊れていて大変なことになっていました。 また、現行のpkgについての個人的不満もあるのですが、pkgを(公式・ 非公式問わず)portsからビルドする際、記録される依存関係は 「インストールしたものを実行する際に必要(LIB_DEPENDSとRUN_DEPENDS) なもの」についてのみで、「fetch・ビルド・packageに際して必要だった もの」が記録されません。 不具合を再現して原因究明したい場合等には 非常に困ります。 一方、portsではそのあたりの設定がなければビルド不可能なので 必然的に記載自体は存在します。 但し、AがBに依存していて AはBが依存しているCもB経由で使用するという場合、Aのportsには 通常Cへの依存関係は記載されません。 portsでどういう種類の依存関係が定義できるかは(英文ですが) ここに纏っています。 https://docs.freebsd.org/en/books/porters-handbook/makefiles/#makefile-depend > >chromium のように更新頻度の高い package でバージョンを揃えるには作業量が多くなるのでは、とひとり合点で案じ > >たに過ぎず、頻度の高低は無視できるのかも知れず、違うバージョンを入れる必要はさらさら無いのではないでしょうか。 > > ああ、そういうことですか。「セキュリティ」の話ではなくて、作業量の話です > か。 > > 悸村様は pkg add というコマンドをご存知ないのかな?pkg installをやった時 > に /var/cache/pkg に溜まるxxxx.pkg というファイルを全部どこかに保存して > おいて、後で pkg add コマンドを使えば更新頻度の高い・低いに関係なく過去 > の pkg installコマンドの結果は再現できますよね?ただし pkg のブートスト > ラップまで再現しようとすると、 /var/cache/pkg には pkg-xxxx.pkg が溜まら > ないので、明示的にpkg fetch pkg をやっておかないといけません。更にブート > ストラップの完全な再現をやろうとすると、FreeBSD_install_cdrom.conf を参 > 考に/usr/local/etc/pkg/repos/ に適切なファイルを作っておく必要があります。 > そういう話を書いたのですが、ご理解頂け無かったかな? 私は公式pkgをほぼ使っておらず、stable/15環境ではpoudriereでビルド していますが(OSVERSIONの末尾が1上がるだけの変更でも全てをリビルド しようとするのでmain環境では使っていません)、これでビルドしたものを 歴史的な/usr/ports/packages/All以下に都度コピーして、なにかトラブルが 生じたときに手戻りできるようにしています。 # 明らかに大規模な影響が見据えられる場合は/usr/local/と/var/db/等の # snapshotを作成してロールバックできるように備えますが。 > > >もし仮りに論点があるとすればの話ですが、いろいろと論点はかみ合っていないように私には感じられます。 > > そうですね。以前にも同じように悸村様と論点がかみ合わないことがあったよう > な記憶が、、、。 > > -------- > 丸山 直昌 まるやま なおまさ > メールアドレス: masa@amogha.jp > -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI] <junchoon@dec.sakura.ne.jp>help
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