Date: Thu, 8 May 2014 10:46:23 +0000 (UTC) From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> To: doc-committers@freebsd.org, svn-doc-all@freebsd.org, svn-doc-head@freebsd.org Subject: svn commit: r44792 - head/ja_JP.eucJP/books/handbook/kernelconfig Message-ID: <201405081046.s48AkNbt046276@svn.freebsd.org>
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Author: ryusuke Date: Thu May 8 10:46:22 2014 New Revision: 44792 URL: http://svnweb.freebsd.org/changeset/doc/44792 Log: o Refine Translation. o Rewrap line. o Correct typo. o Whitespace cleanup. Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/kernelconfig/chapter.xml Modified: head/ja_JP.eucJP/books/handbook/kernelconfig/chapter.xml ============================================================================== --- head/ja_JP.eucJP/books/handbook/kernelconfig/chapter.xml Thu May 8 05:35:41 2014 (r44791) +++ head/ja_JP.eucJP/books/handbook/kernelconfig/chapter.xml Thu May 8 10:46:22 2014 (r44792) @@ -23,7 +23,7 @@ </author> </authorgroup> </chapterinfo> ---> + --> <title>FreeBSD カーネルのコンフィグレーション</title> @@ -41,7 +41,7 @@ <para>カーネルは &os; オペレーティングシステムの中核をなすものです。 カーネルは、メモリ管理、セキュリティ制御の強制、ネットワーク、 ディスクアクセスなどを担っています。 - &os; は動的に構成することができるようになっていますが、 + &os; の大部分は動的に構成することができるようになっていますが、 まだ、時にはカスタムカーネルを設定してコンパイルする必要があります。</para> <para>この章では、以下のことを扱っています。</para> @@ -89,15 +89,17 @@ <para>今日では、&os; カーネルのかなりの機能はモジュールに含まれるようになり、 必要に応じて動的にカーネルに組み込んだり外したりできるようになりました。 - この移行により、動いているカーネルが新しいハードウェアに迅速に対応したり、 + この移行により、 + 動作しているカーネルが新しいハードウェアに迅速に対応したり、 カーネルに新たな機能を取り入れられるようになります。 - このようなカーネルは、モジュラ (modular) - カーネルと呼ばれます。</para> + このようなカーネルは、モジュラ (modular) カーネルと呼ばれます。</para> - <para>しかしながら、いまだにいくらかは静的にカーネルを構成する必要があります。 + <para>しかしながら、 + いまだにいくらかは静的にカーネルを構成する必要があります。 機能がカーネルとあまりに密接に結びついているため、 動的に組み込むことができない場合があるためです。 - セキュリティ的に、カーネルモジュールを読み込んだり外すことができず、 + 環境によっては、セキュリティの観点から、 + カーネルモジュールを読み込んだり外すことができず、 必要となる機能を静的にカーネルにコンパイルしなければならない場合もあります。</para> <para>システムに合わせたカーネルを構築することは、多くの場合、 @@ -106,7 +108,7 @@ システムに利益をもたらします。 広範囲のハードウェアをサポートしなければならない <filename>GENERIC</filename> カーネルとは異なり、カスタムカーネルは、 - 使用しているコンピュータのハードウェアのみをポートするように、 + 使用しているコンピュータのハードウェアのみをサポートするように、 必要のない機能を省くことができます。これは、 次にあげるような利益をもたらします。</para> @@ -160,7 +162,8 @@ following line in &man.loader.conf.5;: <literal>if_ath_load="YES"</literal> を追加すると、 起動時にモジュールが読み込まれるようになります。</para> - <para>対応するモジュールが <filename>/boot/kernel</filename> に存在しないこともあります。 + <para>対応するモジュールが <filename>/boot/kernel</filename> + に存在しないこともあります。 特定のサブシステムでは、ほとんど多くの場合存在しません。</para> </sect1> @@ -175,7 +178,7 @@ following line in &man.loader.conf.5;: </author> </authorgroup> </sect1info> ---> + --> <title>システムのハードウェアについて知る</title> <para>カーネルコンフィグレーションファイルの編集を始める前に、 @@ -192,7 +195,6 @@ following line in &man.loader.conf.5;: <application>システム</application> アイコンを使って、 <application>デバイスマネージャ</application> にアクセスできます。</para> - </note> <para>インストールされているオペレーティングシステムが &os; @@ -259,30 +261,35 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardw --> <title>コンフィグレーションファイル</title> - <para> カスタムカーネルのコンフィグレーションファイルを作成し、 - カスタムカーネルを構築するのであれば、 + <para>カスタムカーネルのコンフィグレーションファイルを作成し、 + カスタムカーネルを構築するには、 &os; の全ソースツリーがまずインストールされている必要があります。</para> - <para>もし、<filename>/usr/src/</filename> + <para>もし <filename>/usr/src/</filename> が存在していなかったり、空であれば、 カーネルのソースはインストールされていません。 <xref linkend="svn"/> で説明した <application>Subversion</application> - を使ってソースをインストールできます。</para> + を使ってソースをインストールしてください。</para> <para>ソースをインストールしたら、 <filename>/usr/src/sys</filename> を確認して下さい。 - このディレクトリには、サブディレクトリがいくつもあります。 - その中には、サポートされている各アーキテクチャである、<filename>amd64</filename>, <filename>i386</filename>, <filename>ia64</filename>, <filename>pc98</filename>, <filename>powerpc</filename> および <filename>sparc64</filename> のサブディレクトリがあります。 + このディレクトリには、いくつものサブディレクトリがあります。 + その中には、サポートされている各アーキテクチャ + <filename>amd64</filename>, + <filename>i386</filename>, <filename>ia64</filename>, + <filename>pc98</filename>, <filename>powerpc</filename> および + <filename>sparc64</filename> のサブディレクトリがあります。 各アーキテクチャのディレクトリ内部にあるファイルはすべてそのアーキテクチャでのみ使用されます。 残りのコードは、アーキテクチャに依存しない、 すべてのプラットフォームで共有されるコードです。 - サポートされている各アーキテクチャには、<filename>conf</filename> サブディレクトリがあり、 + サポートされている各アーキテクチャには、 + <filename>conf</filename> サブディレクトリがあり、 そのアーキテクチャ用の <filename>GENERIC</filename> カーネルコンフィグレーションファイルが用意されています。</para> <para>この <filename>GENERIC</filename> は編集しないでください。 - このファイルを別名でコピーし、コピーを編集してください。 + かわりに、このファイルを別名でコピーし、コピーを編集してください。 慣習として、この名前はすべて大文字でつづられます。もし、 いくつかの異なるハードウェアの &os; マシンを扱うなら、 この名前にホスト名を含めるとよいでしょう。ここでは、例として @@ -330,7 +337,7 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardw カーネルにサポートを残したままにしてください。</para> </warning> - <para>このファイルで与えられる説明の他に、 + <para>このファイルで与えられる説明の他に、 そのアーキテクチャの <filename>GENERIC</filename> と同じディレクトリにある <filename>NOTES</filename> にも説明があります。 @@ -342,7 +349,7 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardw ファイルのバックアップを <filename>/usr/src</filename> 以外の場所に保存してください。</para> - <para>もしくは、カーネルコンフィグレーションファイルは他の場所において、 + <para>または、カーネルコンフィグレーションファイルは他の場所において、 シンボリックリンクを張る方法もあります。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/src/sys/amd64/conf</userinput> @@ -354,10 +361,10 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardw <para>コンフィグレーションファイルでは <literal>include</literal> ディレクティブを利用できます。 コンフィグレーションファイルに他のファイルを取り込むことができるので、 - すでに存在するファイルに対する小さな変更を簡単に維持できます。 + すでに存在するファイルに対する小さな変更の管理が簡単にできます。 オプションやドライバの追加が少しだけの場合には、 以下の例のように <filename>GENERIC</filename> - からの差分だけの管理が可能になります。</para> + からの差分による管理が可能になります。</para> <programlisting>include GENERIC ident MYKERNEL @@ -365,8 +372,7 @@ ident MYKERNEL options IPFIREWALL options DUMMYNET options IPFIREWALL_DEFAULT_TO_ACCEPT -options IPDIVERT -</programlisting> +options IPDIVERT</programlisting> <para>この方法では、ローカルのコンフィグレーションファイルには、 ローカルにある <filename>GENERIC</filename> @@ -1205,7 +1211,7 @@ device fwe # Ethernet <sect1 xml:id="kernelconfig-building"> <title>カスタムカーネルの構築とインストール</title> - <para>編集したカスタムコンフィグレーションファイルを保存したら、 + <para>カスタムコンフィグレーションファイルを編集して保存したら、 カーネルのソースコードを以下の手順でコンパイルしてください。</para> <procedure> @@ -1228,11 +1234,11 @@ device fwe # Ethernet </step> <step> - <para>指定したカーネルコンフィグレーションファイルで作成された新しいカーネルをインストールします。 - 以下のコマンドは、新しいカーネルを - <filename>/boot/kernel/kernel</filename> に、 - 今までのカーネルを <filename>/boot/kernel.old/kernel</filename> - という名前で保存します。</para> + <para>指定したカーネルコンフィグレーションファイルでコンパイルされた新しいカーネルをインストールします。 + 以下のコマンドは、新しいカーネルを + <filename>/boot/kernel/kernel</filename> に、 + 今までのカーネルを <filename>/boot/kernel.old/kernel</filename> + という名前で保存します。</para> <screen>&prompt.root; <userinput>make installkernel KERNCONF=<replaceable>MYKERNEL</replaceable></userinput></screen> </step> @@ -1259,8 +1265,7 @@ device fwe # Ethernet <programlisting>MODULES_OVERRIDE = linux acpi</programlisting> - <para>また、以下の変数は、 - 構築を行わないトップレベルのモジュールを指定します。</para> + <para>また、以下の変数は、構築を行わないモジュールを指定します。</para> <programlisting>WITHOUT_MODULES = linux acpi sound</programlisting> @@ -1274,7 +1279,7 @@ device fwe # Ethernet <sect1 xml:id="kernelconfig-trouble"> <title>問題が起きた場合には</title> - <para>カスタムカーネルを作る場合に起きるトラブルは、 + <para>カスタムカーネルを作る際に起こりうるトラブルは、 次の 4 種類に分けられます。</para> <variablelist> @@ -1301,10 +1306,10 @@ device fwe # Ethernet 通常、カーネルコンフィグレーションファイルにおいて、 <command>config</command> がとらえられなかったような間違いをしています。 - コンフィグレーションファイルを見直してください。 - それでも問題を解決することができなければ、 - &a.questions; - へカーネルコンフィグレーションファイルをつけてメールしてください。</para> + コンフィグレーションファイルを見直してください。 + それでも問題を解決することができなければ、 + &a.questions; + へカーネルコンフィグレーションファイルを添付して送ってください。</para> </listitem> </varlistentry> @@ -1329,7 +1334,7 @@ device fwe # Ethernet 再び構築を試みてください。 <filename>/var/log/messages</filename> にはすべての成功した起動時のカーネルメッセージの記録があり、 - これは助けになる情報の一つでしょう。また、 + これは問題を解決するための助けになる情報の一つでしょう。また、 &man.dmesg.8; は現在の起動時のカーネルメッセージを出力します。</para> <note> @@ -1363,7 +1368,7 @@ device fwe # Ethernet 修正するには、カーネルと同じバージョンのソースツリーで <link linkend="makeworld">world を再構築し、インストール</link> してください。 - これは、カーネルとそれ以外で異なるバージョンを組み合わせてオペレーティングシステムを使用することは推奨されていません。</para> + カーネルとそれ以外で異なるバージョンを組み合わせてオペレーティングシステムを使用することは推奨されていません。</para> </listitem> </varlistentry> </variablelist>
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